夫妻宮の紅鸞星が表すもの
夫妻宮に紅鸞星(こうらんせい)が入る人は、恋愛の中の喜びが強く、好意を持たれやすく、関係も祝福されることが多いのですが、良い面だけを見がちです。
紅鸞星(こうらんせい)は生まれ年の地支で配置され、十二支のどこにも入る可能性があります。天喜星は必ずその向かいにあるので、紅鸞星が夫妻宮にあるとき、天喜星は官禄宮にあります。
恋愛が人より順調に進む
恋愛ではチャンスに事欠かず、言い寄る人や紹介される人がいつもいます。付き合ってからも、家族や友人に受け入れられやすくなります。
外での人付き合いがよく、場でも気前のよい人に惹かれやすく、二人で出席する場も見栄えがします。二人の関係には、見ている人が安心するような雰囲気があります。
関係を見栄えよくするのは上手ですが、合うかどうかは別の問題です。相手の前でくつろげるか、退屈な日常を一緒に過ごせるかのほうが、最初のときめきよりも大切です。
順調すぎて、育てることを忘れる
雰囲気で日々を過ごし、楽しいときは本当に楽しい一方、現実の問題にぶつかって初めて、二人とも準備ができていなかったと気づきます。
好かれている感覚は心地よいですが、付き合うには価値観、お金の感覚、家族との付き合い方が問われ、それらは感覚では解決できません。
喜びがあっても、暮らしの話はきちんとする
相手の長所と短所を一緒に見ます。良い面は目に入りやすいのですが、長く続けるかどうかは、全体を見て決める必要があります。
二人の間に雰囲気が足りないことはなく、足りないのは現実を話し合う時間です。お金をどう分けるか、家族とどう付き合うか、子どもを持つかどうか。こうしたことを早めに話せば、祝福される順調さも長く続きます。
夫妻宮の紅鸞星と、組み合わさる主星
同じ紅鸞星でも、同じ宮の主星によって、どんな人に惹かれ、関係がどんな温度になるかが変わります。天同星(てんどうせい)・太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、優しく面倒見のいい相手を好み、関係の中で甘えることが多くなります。武曲星(ぶごくせい)・七殺星(しちさつせい)と同じ宮なら、相手は芯が強く自分の考えを持つ人で、二人の喜びは一緒に何かに取り組み、一緒に踏ん張る形で表れます。貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、二つとも桃花星(とうかせい、恋愛や人気をつかさどる星)なので、暮らしの中の遊びも惹きつける力も多く、付き合いには少し多めのルールが必要です。
天機星(てんきせい)・巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、二人は会話で距離を縮め、話が合うことがすべての始まりになります。その一方で口数が多いぶん、ひと言の言い間違いを説明するのに時間がかかります。
恋愛の喜びが擎羊・陀羅・地空地劫に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、恋の始まりに競争や引っぱり合いがつきものです。ほかにも言い寄る人がいたり、二人が会うたびに言い合いになったりします。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、関係が「はっきりさせるかどうか」で止まりやすく、互いに好意はあるのに、関係の名前がなかなか決まりません。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、最初の熱は高くても、そのあと冷めやすくなります。約束で熱をつなぎ止めようと急がず、新鮮さがなくなった日々でも二人で過ごせるかを先に見てください。
夫妻宮の主星に化忌(かき)がつくと、関係の中でずっと気にかかることを抱えがちです。相手の仕事や家族、過去のことかもしれません。周りからはお似合いに見えても、その気がかりは、あなた自身が機会を作って口に出す必要があります。
紅鸞星が動く年は、結婚する年なのか
「今年は紅鸞星が動く」と言われて、今年結婚するのかと尋ねる人はよくいます。当サイトの命盤では生まれつきの紅鸞星だけを置き、流年(年運)の紅鸞星は別に配置していません。一般に言う「星が動く」も、その時期に人と知り合い、話題に上り、仲を取り持たれる機会が増えるという意味にとどまります。その年に相手と出会う人もいれば、長く続いた関係をはっきりさせて別れを決める人もいて、どちらも「動き」です。結婚まで進むかどうかは、何年かではなく、二人の準備がどこまで進んでいるかで決まります。