兄弟宮の天喜星が表すもの
天喜星(てんきせい)が兄弟宮に入ると、きょうだいや同期との間で打ち解けやすく、付き合いやすく、集まりにはあなたがよくいて、関係は気楽でも、心の内まで通じるとは限りません。きょうだい本人の性格は、その人自身の命盤で見ます。
集まりが多く、あなたもよくいる
同世代の間の結婚式、誕生日、引っ越しの集まりには、あなたの名前がよくリストにあり、世話を焼く役になることも多いです。話題はたいてい、誰にまた良いことがあったか、というものになります。
同世代の中では好かれる人で、みんなが誘い、友人を紹介してくれ、あなたの輪にはいつも新しい人が入ってきます。このとき紅鸞星(こうらんせい)は対宮の奴僕宮にあり、友人や同僚の輪での人気は、きょうだいの間より高いことがよくあります。
にぎやかさは多く、本音は少ない
何でも話すのに、困りごとだけは話さず、仲が良いと思っていても、実は最近のあなたがどうしているか誰も知りません。
断りにくくて、結婚式、集まり、誕生日が続き、時間もお金も義理の付き合いに使ってしまいます。
にぎやかでも、話せる人をひとり残す
困りごとを話せる同世代が、一人か二人いれば十分です。お祝いごとには多くの人が来て構いませんが、困りごとに必要なのは一、二人です。
本当に行きたい会をいくつか選び、ほかは断ります。一回くらい行くのを断っても関係は切れず、自分の週末を取り戻せます。付き合いは本来、双方向のものです。毎回あなたが支える必要はありません。
兄弟宮の天喜星、同じ宮の主星で同世代のにぎわいが変わります
巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、同世代の間は話題が多く、集まるとよく誰の家にどんな祝い事があったかの話になりますが、話が伝わるのが速く、小さなことも大げさに広まりがちです。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、きょうだいや同期の中であなたは年長者のような存在で、誰かの家で祝い事があればあなたが段取りをし、皆も信頼しています。廉貞星(れんていせい)と同じ宮なら、同世代のにぎわいに社交の色が混じり、集まりのついでに仕事の話や紹介が進みます。
天機星(てんきせい)と同じ宮なら、一緒にアイデアを出してイベントを開くことが多く、旅行や誕生日会、食事会の予定は、たいていあなたが組みます。天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、子どものように一緒に遊んだりふざけたりする仲で、祝い事でいちばん楽しそうなのはいつもあなたたちです。
同世代のにぎわいが擎羊・陀羅・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、同世代のにぎわいの中に張り合いが混じります。誰の結婚式が大きいか、誰の子どもの成績がいいかと、集まりが比べ合いの場になります。比べたくなければ、早めに席を立ちましょう。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、きょうだいや同期と一緒に開く祝い事が細かいところで止まりがちです。連名のご祝儀を誰がいくら出すか、誰がレストランを予約するかで、グループのチャットで一週間話し合っても決まりません。
兄弟宮の主星に化忌(かき)がつくと、きょうだいの間に気がかりがひとつあり、多くはお金か、家族の世話の分担です。祝いの席では皆が遠慮し合うので、この件は披露宴や誕生日の席で話すのに向きません。あなたたちだけの時間を別に取ってください。
兄弟宮の天喜星に煞星が会照するときの見方
兄弟宮に主星がなく、鈴星と天喜星だけがあって、兄弟や従兄弟ともとても楽しく付き合っているのに、本で兄弟宮に擎羊・陀羅・火星・鈴星が会照し、向かいの宮には巨門星もあると読み、兄弟の縁は本当はよくないのではと心配する人がいます。命盤の煞星(さっせい、凶星のこと)が示すのは、付き合いの中で摩擦が起きやすいところで、関係が壊れるという意味ではありません。天喜星は顔を合わせるのを楽しくし、鈴星は言い合いになるのも早く、怒りが収まるのも早くします。本の文字より実際の付き合いのほうが確かです。楽しいのも本当、けんかしても仲直りできるのも本当で、煞星が教えているのは、怒りにまかせたひと言を長引かせないように、ということだけです。