夫妻宮の天喜星が表すもの
夫妻宮の天喜星(てんきせい)を持つ人は、恋愛に喜びの気配があり、打ち解けて付き合い、一緒に場に出ることも厭いません。熱は早く上がりますが、難しいのはそれを長く保つことです。
恋愛に、にぎわいをもたらす
二人でいると空気がよく、笑いが多く、関係を表に出すことも厭いません。友人に会わせ、家族に会わせ、一緒に場に出ます。
対宮の官禄宮には紅鸞星(こうらんせい)が入り、仕事や公の場での人気が、恋愛の中の熱と互いに影響し合うことがよくあります。二人の暮らしのにぎやかさは、天喜星のある夫妻宮の側が受け持ちます。
にぎやかな後にも、日々は長い
にぎわいをゴールだと思い、雰囲気がよければ問題がないと考えていると、難しいところは実はそこから始まります。
人の前で見栄えよくすることに慣れ、良くない部分は話さないので、問題がずっと先延ばしにされます。
にぎわいのあと、暮らしの話をする
月に一度、暮らしの中で話しにくいことを話す時間を作ります。お金、家事、双方の家族との付き合い方。こうしたことが話し合えていれば、喜びは長く続き、写真を撮った日で終わりません。
関係の中に、楽しくないときがあることを許します。毎回笑う必要はなく、楽しくないときも同じテーブルの前に座っていられる関係が長く続きます。
夫妻宮の天喜星、同じ宮の主星で恋愛の温度が変わります
同じ宮の主星が、二人の喜びが何に向かうかを決めます。太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、二人のにぎわいは家庭寄りで、一緒に住まいを整え、季節の行事を一緒に過ごすのが好きで、暮らしに儀式のような楽しみがあります。貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、二つとも桃花星(とうかせい、恋愛や人気をつかさどる星)なので、二人とも遊びや新しいことが好きで、暮らしの中のイベントも多くなります。少しルールを足さないと、新鮮さだけが残る関係になります。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、面倒見のいい相手を好み、恋愛ではあなたがかわいがられる側になることが多いでしょう。
武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、二人の喜びは実際的なことに向かい、一緒に貯金し、一緒に物を買い、一緒に計画をやり遂げ、ひとつ終えるたびにお祝いをします。
子年(ねずみ年)・午年(うま年)生まれの人は、天喜星と咸池星(かんちせい)が同じ夫妻宮に入り、二人の惹かれ合う力がより強くなります。熱愛中はとても濃いのですが、長く付き合うなら、平凡な日々の中でも心地よくいられるようになることが大切です。
恋愛の熱が火星鈴星・地空地劫・化忌に出会うとき
火星(かせい)・鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、恋は燃え上がるのも早ければ、けんかになるのも早く、甘い雰囲気から冷戦までひと晩で進み、また食事一回で仲直りします。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、にぎやかな計画が空振りしがちです。約束した旅行や記念日、結婚式の細かな段取りが、長く準備したのに直前で変わります。すべての期待を一日に賭けないようにしましょう。
夫妻宮の主星に化忌(かき)がつくと、恋愛の中で手放せないことをひとつ抱えます。相手の家族か、仕事か、過去のことかもしれません。にぎやかな場では二人はうまくいっているように見えても、その件をけんかのときだけ持ち出すのはやめましょう。気分のいいふだんのときに話すほうが、相手も聞き入れやすくなります。
流年の天喜星が夫妻宮に来たら、運命の人に出会えるのか
来年の流年(年運)で天喜星が夫妻宮に入り、向かいに紅鸞星(こうらんせい)もあると気づいて、来年は好きな人に出会えるのかと知りたがる人がいます。当サイトの命盤では生まれつきの天喜星だけを置き、流年の天喜星は別に配置していません。一般的な読み方で天喜星や紅鸞星が恋愛の宮に回ってくると見ても、それはその時期に人と知り合い、祝い事に出る機会が増えるという意味にとどまり、その年に必ず結果が出るということではありません。本に書かれた煞星の会照も、途中に引っぱり合いがあることを示すだけです。現実的なのは、その時期の誘いにはできるだけ顔を出し、出会った人とは自然体で付き合い、最初から「この人こそ」と決めつけないことです。