田宅宮の天刑
田宅宮の天刑星(てんけいせい)を持つと、家の決まりが多めです。物をどこに置くか、何時に何をするかが心の中にあり、家族にもそのとおりにしてほしいと望みます。家は整っていて、境界がはっきりしていることが多くなります。
家に秩序があります
家の中の段取りが具体的です。物は元の場所に戻す、共用スペースは整えておく、直すべきものは放っておかない。秩序があって初めて、住み心地がよくなります。
人に段取りを勝手に動かされるのも好みません。家族が何気なく置いたものを、思わず直したくなります。それがあなたの秩序を崩すからです。
家が決まりを重んじる場所になる
整えるために暗黙の決まりをたくさん作り、家族は覚えられないうえに、見張られていると感じます。
散らかっていれば口に出し、家族がきちんと保っているのは言わないので、長く続くと、皆があなたを付き合いにくい人としか思いません。
人のやり方が悪いと感じて自分でやってしまい、終わってから報われないと感じます。
決まりは一緒に作り、緩める一角を残す
必要な決まりは言葉にして一緒に決めます。たとえば共用スペースをどう保つか、物をどう戻すか。数は少なく、はっきり伝えれば十分です。
整えなくてもよい一角を残します。あなたの机、家族の部屋など、それぞれが自分の分を管理します。
家族ができたときは言葉にして伝えます。家は帰って休む場所で、秩序が毎日の検査にならないようにしましょう。
申の刻生まれなら、天刑星は田宅宮に入ります
天刑星が命宮から見てどこに入るかは時刻だけで決まり、申の刻(午後3時から5時)生まれなら、天刑星は決まって田宅宮に入ります。このとき天姚星(てんようせい)は疾厄宮にあり、外ではのびのびしているのに、家ではすべてが整っていないとよく眠れません。
主星が違えば、家の決まりも違います。天府星(てんぷせい)と同じ宮なら、家の財産を重んじ、書類、通帳、保険証券を分けてしまい、誰が使うときにもすぐ見つかります。巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、家では物言いがまっすぐで、気に入らないことはその場で言います。天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、家の決まりは多くないものの、食事と寝起きの時間は決めておきたい人です。太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、家でもじっとしていられず、修理も家事の段取りも家のルール作りも、あなたがしています。
家の天刑星に擎羊・鈴星・地劫・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、家の秩序のために家族とぶつかり、物が元の場所にないと腹を立て、家族は家に帰ると検査されているように感じます。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、家族が決まりを守らなくてもまず我慢し、我慢しきれなくなったある日に一度に爆発するので、家族にはわけが分かりません。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、家をきちんと整えるためにかなりのお金を使い、収納や修繕が次々に続くのに、使い勝手は思ったほどではありません。
化忌(かき)が田宅宮の主星につくと、家のことでひとつ、書類や規定に引っかかるものがあります。所有権の登記、賃貸契約の条項、管理組合の規約などです。一日取って関係する書類を全部広げて見直し、聞くべきことは一度に聞いて、答えは同じ一冊のノートに書き留めておきましょう。
田宅宮に天刑星があると、家を買うともめるのか
田宅宮に天刑星があるのを見て、家の購入や賃貸で面倒に巻き込まれるのではと心配する人がいます。この宮の天刑星が示すのは、住まいの決まり、書類、条項をとくに気にかけるということで、その気づかいそのものが身を守ります。契約前に一条ずつ読み、分からなければ聞き、物件の状態を写真に残すことは、あなたならもともとできます。そのとおりにすれば、面倒の多くは署名の前に防げます。家を買う前には管理組合や近所の人にも聞いてみましょう。地域の決まりは、たいてい契約書には書かれていません。