夫妻宮の咸池星が表すもの
夫妻宮に咸池星(かんちせい)がある人の恋愛は、相手をいいなと思い、惹かれる気持ちから始まることが多く、相手の雰囲気、話しぶり、ふたりでいるときの感じを大切にします。人混みの中で目立つ人にも惹かれがちです。
咸池(かんち)は生まれ年の地支で配置され、子・午・卯・酉の四つの地支にしか入りません。申子辰年は酉、寅午戌年は卯、巳酉丑年は午、亥卯未年は子です。夫妻宮に咸池があれば、その宮は必ず子・午・卯・酉のどれかです。
まず惹かれ、それからゆっくり知る
条件を並べて心が動くことは少なく、たいてい、一度の会話、ひとつの笑顔で、この人をもっと知りたいと決めます。ふたりでいると話が多く、出かける、食事をする、旅行するのも息が合い、周りからも似合いのふたりに見えます。
付き合いの中のロマンチックなものを重んじます。記念日、ちょっとしたサプライズ、一緒に新しいことを試す。日々があまりに平凡だと、関係に何か足りない気がします。
気持ちが合っても、話し合いが終わっているとは限らない
引っかかりやすいのは、付き合いの中の好感を、合意と取り違えることです。お金をどう分けるか、どこに住むか、お互いの家族とどう付き合うか。話すべきことを先延ばしにして、本当にぶつかってから、お互いの考えが違っていたことに気づきます。
もうひとつは、ふたりとも人気があり、友人が多く、付き合いも多いことです。友人とふたりだけで食事に行っていいか、メッセージにどれくらいで返すか、双方の基準を話したことがなければ、疑いが生まれやすくなります。
付き合いの線引きは、ふたりで決める
大事なことは、時間をとって座って話し合い、雰囲気がいいときだけで流さないようにします。どんな場に一緒に出るか、どんな誘いなら先に伝えるかをふたりで決めておくほうが、それぞれ推測するよりも確実です。
ロマンチックなところは残して構いませんが、それが話し合いの代わりにならないようにします。けんかのあとは、話を最後までしてから仲直りすれば、同じことが何度も繰り返されません。
夫妻宮の咸池星、天馬星と紅鸞星
咸池星が夫妻宮にあると、天馬星(てんませい)は決まって田宅宮に入ります。恋愛は引っ越しや住まいの変化と結びつきやすく、付き合い始めてから住む場所が変わったり、新しい街に移ってから相手と出会ったりします。
卯年か酉年に生まれた人は、紅鸞星(こうらんせい)も咸池星と一緒に夫妻宮に入り、恋愛の引力がいっそう強まって、周りから相手を紹介されることもよくあります。紫微星(しびせい)・貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、存在感があって遊び上手な人に惹かれます。天府星(てんぷせい)と同じ宮なら、安定していてセンスのよいパートナーを求め、熱はそれほど高くなくても、心地よく暮らせることを大切にします。
恋愛に擎羊星・火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)は咸池星と同じ宮に入らず、咸池星の向かいの宮にも入りません。これは星の配置の計算で決まることで、夫妻宮の咸池星は、決められないまま引きずる膠着状態にはあまりなりません。擎羊星(けいようせい)が同居すると、二人は惹かれ合うのも早く、けんかもまっすぐで、誰と話していたか、返信が遅いかでよく言い争います。火星(かせい)・鈴星(れいせい)が同居すると、恋は急に始まり、知り合って間もなく身を固めたくなります。地空星(ちくうせい)が同居すると、ロマンへの期待が高く、日々が平凡になると何かが足りないと感じます。
夫妻宮の主星に化忌(かき)がつくと、恋愛の中にずっと手放せないことがあり、たいていは相手の交友関係が不安なのです。相手の携帯を見るより、何が気になるのかをはっきり伝えるほうが役に立ちます。
夫妻宮の咸池星、パートナーは浮気っぽいのか
夫妻宮に咸池星があると、パートナーが浮気っぽいのか、自分の恋愛に第三者が入りやすいのかと聞かれることがよくあります。夫妻宮が表すのは恋愛の中でのあなたの姿と、あなたがどんな人に惹かれるかで、相手の人柄はその人自身の命盤で見ます。ここでの咸池星は、あなたが魅力的で人気のある人に惹かれやすく、そういう人の周りはもともとにぎやかだという意味です。あれこれ推し量るより、相手の友人と知り合って一度一緒に食事をしてみると、心の不安が半分ほどに減ることがよくあります。