官禄宮の地空星が表すもの
官禄宮の地空星(ちくうせい)を持つと、仕事が学んだことと完全には一致しないことが多く、キャリアも一直線ではありません。あなたの強みは発想ですが、一つの事をやり終えないうちは、発想はただの発想のままです。
手順に縛られるのが苦手で、事が繰り返しになり、意味が見えなくなると気が散ります。とても真面目で、方向が見えて初めて動き出せます。
道筋はまっすぐではないが、幅は広い
キャリアは、分野をまたぐことが多く、いくつかの異なることをやってきて、無関係に見えても、実はすべてあなたの判断力を積み上げています。ただ、自分でそれらをつなげて語る必要があります。
発想、企画、事業転換が求められる職務のほうが、定型業務より合います。細部に縛られると、すぐにやる気を失います。
あちこち飛び回り、何も積み上がらない
どの仕事にも長くおらず、おかしいと思えば辞め、履歴書は豊富でも、専門性に厚みがありません。
アイデアは多いのに、一つもやり終えておらず、人には、話がうまい人としか見えません。アイデアは全部実現しなくてよいので、せめて一つはやり終えて、言ったことを実行する人だと分かってもらいます。
一つを選んで、三年やり抜く
本当に嫌ではない事を一つ見つけ、三年やってから見直します。選択肢はもう十分にあり、足りないのは成果です。
発想を一つの作品にします。人より遠くが見えても、人が覚えているのは、あなたが本当に作り上げた一つです。
官禄宮の地空星、同じ宮の主星で仕事の空回りが変わります
太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、仕事に打ち込み、チームのために尽くすのに、たくさんやっても気づかれず、成果が他人のものになりがちです。天府星(てんぷせい)と同じ宮なら、ひとつの場所で腰を据えて働きたいのに、地空星のせいで急につまらなく感じ、別の道に移りたくなります。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、人の面倒を見たり新人を育てたりするのが好きで、仕事の意味が給料より大事です。
地空星が官禄宮にあると、文昌星(もんしょうせい)は決まって次の田宅宮に入ります。家で考え事をしたり書き物をしたりすることが多く、仕事のアイデアの多くは家で生まれるので、在宅勤務もあなたにはそれほど難しくありません。
仕事に擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が官禄宮に同居すると、仕事に意味がないと感じたとたん、次の仕事も決まっていないのにひと言で辞めてしまいがちです。陀羅星(だらせい)が同居すると、転職したいのに踏み切れず、好きでないポストに何年もとどまります。火星(かせい)が同居すると、仕事の変化は急に来て、思い立ったら業界を変え、準備はあとから補います。
官禄宮の主星に化忌(かき)がつくと、仕事でずっと手放せないことがあり、たいていは思うような成果が出せないことです。これは気がかりで、仕事ができないという意味ではありません。似たことをやったことのある人に、当時どこでつまずいたかを聞いてみると、回り道をひとつ減らせることがよくあります。
官禄宮の地空星、勉強を続けるか、先に働くか
官禄宮に地空星と地劫星(ちこうせい)があって仕事がずっとうまくいかないので、大学院に行くか公務員試験を受けるべきか、という相談がよくあります。官禄宮の地空星は、あなたが意味を感じられないと続けられず、キャリアがまっすぐ進まないことが多いという意味です。学び直しはひとつの道ですが、今の仕事から逃げたいだけなら、学び終えても同じ問題に戻ってきます。学びたい科目とやりたい仕事がどうつながるかを書き出し、書けたら申し込みましょう。書けなければ、まずその分野で働いている人と一度話してみてください。働きながら授業をひとつ取って、試してみるのもよい方法です。