紫微家

財帛宮の天刑

財帛宮の天刑星(てんけいせい)を持つと、お金は専門性の高さで稼ぎます。基準どおりに料金をいただき、契約に沿って進め、技術に見合った対価を得て、人情で値を決めることはあまりありません。請求や価格ははっきり伝えます。

七殺遷移甲寅天同疾厄乙卯太陽子女丁巳破軍夫妻戊午天機兄弟己未紫微天府命庚申太陰父母辛酉貪狼福徳身壬戌巨門田宅癸亥廉貞天相官禄甲子天梁奴僕乙丑武曲廟天刑財帛宮丙辰木三局命主 廉貞 身主 文昌陽男
サンプル命盤:財帛宮の天刑(あなたの命盤ではありません)

稼ぐのは、口にして説明できる値段です

収入は、ある基準に対応していることが多いでしょう。専門報酬、技術料、規範に沿って価格を決める案件など。顧客に、なぜこの値段かと聞かれても、根拠を説明できます。

その場の雰囲気や人情に頼る商売はあまりしません。はっきり決めて約束どおりに進めてこそ安心でき、そのおかげで、あとでお金のことでもめる種も大きく減ります。

罰則をよく見ずに署名する

契約を読むのが速すぎて、要点は金額だと思い込みます。本当にお金がかかるのは、納期遅れ、違約、検収の条項です。

基準を固く言いすぎて、顧客が相談したいのに、答えを一つしか出さず、案件の話が進みません。

決まりを守るために費用がかさみます。設備、認証、手順を整えるので、請求は他人より高くなるのに、効果はすぐには見えません。

基準を見積もりに書く

見積書に、範囲、工期、検収の方法を明記します。はっきり書くほど、あとが楽になります。

署名の前に罰則を最後まで読み、分からなければ質問します。罰則は、利益を最も食いやすいところです。

基準はそのまま守りながら、言い方は少し柔らかくします。顧客を言い負かすより、仕事をきちんと仕上げることが大切です。

修正や追加は毎回記録します。次の見積もりに根拠ができ、毎回ゼロから推測しなくて済みます。

丑の刻生まれなら、天刑星は財帛宮にあります

丑の刻(午前1時から3時)生まれなら、天刑星は決まって財帛宮に入り、このとき天姚星(てんようせい)はちょうど命宮にあります。人当たりがよく人付き合いも上手だと思われていても、お金の話になると一つひとつ決まりどおりに進め、親しい人でも同じです。

主星が、お金をどんな決まりで動かすかを決めます。武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、帳簿は小数点まで正確で、貸したお金もきちんと覚えています。天府星(てんぷせい)と同じ宮なら、守りを重んじ、お金を使う前に予算表を見ます。貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、稼ぎたい機会はたくさんありますが、天刑星がここでブレーキをかけ、決まりに合わないお金には手を出しません。

お金の決まりに陀羅・火星・地空・化忌が重なるとき

陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、受け取るはずのお金が遅れ、あなたも見逃さないので、行ったり来たりの催促に使う時間のほうが、そのお金より高くつきます。火星(かせい)が同じ宮にあると、お金の判断が速く、約束に合わない条項を見るとその場で断り、ときにはまだ話せた商談まで一緒に押し返します。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、立てた貯金計画は完璧でも、一、二か月で止まってしまうので、計画は小さく分けてこそ最後まで続きます。

化忌(かき)が財帛宮の主星につくと、ひとつの支払いが規定や手続きで引っかかりがちです。領収書の書き方が違う、契約書の判がひとつ足りない、といったことです。必要な書類を一覧にして一度にそろえ、毎回ひとつずつ足すのはやめましょう。

財帛宮に天刑星があると、稼ぐのは大変なのか

財帛宮に天刑星があるのを見て、お金が入るのに苦労すると聞き、一生楽に稼げないのではと心配する人がいます。この宮の天刑星が示すのは、お金の多くが専門と規範から来て、参入の難しさで食べていくということで、まずは腕を磨き、言い値で払ってくれる人が出るところまで行く必要があります。最初が大変なのは本当ですが、いったん参入の壁ができれば、客はあまり値切らず、収入は人情頼みのお金よりかえって安定します。知り合いに値引きを頼まれたときのために、決まった知人価格を先に決めておきましょう。一度伝えれば、人情のたびに譲る必要はありません。