紫微家

官禄宮の擎羊星が表すもの

官禄宮の擎羊星(けいようせい)を持つ人は、職場で専門性と決断によって立場を築きます。切るべき問題には容赦せず、昇進が早い一方で、そのぶん敵も作りやすくなります。

遷移身壬寅疾厄癸卯天同財帛甲辰武曲破軍子女乙巳太陽夫妻丙午天府兄弟丁未天機太陰命戊申紫微貪狼父母己酉巨門福徳庚戌天相田宅辛亥廉貞七殺奴僕癸丑天梁廟禄擎羊官禄宮壬子土五局命主 廉貞 身主 天梁陽女
サンプル命盤:擎羊が官禄宮にある例(あなたの命盤ではありません)

擎羊星が官禄宮にあると、家の土台と心に関わる

田宅宮は必ず禄存星(ろくぞんせい)で、家の土台は守られます。福徳宮は必ず陀羅星(だらせい)で、心は鬱々としがちで、仕事のことを家に持ち帰って考えやすくなります。

廟に入れば、軍・警察、エンジニアリング、医療、法務、技術など、決断と専門性が求められる業種に向き、権威も築きやすくなります。陥地に入れば、職場での競争や揉め事が多くなります。官禄宮の主星が武曲星(ぶごくせい)、七殺星(しちさつせい)なら、決断が必要な技術と専門の道にいっそう向き、主星が天梁星(てんりょうせい)、太陽星(たいようせい)なら、擎羊星のおかげで、管理職の立場でより思い切って決断できます。

専門性と決断で立場を築く

職場でのあなたの価値は、難題を解決できることから生まれます。他の人が処理できないこと、決められずに放置されていることを、引き受けて片づけます。こうした立場にはたいてい実権がありますが、感謝されることは少なく、自分で自分の名前を載せることを学ぶ必要があります。

会議で回りくどくなることは好まず、結論を決めたがります。チームにあなたがいれば、進み具合はたいてい動きますが、そこが最も人を怒らせやすいところでもあります。

案件には勝ち、人には負ける

相手を敵とみなすと、その代償は半年後に現れることが多くなります。会議で人を論破し、物事は進みましたが、その人はその後、あらゆる場面であなたの足を引っ張ります。

手柄を独り占めすることも、行き詰まりを作ります。自分で担い、自分でやることが習慣になると、チームはあなたの実行部隊になり、昇進のとき、人を率いるのが得意でないと言われます。

物事は切り、人は残す

案を退けるときは、同意できない点をはっきり言い、相手の人格全体まで否定しないことです。

手柄を分けます。他の人にも名前を持たせれば、次に物事を進めるとき、あなたを助けてくれる人がずっと増えます。

官禄宮の擎羊星、仕事の刃を家にも持ち帰ります

擎羊星が官禄宮にあると、命宮と財帛宮から照らし合い、夫妻宮が真向かいにあります。仕事での鋭さは、あなたという人や稼ぎ方とひとつながりで、仕事では思い切って決め、収入もその決める力に結びつきやすくなります。向かいが夫妻宮なので、仕事での硬さを家に持ち帰ると、パートナーは自分があなたの部下になったように感じがちです。

壬年生まれで、官禄宮が子の武曲星(ぶごくせい)・天府星(てんぷせい)の人は、擎羊星と武曲星の化忌(かき)が同じ宮に入ります。仕事のうちお金に関わること、つまり予算や成果報酬、契約金額で最も詰まりやすく、しかもあなたは引かないので、交渉が膠着しがちです。受け入れられる幅を先に決めておき、その幅に入ったら手を打ちましょう。

仕事で火星・鈴星・地空地劫に出会うとき

火星(かせい)が同じ宮にあると、仕事が速すぎて周りがついて来られず、会議の結論が書き留められる前に、あなたはもう手を動かしています。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、理不尽な割り振りにもその場では反対しないのに、陰では次の仕事を探し始めます。

地空星(ちくうせい)や地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、ほかの人が触りたがらない厄介な案件を任されやすく、うまくいけば手柄、うまくいかなければ失点として残りがちです。引き受ける前に、必要な人手と予算と期限をはっきり決めてから、刃を入れてください。

官禄宮に擎羊星があると、決まった時間の会社勤めに向くのか

もうすぐ銀行で働き始める人が、官禄宮に擎羊星があるので、この安定した仕事が長続きしないのではと心配しています。この宮の擎羊星が求めるのは、基準があり判断を下せる仕事で、起業や冒険である必要はありません。銀行の融資審査や監査、リスク管理は、どれもノーと言うことが求められる立場で、擎羊星にぴったりです。本当につらいのは、毎日手順どおりに動くだけで、判断の余地がまったくない持ち場です。入ってからは、チェック役が必要な部署へ自分から近づいていくほうが、急いで別の道を探すより確かです。