紫微家

父母宮の天喜星が表すもの

天喜星(てんきせい)が父母宮に入ると、目上の人、先生、上司との関係が温かく、良い知らせを最初に伝えたくなります。ただ、順調な面だけを見せがちです。目上の人自身がどんな人かは、その人の命盤で見ます。

天機太陰奴僕庚寅紫微貪狼遷移辛卯巨門疾厄壬辰天相財帛癸巳天梁子女甲午廉貞七殺夫妻乙未兄弟丙申命丁酉武曲破軍福徳身己亥太陽田宅庚子天府官禄辛丑天同平天喜父母宮戊戌火六局命主 文曲 身主 天機陰男
サンプル命盤:天喜が父母宮にある例(あなたの命盤ではありません)

上の人に、良いことを分けたい

試験に受かった、賞を取った、昇進した。そうしたとき目上の人に知ってほしいと思い、上の人の前に良い空気を持ち込むことも心得ています。

関係は前向きで、あまり心配をかけません。紅鸞星(こうらんせい)が対宮の疾厄宮にあり、家族の気遣いはあなたの生活リズムに向かいがちで、食事や睡眠といった日常のことを最もよく聞かれます。

良い知らせだけを話す

心配をかけたくなくて、うまくいかないことは話さず、そのうちに、相手は順調なときのあなたしか知らなくなってしまいます。

相手に見せるために決める選択もあり、自分の意思は後ろに置かれてしまいます。

良い知らせは一緒に笑い、困りごとも一度話す

困りごとがあれば話します。相手に助けられるとは限りませんが、あなたが何に向き合っているかを知ってもらってこそ、関係に欠けるところがなくなります。

やりたいことは、自分で決めます。目上の人の期待とあなたの意思が違うのは普通のことです。まず相手の愛情を受け取り、それからゆっくり、あなたの本当の姿を知ってもらいます。

父母宮の天喜星、同じ宮の主星で目上との付き合いが変わります

太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、目上はあなたを誇りに思い、外へ連れて人に会わせるのが好きで、あなたのうれしい知らせは、目上が人に自慢する話題になります。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、目上はあなたをかわいがり世話も焼き、何かあると知恵を貸して面倒を防いでくれます。武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、目上の支えはとても実際的で、学費や頭金、起業の元手と、行動で示す愛情が多いでしょう。

太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、目上との関係は穏やかで、年末年始や季節の行事には必ず帰り、目上もあなたの誕生日や好きな料理を覚えています。

父母宮は、書類や役所とのやりとりも表します。天喜星がここにあると、申請、試験、手続きでうれしい知らせが多く、物事が思ったより順調に進みます。

目上との喜びが擎羊・地空地劫・陀羅・化忌に出会うとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、目上はあなたをかわいがる一方で要求も厳しく、うれしい知らせを伝えると先に次の一歩を聞かれ、何をしても足りないように感じます。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、目上に伝えたうれしい知らせがあとで目減りしがちです。合格や昇進がまだ決まらないうちに話してしまい、のちに変わると、目上のほうがあなたより落胆します。確定してから話しましょう。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、目上との間に言いそびれたことが残り、うれしい知らせは伝えても、胸の中の不満はずっと押し込めたままです。

父母宮の主星に化忌(かき)がつくと、目上について気にかかることがひとつあります。相手の生活リズムか、相手のあなたへの期待かもしれません。いい知らせだけを話すのが習慣なので、この件はなおさら切り出しにくくなります。一緒に買い物をしたり片づけをしたりと、何かを手伝っているときに、手を動かしながら話すほうが、改まって座って話すより楽です。

父母宮に天喜星があると、親との縁が特によいのか

父母宮に天喜星があるのを見て、親との縁が特によく、たくさん世話をしてもらえるという意味か、と聞く人がいます。この宮の天喜星が表すのは、目上との関係が温かく楽しいものになりやすく、あなたもうれしい知らせを家に持ち帰るのが好きだということで、これはあなたの側の付き合い方です。よい縁も育てていくものです。目上があなたをかわいがるのは、あなたが安心させてくれるからということが多いので、ときには逆に、最近どうしているか、何に困っているかをこちらから聞いてみてください。目上が世話をする関係から、互いに支え合う関係へと変わっていきます。