父母宮の地空星が表すもの
父母宮の地空星(ちくうせい)を持つと、親や先生との間は淡く、考え方もよく違います。家にはあまり頼らず、そのため自立していますが、後ろ盾も少なく、事があれば自分で決めるしかありません。
親に甘えて慰めてもらうことはあまりなく、世話をされることにも慣れていません。長く続くと、相手もあなたは何も必要としていないと思い、関係は決まりきったあいさつだけになり、双方とも本当の話に触れません。
距離が遠く、あまり頼り合わない
親との関係は淡いほうです。衝突するとは限らず、ただ深い話をあまりしません。自分で事を処理する習慣があり、戻ってこぼすこともあまりありません。
あなたの考えは、上の人の期待と同じ線上にないことが多く、話しても交わらず、長く続くと話さなくなります。親や目上の人本人がどんな人かは、その人自身の命盤で見ます。
淡すぎて、頼れるものがない
自立を、連絡しなくてよいことと考え、長く家に帰らず、戻りたくなったときには、関係はもう遠くなっています。
争いたくなくて何も言わないと、双方とも相手は気にしていないと思い、話したくなったときには、どの一言から始めればよいか分からなくなっています。
距離はあってもよいが、連絡は絶やさない
定期的にあいさつを一度し、大きな話はしなくて構いません。相手に賛同する必要はなく、自分がまだここにいると知らせれば十分です。
自分のことを一つ話します。成果が出てから電話しようと待たず、目的のない電話一本で十分です。
父母宮の地空星、同じ宮の主星で目上との距離が変わります
紫微星(しびせい)と同じ宮なら、目上の人はあなたに期待を寄せるのに、あなたはそれが自分の望みではないと感じ、話がかみ合いません。天府星(てんぷせい)と同じ宮なら、家が与えてくれる資源は少なくないのに、あなたはあまり使いたがらず、自分でやるほうを選びます。巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、目上の人との会話は少なくないのに、考え方が違いすぎて、話の途中でもう話したくなくなることがよくあります。
地空星が父母宮にあると、文昌星(もんしょうせい)は命宮に入ります。文昌星は決まって地空星の次の宮に入るからです。あなた自身は本を読むのも考えるのも好きで、目上の人の言い分はなかなか耳に入らないのに、本の中には自分の答えを探しに行きます。
目上との間に擎羊星・陀羅星・火星・鈴星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が父母宮に同居すると、目上の人と意見が合わないとき、話し合いをきっぱり拒み、「好きにすれば」のひと言で終わらせがちです。いったんその場を離れ、翌日に話すほうが、その場で言い合うよりたいていうまくいきます。陀羅星(だらせい)が同居すると、目上の人と話したいことをずっと先延ばしにし、相手が先に切り出すまで待ってしまいます。火星(かせい)が同居すると、目上の人の決定は突然で、すでに決まってから知らされることがよくあります。
父母宮の主星に化忌(かき)がつくと、目上の人のある件が気にかかり、それは暮らしのことかもしれませんし、ずっと言えずにいるひと言かもしれません。そのひと言を短いメッセージにすると、面と向かって言うより切り出しやすくなります。相手が受け止められるかどうかは相手のことで、あなたが伝えれば、心の荷物がひとつ減ります。
父母宮の地空星、親との縁は薄いのか
父母宮に地空星があると、親との縁が薄く、家からの助けを受けられないのかと聞かれることがよくあります。父母宮が表すのはあなたと目上の人や上司との付き合い方で、親本人の状況はその人自身の命盤で見ます。ここでの地空星は、あなたたちの考え方が大きく離れていて、あなたも家に頼らない習慣があるので、あっさりした関係に見えるという意味です。あっさりしているのは距離であって、情がないわけではありません。次に帰省したら、家の料理をひとつ教えてもらい、作りながら話してみましょう。向かい合って座って話すより、ずっと話しやすくなります。