紫微家

父母宮の化禄とは

父母宮の化禄(かろく)を持つと、目上の人、先生、上司があなたを気にかけ、資源を与えてくれ、学業や文書も比較的スムーズです。受け取ったものは、自分の力に換える必要があります。

天機太陰財帛丙寅紫微貪狼子女丁卯巨門夫妻身戊辰天相兄弟己巳天梁命庚午福徳壬申田宅癸酉天同官禄甲戌武曲破軍奴僕乙亥太陽遷移丙子天府疾厄丁丑廉貞利禄七殺廟父母宮辛未土五局命主 破軍 身主 天梁陽男
サンプル命盤:廉貞化禄が父母宮に入る例(あなたの命盤ではありません)

上の人が、与えてくれる

目上の人や上司の前で、質問することも学ぶことも厭わず、機会を求めて口を開くこともできます。学業、試験、申請の道も比較的順調です。

上の人との付き合いがうまく、面倒な人だと思われにくいです。

資源を待って、力は伸びない

人が助けてくれることに慣れて、自分で踏ん張る力が鍛えられません。上の人には良いことだけを話し、困りごとは話しません。

引き立てを長く受けると、お返しとお礼を忘れてしまいます。

資源も、力も受け取る

助けを受けるたびに、自分が積み上げられることをひとつ補います。

困りごとも話してこそ、関係は行き来します。書類や申請はその日のうちに処理し、先延ばしにしないでください。与えてくれた人には、折に触れてお礼を伝えることを忘れないでください。

天機星・太陽星・天梁星の化禄が父母宮に入るとき

乙年生まれで天機星(てんきせい)が化禄となって父母宮に入ると、上の人があなたに与えるのは、主に考え方です。親、先生、上司がよくアイデアを出し、知恵を貸してくれ、細かいところまで口を出します。天機星は子・午で廟となり、こうした助言が役に立ちます。丑・未では陥となり、助言が多すぎて言うことが何度も変わり、聞くほど混乱するので、一つか二つだけ選んで実際にやってみてください。

庚年生まれで太陽星(たいようせい)が化禄となって父母宮に入ると、目上の人や上司が、あなたのために表に立ってくれます。人を紹介する、推薦状を書く、会議であなたの味方をする。太陽星が卯・辰・巳・午にあると光が強く、この支えが目に見えます。亥・子では陥となり、助けの多くは裏方で行われ、あなたは気づかないかもしれません。物事が特にうまく運んだときは、誰が後ろから押してくれたのかを考えてみてください。

壬年生まれで天梁星(てんりょうせい)が化禄となって父母宮に入ると、上の人は先生のような存在で、あなたに教え、守り、難しい問題があれば代わりに盾になってくれます。天梁星が巳・申・亥で陥になると、面倒見のよさに小言が混じり、何でも口を出したがるので、まず自分で考えを決めてから、意見を聞きにいくようにしてください。

上の人との関係に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が化禄と一緒に父母宮に入ると、上の人は資源をくれる一方で意見が強く、面と向かって厳しいことを言うことがよくあります。恩恵を受けるぶん、耳の痛い言葉もいくつか飲み込むことになります。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、目上の人が約束したことは先延ばしになりがちで、約束した支援や上司の決裁を、何度も確認しに行く必要があります。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、目上の人の助言はどれも正しく聞こえるのに、あなたの状況には当てはまらないので、聞いたあと自分でもう一度ふるいにかけてください。

癸年生まれで破軍星(はぐんせい)が化禄となって父母宮に入るとき、同じ年の貪狼星(どんろうせい)の化忌は子女宮か奴僕宮にしか入りません。上の人が新しい機会をくれる一方で、年下の人か友人の側に、気がかりなことがひとつあります。大限(10年運)や流年で化忌が父母宮に入る時期は、上司や目上の人との間に、ずっと話がこじれたままのことがひとつ出てきやすいので、時間に追われない場を選んで話し合ってください。

父母宮に化禄があるのに、親がとても厳しい

父母宮に天機星の化禄があるのに、親がとても厳しく、自分のことでよく言い争いをしている、化禄はよいものではないのか、と尋ねる人がいます。化禄が示すのは、上の人があなたのために心を砕いてくれるということで、天機星の心の砕き方は、考えすぎ、細かく口を出すという形をとります。かわいく思うほど口出しも増えるもので、関係がよいかどうかとは別の話です。この宮が示すのはあなたの側のことで、親から多くの助言を受け取る一方で、その助言に押しつぶされそうにもなります。自分の決めたこととその理由をはっきり伝え、親の意見を聞いたうえで、自分で選んでください。