紫微家

財帛宮の天喜星が表すもの

財帛宮の天喜星(てんきせい)を持つと、収入はお祝い事、祝日、付き合いと結びつくことが多く、使うお金も気分に従います。お金は入ってきますが、にぎやかさのあとにどれだけ残せるかが肝心です。

七殺兄弟壬寅天同命身癸卯武曲父母甲辰太陽福徳乙巳破軍田宅丙午天機官禄丁未紫微天府奴僕戊申太陰遷移己酉貪狼疾厄庚戌廉貞天相子女壬子天梁夫妻癸丑巨門旺天喜財帛宮辛亥金四局命主 文曲 身主 文昌陽女
サンプル命盤:天喜が財帛宮にある例(あなたの命盤ではありません)

お祝いの場が、あなたの稼ぎ道

仕事で人を喜ばせることによく出会います。結婚式、イベント、ギフト、飲食、旅行、あるいは単に人柄を気に入られて受けた案件などです。客が喜んでいるときは多めに払ってくれ、あなたも意欲的に取り組めます。

入金はまとめて現れることが多く、年末年始、結婚式のシーズン、案件の終了時など、お金が特定の月に集中します。対宮の福徳宮には紅鸞星(こうらんせい)が入るため、お金を使うときに値段だけを見ることは少なく、気持ちと人情が一緒に計算に入ります。

楽しいと、使ってしまう

そうした場があるたびに使います。ご祝儀、おごり、贈り物、旅費、どの一件にも理由があり、合計すると思ったより多くなります。

繁忙期にも同じように使い、閑散期が来ると焦って、あまり引き受けたくない案件も受けざるを得なくなります。

繁忙期に、先に一部を貯める

入金が多いときは、まず一部を別の口座に分けておきます。気前の良さを改める必要はなく、お金の一部が場の勢いで出ていかないようにするだけです。

一年分のご祝儀、おごり、贈り物は、先に総額を決め、使い切ったら止めます。祝福は変わらず贈りつつ、自分で計算できる範囲に収めます。

財帛宮の天喜星、同じ宮の主星で祝い事のお金の稼ぎ方が変わります

太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、お金は季節の行事や家庭、贈答品と結びつきやすく、年末年始の前後がいちばん忙しく、お客さんは常連が中心です。廉貞星(れんていせい)と同じ宮なら、社交の場がそのまま商売の場で、披露宴、忘年会、展示会と、まとまる話は食事の席でのことが多くなります。天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、お金は楽に入り、お金のことで焦ることは少ない一方、帳簿をつけるのもあまり得意ではありません。

武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、祝い事の商売の中でいちばん計算が確かで、見積もりも原価も利益もはっきりしていて、にぎやかでも帳簿は乱れません。

子年(ねずみ年)・午年(うま年)生まれの人は、天喜星と咸池星(かんちせい)が同じ財帛宮に入り、収入が人の好みや流行、惹きつける力と結びつきやすくなります。お客さんが買っているのはある種の雰囲気で、品物そのものはむしろ二の次です。

祝い事のお金が擎羊・地空地劫・化忌に出会うとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、繁忙期のお金の奪い合いが激しく、同業者の値下げ、お客さんの値切りと、にぎやかな商売の中にも厳しい勝負があります。最低価格を決めてから臨みましょう。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、祝い事のお金は入るのが早く残るのが少なく、一つのイベントで稼いだ分が次のイベントの出費に食われ、総決算をして初めて、ほとんど残っていないと気づきます。

財帛宮の主星に化忌(かき)がつくと、お金のことが気にかかり、多くはご祝儀やお年玉、義理の付き合いの出費が止まらないことです。どの家の祝い事には自分で出向き、どこにはお祝いのメッセージで済ませるか、年の初めに一覧を作っておけば、そのたびに迷わずにすみます。

財帛宮に天喜星があると、結婚式やイベントの商売に向いているのか

財帛宮に天喜星があると、結婚式や飲食、イベントのような祝い事に関わる商売に向いているのか、と聞かれます。この宮の天喜星が表すのは、お金が祝い事や季節の行事、人付き合いと一緒にやってきやすいということで、こうした業種とは確かによく合いますが、星はお金がどこから入りやすいかを示すだけで、どの職業に就くべきかは指定しません。よい確かめ方は、人がいちばん喜んでいる日に働いて、自分も張り合いを感じるかどうかです。こういうにぎわいが好きな人は働いても疲れを感じず、好きでない人は、いくら稼いでも長くは続きません。