紫微家

兄弟宮の破軍

兄弟宮に破軍星(はぐんせい)がある人は、きょうだいや同世代との間で、集まる・離れるが一般の家庭よりはっきりしています。それぞれが別の道を歩み、別々の街に住み、普段は各自忙しくしています。お金や大きな決定が絡むと、いちばん気持ちが傷つきやすくなります。

廉貞子女甲寅夫妻乙卯天同命丁巳武曲天府父母戊午太陽太陰福徳己未貪狼田宅庚申天機巨門官禄辛酉紫微天相奴僕壬戌天梁遷移癸亥七殺疾厄甲子財帛身乙丑破軍旺兄弟宮丙辰土五局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:破軍が兄弟宮にある例(あなたの命盤ではありません)

兄弟宮の破軍の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の奴僕宮は廉貞天相。丑・未の宮では紫微と同宮で、奴僕宮は天相。寅・申の宮では単独で入り、奴僕宮は武曲天相。卯・酉の宮では廉貞と同宮で、奴僕宮は天相。辰・戌の宮では単独で入り、奴僕宮は紫微天相。巳・亥の宮では武曲と同宮で、奴僕宮は天相。どの配置でも、三合の疾厄宮には必ず七殺があります、田宅宮には必ず貪狼があります。

対宮の奴僕宮にある天相星(てんそうせい)によって、友人や同僚との付き合いでは、かえって節度を守り、後始末を引き受けます。この付き合いは、きょうだいより安定していることもあります。

きょうだいはそれぞれの道を行く

それぞれの道を歩むことを、一緒に守り続けるよりも大事に考えます。転職や遠方への引っ越しのような決断は自分でも思い切って行い、きょうだいがするのも比較的受け入れられます。

この距離のために、きょうだいが一緒に家業を守る機会は少なくなります。それぞれ別の街、別の業界で頑張り、普段は自分のことで忙しく、お正月やお盆に近況が合わさる程度です。

集散が早く、お金や決定が絡みやすい

破軍は消耗を伴うため、きょうだいの間ではお金と大きな決定にとくに注意が必要です。きょうだいが起業や転職をするときにお金の工面を頼まれたり、急に親世代の用事を余分に背負わされたりして、うまく処理しないといちばん気持ちが傷つきます。一度仲違いするとそのまま長く口をきかず、誰も先に口を開かないこともよくあります。

同宮する星によって、きょうだいの間の絡み方が変わります。破軍が紫微と同宮すれば、双方が面子を重んじ、どちらも譲りません。武曲と同宮すれば、絡みはお金に落ちることが多くなります。廉貞と同宮すれば、感情の起伏やもめごとが多くなります。きょうだいそれぞれの性格は、本人の命盤で見ます。

あなたにできるのは、境界線をはっきり言うこと

きょうだいの変動が多くても、あなたが一緒に動く必要はありません。お金を貸す、保証をする、共同で事業をするときは、先に金額と期限をはっきりさせて書き残します。助けられることは助け、助けられないことははっきり断ります。

距離が遠くても付き合いは続けられます。1、2回、決まった時期を設けて近況を伝え合い、家の大事は一緒に相談し、何か起きてから連絡するのを避けます。

兄弟宮の破軍星、明るさできょうだいの集散が変わります

破軍星は子・午で単独なら廟で、きょうだいはそれぞれ自分の道を行き、それぞれがひとかどのものになり、会えば新しい話題がたくさんあります。辰・戌では旺で、きょうだいの間に変化が多くても、つながりは保たれます。寅・申の破軍星は得地にとどまり、集まったり離れたりがいちばんはっきりしていて、何年も会わないこともよくあります。

紫微星(しびせい)と破軍星が丑・未にあると、紫微星は廟、破軍星は旺で、きょうだいはみんな自分の考えがあり、家のことは何度も話し合わなければなりません。廉貞星(れんていせい)と破軍星が卯・酉にあると、廉貞星は平、破軍星は陥で、きょうだいの間の感情の浮き沈みがいちばん大きく、仲がいいときはとてもよく、けんかになるととても激しくなります。

兄弟宮の破軍星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、きょうだいとひと言合わないだけで仲たがいし、あとで誰も先に謝りません。擎羊星は寅・申・巳・亥に入らないので、寅・申で単独の破軍星や武曲星(ぶごくせい)と破軍星の組み合わせには、この重なりがありません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、わだかまりが何年も続き、みんな何かあると知っているのに、誰も口にしません。

癸年生まれで破軍星が兄弟宮にある人は、破軍星が化禄(かろく)になり、きょうだいの間に実際の助け合いがあります。壬年生まれで武曲星と破軍星が兄弟宮にある人は、武曲星が化忌(かき)になり、きょうだいの間の気がかりはたいていお金です。家で大きな決定をするときは、きょうだい以外の人、たとえば一族の年長者や専門家に、そばで記録を取ってもらいましょう。

兄弟宮に破軍星があると、きょうだいは離ればなれになるのか

兄弟宮に破軍星があるのを見て、きょうだいがばらばらになり、仲が散ってしまうのではと心配する人がいます。この宮が示すのは、それぞれの道に変化が多いということで、住む場所が遠くても、業界が違っても、仲が散るという意味ではありません。毎年家族全員の写真を一枚撮り、同じクラウドのアルバムに入れましょう。一年に一枚ずつたまっていけば、どれだけ離れていても互いの変化が見えます。