財帛宮の地空星が表すもの
財帛宮の地空星(ちくうせい)を持つ人は、お金にあまりこだわらず、不安にもなりにくいのですが、急にまとまったお金が出ていくことがよくあります。お金が入りやすいときも、あまり手元に残さず、積み上がりが少なくなります。
資産運用はあまり研究せず、暮らしていければよいと考えるので、不安は大きく減ります。ただ突発の事態に出会うと、手元に回せるお金があまりありません。
お金を追わず、あまり残さない
お金への態度はゆるめで、足りていればよく、少し多く稼ぐために自分を縛りたくありません。お金のために人と決裂することもありません。割に合わないと思うからです。
収入には臨時収入的な性格があり、突然まとまって入っては、突然途切れます。慣れているので慌てませんが、そのせいでずっと蓄えがありません。
お金が知らないうちに消える
家計簿の習慣がなく、お金がどこへ行ったかよく分かりません。預金を見て初めて、一部が減っていたと気づきます。
投資を感覚で行い、コンセプトに心を動かされても、裏付けの確認と損切りが足りず、一回で数か月分の積み上げが消えます。
まず土台を作る
決まった額を貯め、決まって記帳します。精密に計算する人になる必要はなく、目に見える数字が一つあれば、思いがけない事態に出会ったときに、手元に回せるお金が残ります。
投資の前に三つ自分に問います。お金はどこから来るか、リスクはどこにあるか、損したらどうするか。一度ゆっくり進めれば、長く取り戻す必要はありません。
財帛宮の地空星、同じ宮の主星でお金が抜ける場所が変わります
天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、稼ぎ方は気楽さ重視で足りれば十分と考え、お金はたいてい自分が心地よくなることに使うので、月末には何に使ったのか分からなくなりがちです。天機星(てんきせい)と同じ宮なら、稼ぐアイデアを思いつくのは得意で、副業や投資が次々に出てきますが、本当に形になるものは多くありません。廉貞星(れんていせい)と同じ宮なら、お金はよく体面や付き合いに使われ、ごちそうや贈り物には気前がよく、計算すると稼ぐより早く出ていきます。
太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、お金を使うのはたいてい人のためで、ごちそうも立て替えも快く引き受けるのに、自分の帳尻はよく合わなくなります。
財帛宮に主星がなく地空星だけのときは、向かいの福徳宮の星を借りて読みます。お金の使い方は気分しだいになりやすく、気分がよくても悪くても使うので、我慢するより、毎月使える金額を先に決めておくほうが役に立ちます。
お金に擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が財帛宮に同居すると、気に入らないお金は要らないとあっさり断り、本当に割に合わないこともあれば、意地を張っているだけのこともあります。陀羅星(だらせい)が同居すると、受け取るべきお金の催促を先延ばしにし、損切りすべき投資も売らずに引きずります。火星(かせい)が同居すると、新しい稼ぎの話に衝動的になり、説明を聞いたその日に乗りたくなるので、三日冷静になってから決めましょう。
財帛宮の主星に化忌(かき)がつくと、あるお金のことがずっと気にかかり、たいていはなぜ減ったのか納得できないお金です。そのお金の始まりから終わりまでの経緯を書き出し、経緯がはっきりしてから、取り戻すのか、あきらめるのか、別の方法で処理するのかを決めましょう。
財帛宮の地空星、投資に向いているのか
財帛宮に地空星があり、さらに武曲星(ぶごくせい)や火星もあると、投資に向かず、入れたお金が消えてしまうのかと聞かれることがよくあります。財帛宮の地空星は、あなたがコンセプトや将来像に心を動かされやすく、数字への根気が少なめだという意味で、投資すれば損をするのではなく、人より決まったルールが必要だということです。まず失っても困らない小さなお金で一年試し、売り買いのたびに理由を書き留めておけば、一年後に見返したとき、自分の判断が当たっていたかどうかが分かります。