疾厄宮の天刑
疾厄宮の天刑星(てんけいせい)を持つと、自分を張り詰める習慣があります。やり抜くこと、きちんとやることを自分に求め、たまったストレスは、まず体の反応として現れることが多くなります。たいていは自分を許さなさすぎるのです。
自分をとても張り詰めています
やめると言うのが苦手です。事が終わっていない、基準に届いていないと、疲れていても持ちこたえます。体のサインは受け取っているのに、よく後回しにします。
疲れは少しずつたまっていきます。毎週の緊張が重なり、休みになってやっと全部ゆるみ、そのとき初めて、とっくに消耗していたと気づきます。
無理に耐えるのを実力と思う
休むことを怠けと考え、まだできるうちは止まらず、睡眠や何もしない時間はずっと後回しで、体に回復する時間がありません。
少しでもうまくいかないと自分を責め、心の消耗が、物事そのものより疲れます。
耐えられなくなってから対処すると、小さな問題が、より多くの時間とお金のかかる事になります。この出費は本来省けるものです。
緩める時間を決まりにする
毎日、外に責任を持たない時間を少し取ります。散歩、ストレッチ、何もしないのでも構いません。決まった緩みは、その場しのぎの埋め合わせより効きます。
調子が悪いときは、専門家に任せ、自分で先延ばしにしません。早く対処するほど、回復も早くなります。
自分に八十点を許します。毎回満点を求めると消耗が大きいので、まず続けていける自分を大切にします。
早めに自分をいたわるほうが、あとで取り戻すより楽です。
子の刻生まれなら、天刑星は疾厄宮に入ります
子の刻(午後11時から午前1時)生まれの人は、天刑星が決まって疾厄宮に入ります。天刑星が命宮から見てどこに入るかは時刻だけで決まるので、同じ時刻に生まれた人は、何月生まれでも天刑星が同じ宮にあります。
疾厄宮の天刑星は、自分の体にもひとつの決まりを持たせますが、その決まりは踏ん張ることばかりで、止まることは扱いません。主星によって踏ん張り方が変わります。太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、昼間は自分を限界まで使い、夜になってから疲れに気づきます。巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、言いたいことを言わずにため込み、張りつめた感じが体にこもります。天機星(てんきせい)と同じ宮なら、考えが止まらず、休んでいても次のことを考えています。
疾厄宮の天刑星に擎羊・鈴星・地劫・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、運動でも仕事でも力を入れすぎ、動作が急になるので、いちばん必要なのはペースを落とし、区切って進めることです。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、ストレスが音もなくたまり、見た目には分からなくても生活リズムが少しずつ崩れ、気づいたときにはしばらく眠りが浅い日が続いています。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、体を整えるための物をたくさん買っても使う時間が取れず、買うより大切なのは時間を空けることです。
化忌(かき)が疾厄宮の主星につくと、生活リズムのことでひとつ、何度直してもうまくいかないものがあります。毎晩十時に寝るといった厳しい決まりを作るより、まずはできる決まりを作りましょう。今日は昨日より三十分早く明かりを消す、といったものです。
疾厄宮に天刑星があると、体が弱いのか
疾厄宮に天刑星があるのを見て、自分は体質が弱いのではと心配する人がいます。当サイトの読み方では、この宮の天刑星は、自分への要求が高く、無理を続ける癖があるので、人より疲れをためやすいことを示しているだけで、生まれつき体が弱いという意味ではありません。体の状態は実際の検査と医師の判断を基準にしてください。あなたの自律心は財産です。それを睡眠と休息を守るために使えば、仕事を急ぐのに使うのと同じくらい効果があります。たとえば毎週一日は残業しないと決めれば、あなたは誰よりもそれを守れます。