紫微家

兄弟宮の擎羊星が表すもの

兄弟宮に擎羊星(けいようせい)が入ると、きょうだいや同期の間で直接的になります。話に曲がりがなく、よいときはすぐ打ち解け、言い合いになれば容赦がなく、人と比べる気質も一般より強くなります。きょうだい本人がどんな性格かは、それぞれの盤を見る必要があります。

疾厄甲寅廉貞破軍財帛乙卯子女丙辰天府夫妻丁巳武曲貪狼命己未太陽巨門父母庚申天相福徳辛酉天機天梁田宅壬戌紫微七殺官禄身癸亥奴僕甲子遷移乙丑天同陥太陰不権擎羊兄弟宮戊午火六局命主 武曲 身主 天梁陽男
サンプル命盤:擎羊が兄弟宮にある例(あなたの命盤ではありません)

兄弟宮の擎羊星、禄存星と陀羅星はどこにあるか

羊陀夾禄の規則で、擎羊星が兄弟宮にあるとき、禄存星(ろくぞんせい)は夫妻宮、陀羅星(だらせい)は子女宮に入ります。同世代の間では勢いが強く、恋愛には安定した資源があり、子や年下の人に関することは遅めに進みます。

辰戌丑未の廟に入れば、争いはしても事は成し遂げられ、子午卯酉の陥地に入ると、口論と損得勘定が増えます。兄弟宮の主星が武曲星(ぶごくせい)、七殺星(しちさつせい)のような硬い星で、そこに擎羊星が加わると、同世代と共同事業をするときは、先にルールをはっきり書いておく必要がいっそうあります。

同世代の間でも話し方が率直で、比べやすい

きょうだいや一緒に育った友人とは率直に話します。間違いがあれば面と向かって言い、不満があれば面と向かって示します。言い合いのあと、翌日にはもう一緒に食べているかもしれず、根に持つことはあまりありませんが、覚えてはいます。

同期と比べることも多く、誰が先に昇進した、誰が家を買った、誰が上司に重用された、などです。公平さを重んじ、えこひいきには率直に言いますが、言ったからといって手放せるとは限りません。

何でも意地を張りたくなる

食事会で誰が払うか、誰が一言ほめられたかまで、筋を通したくなり、続くうちに、集まりであなたを誘う人がいなくなります。

勢いで口にした一言を、相手は長く覚えています。同世代の間では、古い話の蒸し返しに最も耐えられず、その一言が、その後も協力できるか、お正月に同じ食卓に座るかまで決めます。

比べるなら自分の成果、立場ではなく

比べたいなら、自分の進み具合と比べます。今年何を身につけ、何を成し遂げたか。きょうだいと比べると、関係を悪くするだけです。

家のことに意見があるなら、事柄に即して一度言い、言い終えたら、会うたびに蒸し返さないことです。同世代の関係で求められるのは長続きで、勝ち負けは重要ではありません。

兄弟宮の擎羊星は、家と体にも響きます

兄弟宮の三方は疾厄宮と田宅宮で、向かいは奴僕宮です。ここに擎羊星があると、同世代との間の硬さが家や体にまで広がります。きょうだいと実家の家や親の世話のことを相談すると、気まずく終わりやすく、同僚と張り合って疲れた週には、まず睡眠が乱れます。

主星と合わせて見ると、天機星(てんきせい)と巨門星(こもんせい)が卯・酉で同じ宮にあり擎羊星が加わると、同世代への言葉がさらに鋭くなり、ひとつの分析で相手の引っ込みがつかなくなります。天同星(てんどうせい)が卯・酉に単独で入り擎羊星が加わると、ふだんは付き合いやすいのに、比べられたときだけ急に頑なになります。

同世代の間で火星・鈴星・化忌に出会うとき

火星(かせい)が同じ宮にあると、きょうだいとのけんかはその場で机をたたくほどですが、怒りが引くのも早いです。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、けんかはしない代わりにその件を貸し借りとして書き留め、次に何かあっても相手を頼りません。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、同世代への期待が高く、一度外れるとすっかり冷めてしまいます。

化忌(かき)が兄弟宮の主星につくと、きょうだいの間で引っかかるのはお金か約束のことが多く、擎羊星はそれを一度ではっきりさせたくさせます。今回は先に書き出してから話してください。自分が欲しいものは何か、どこまでなら譲れるかを書いてから話せば、感情だけが残ることはありません。

兄弟宮に擎羊星があると、きょうだいと縁が薄いのか

兄弟宮に擎羊星があるのを見て、きょうだいと縁が薄く、それぞれ別々に暮らすことになると聞いた人がいます。この宮の擎羊星が示すのは、ぶつかることが多く、遠慮なく物を言い合う間柄だということで、縁の濃さではありません。ぶつかり合う関係は、たいてい互いを一番気にかけている関係でもあります。一度、相手に助けてもらってみましょう。相手の得意なことでひとつ知恵を借りれば、同世代の間に行き来が生まれ、比べ合いだけの関係にはなりません。