紫微家

兄弟宮の天刑

天刑星(てんけいせい)が兄弟宮に入ると、きょうだい、同期、ルームメイトの間で決まりに厳しく、決まりをめぐる言い争いも起きやすくなります。譲れない線が必ずあります。仲は悪くないことが多く、ただ真面目すぎるのです。きょうだい本人の性格は、その人自身の命盤で見ます。

廉貞子女甲寅夫妻乙卯天同命丁巳武曲天府父母戊午太陽太陰福徳己未貪狼田宅庚申天機巨門官禄辛酉紫微天相奴僕壬戌天梁遷移癸亥七殺疾厄甲子財帛身乙丑破軍旺天刑兄弟宮丙辰土五局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:兄弟宮の天刑(あなたの命盤ではありません)

あなたたちの間では筋が通ることが大切です

誰が先に言ったか、誰が約束どおりにしなかったか、誰が責任を負うか。きょうだいや同期との間で、小さなことで長く言い争うことがあります。けんか好きというわけではなく、原則は譲れないと感じているからです。

決まりをはっきり言う役になることが多くなります。あなたがいれば、物事があいまいにならないのが普通です。一方で、周りには口を出しすぎと見られることもあります。

正しさで最後まで争う

理屈では勝っても、相手の記憶に残るのは態度で、次からは相談されなくなります。

一度約束を破られると、その人を分類して、以後は壁を一枚隔てたような付き合いになり、関係が戻りにくくなります。

皆のために決まりを作っても、先に皆に聞いていないので、基準が良くても、他の人には管理されていると感じられます。

決まりは一緒に作る

共同のことは、最初にやり方、分担、期限を決めて書き出します。あとから蒸し返すと、傷つくのは気持ちです。

言い争うなら事柄について言い争います。このやり方をどう変えるかを話し、相手がどんな人かまでは持ち出しません。

他人にも少し余地を残します。たまに一度できなかったときは、まず理由を聞いてから、追及するかを決めます。

不満は、我慢して爆発させるより、早めに言うほうが良いのです。

辰の刻生まれなら、天刑星は兄弟宮にあります

天刑星が命宮から見てどの宮に入るかは時刻だけで決まり、辰の刻(午前7時から9時)生まれなら、天刑星は決まって兄弟宮に入ります。このとき天姚星(てんようせい)は田宅宮にあり、同世代の間では決まりにこだわるのに、家に帰るといちばん話の通じる人になりがちです。

同じ宮の主星によって、こだわる対象が変わります。武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、気にするのはお金の分け方が公平かどうかで、勘定は一の位まで合わせます。天機星(てんきせい)と同じ宮なら、気にするのはやり方が理にかなっているかどうかで、ひとつの手順をめぐってきょうだいと長く議論します。太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、決まりの多くは家族の世話に向かい、誰が実家に帰って親に付き添うか、誰がお金を出すか、心の中で順番が決まっています。

同世代の間の決まりに火星・地劫・化忌が重なるとき

火星(かせい)が同じ宮にあると、きょうだいに決まりの話をするときに怒りが早く上がり、小さなことでその場で昔の話を蒸し返し、言い終わってから自分でも後悔します。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、みんなのために決めた分担がよく空振りし、抜ける人も忘れる人もいて、あなたは骨折り損のうえに後始末までします。

化忌(かき)が兄弟宮の主星につくと、きょうだいの間では、約束したのに守られなかった一件が引っかかりがちで、あなたは覚えていて、相手は忘れています。その一件だけを取り出して話し、それ以前のことはついでに清算しないでください。話す前に自分が望む結果を決めておき、そこまで話せたら切り上げましょう。

兄弟宮に天刑星があると、きょうだいのもめごとが多いのか

兄弟宮に天刑星があるのを見て、きょうだいの間で一生言い争いが絶えないのではと心配する人がいます。この宮の天刑星が示すのは、同世代の間で公平さと約束をとくに気にかけるということで、摩擦はたいてい「誰が決めたとおりにしなかったか」から始まります。誰かがわざとあなたに逆らっているわけではありません。あなたにできるのは、どうしても守るべきことと、話し合えることを分けることです。前者は守り、後者は少し譲れば、きょうだいの間の言い争いは半分に減ります。次に小さなことで言い争いになったら、その決まりがどちらに入るのかを、まず自分に聞いてみましょう。