紫微家

疾厄宮の化禄とは

疾厄宮の化禄(かろく)を持つと、体と気持ちを大事にするための資源が比較的豊かです。注意してくれる人がいて、養生の条件も整っています。使うかどうかは、あなた次第です。

兄弟戊寅天府命身己卯太陰父母庚辰廉貞貪狼福徳辛巳巨門田宅壬午天相官禄癸未天同天梁奴僕甲申武曲七殺遷移乙酉財帛丁亥天機子女戊子紫微破軍夫妻己丑太陽不禄疾厄宮丙戌土五局命主 文曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:太陽化禄が疾厄宮に入る例(あなたの命盤ではありません)

体を大事にするための資源が、比較的多い

周りに、休みなさいと言う人、ペースを落とせと促す人、物事の処理に付き合ってくれる人がよくいます。回復するための時間、お金、付き添いが、人より集まりやすいのです。

自分を心地よくする方法も心得ています。おいしく食べる、十分に眠る、手入れすべきことは手入れする。体には比較的余裕があります。

資源を、埋め合わせに使う

疲れるとおいしいものや楽しいことで自分を慰めようとしますが、実は体が本当に休めていません。注意されても動かず、資源はそこに置かれたままです。

不調になって初めて使おうと思い出し、それまでの注意すべきことをすべて飛ばしています。

恵まれた条件を、日々の習慣に使う

生活リズム、運動、休養を予定表に入れ、時間が来たら行います。疲れてから思い出すまで待つ必要はありません。

付き添ってくれる人がいて、養生する条件もあるなら、それを普段の手入れに使い、持たなくなってから埋め合わせに使うことは避けます。

天同星・太陰星・貪狼星の化禄が疾厄宮に入るとき

丙年生まれで天同星(てんどうせい)が化禄となって疾厄宮に入ると、あなたは力の抜き方を知っていて、よく眠れ、よく食べられ、疲れても一晩休めば戻ります。天同星は巳・亥で廟、子・申で旺となり、この回復力がいちばんはっきり表れます。午では陥となり、緩みすぎて生活リズムが崩れ、週末は寝ているうちに半日が過ぎてしまいます。

丁年生まれで太陰星(たいいんせい)が化禄となって疾厄宮に入ると、あなたの休養は静けさと規則正しさで成り立ちます。自分の部屋がある、寝る時間が決まっている、夜に邪魔されない。それだけで気力が戻ってきます。太陰星は亥・子・丑で廟となり、こうした条件がそろいやすくなります。卯・辰・巳では陥となり、邪魔されない時間を自分で確保しにいく必要があります。

戊年生まれで貪狼星(どんろうせい)が化禄となって疾厄宮に入ると、あなたは楽しいことでストレスを発散します。ダンス、球技、友人と一緒の山歩き。仲間がいて楽しめると、運動が続きます。貪狼星が巳・亥で陥になると、ストレス発散が夜食や付き合いの席に変わりやすく、遊んだあとかえって疲れるので、まず一週間の集まりの回数を決めてください。

体の禄に火星・鈴星・陀羅・化忌が重なるとき

火星(かせい)・鈴星(れいせい)が化禄と一緒に疾厄宮に入ると、ふだんは元気なのに、忙しくなると止まるのを忘れ、疲れは突然やって来ます。前の日は何ともなかったのに、翌日には気力が出ません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、疲れが抜けずに長引きやすく、長い休みを取って戻っても、まだ充電しきれていない感じが残ります。

乙年生まれで天機星(てんきせい)と太陰星が寅・申で一緒に疾厄宮に入ると、天機星の化禄と太陰星の化忌が同じ宮に入ります。自分をいたわるための資源も方法もあるのに、心にずっと気がかりを抱えていて、寝る前まで考えごとをし、休息の質が下がります。二つは同時にあり、打ち消し合うことはありません。ケアの方法をもうひとつ増やすより、まず寝る前の時間を空けてください。

疾厄宮に化禄があれば、体は丈夫なのか

疾厄宮に化禄があれば体が丈夫で病気になりにくいのか、とよく聞かれます。当サイトの読み方では、この宮から病気になるかどうか、どんな病気かは分かりません。見るのは、あなたが自分をいたわるための資源と習慣です。化禄は、回復のための条件が人より整っていることを示します。声をかけてくれる人がいて、休む時間があり、自分を心地よくする方法も知っています。条件がよくても、無理を続けてよいわけではありません。体の状態は実際の検査と医師の判断が基準で、命盤が教えてくれるのは、どんな消耗をいちばん見落としやすいかということだけです。