紫微家

官禄宮の化禄とは

官禄宮の化禄(かろく)を持つと、仕事では案件が手に入りやすく、上の人が資源を与えてくれ、舞台も比較的大きくなります。順調ではあっても、あなた自身の時間と引き換えになることが多いのです。

父母甲寅福徳乙卯天同田宅丙辰太陽奴僕戊午天府遷移己未天機太陰疾厄庚申紫微貪狼財帛身辛酉巨門子女壬戌天相夫妻癸亥天梁兄弟甲子廉貞七殺命乙丑武曲平破軍平禄官禄宮丁巳金四局命主 巨門 身主 天相陰女
サンプル命盤:破軍化禄が官禄宮に入る例(あなたの命盤ではありません)

案件と舞台が、比較的順調

紹介してくれる人がいる、上司が資源を与えてくれる、成果が見てもらいやすい。仕事の機会は人より多く、職場での人気も悪くありません。

仕事は手がけやすく、行き詰まったときに手を貸してくれる人がよくいます。

機会が多すぎて、受けきれない

機会が来るとうなずき、何でも受けて、負担がどんどん重くなります。人脈で得た機会は、能力が追いつかなければ守れません。

仕事をしたのに名前を残さず、功績は他の人のものになります。

機会を選び、記録も残す

機会ごとに、積み上げになるかを先に考えます。積み上げにならないものは、あまり受けません。

四半期ごとに成果の記録を残し、してきたことにあなたの名前が付くようにします。ポジションは変わっても、終えたことはあなたについてきます。

太陽星・巨門星・破軍星の化禄が官禄宮に入るとき

庚年生まれで太陽星(たいようせい)が化禄となって官禄宮に入ると、あなたには前に立つ仕事が向いています。管理職、公務員、対外的な窓口、表に出るプロジェクト。人の目に留まるほどうまくいきます。太陽星は卯で廟、寅・辰・巳・午で旺となり、活躍の場が広がります。亥・子では陥となり、担当するのは裏方で場を支える仕事が多く、昇進は同期より一歩遅れがちですが、その代わり段取りにはいちばん詳しくなります。

辛年生まれで巨門星(こもんせい)が化禄となって官禄宮に入ると、あなたは話すことで生計を立てます。教育、営業、法務、カスタマーサポートの責任者など、説明と説得があなたの成果そのものです。巨門星は寅・卯・申・酉で廟となり、言葉に重みがあります。辰・戌では陥となり、会議で問題点ばかり指摘しがちなので、解決策を用意してから口を開いてください。

癸年生まれで破軍星(はぐんせい)が化禄となって官禄宮に入ると、あなたの機会は変化から生まれることが多くなります。転職、新しい部署への異動、立て直しが必要な案件の引き継ぎ。一から始める仕事ほど資源が集まります。破軍星は子・午で廟となり、大きな改革にも支持が集まります。卯・酉では陥となり、変えるのが早すぎて、職歴が短い期間の積み重ねになりがちです。

仕事に陀羅・火星・鈴星・化忌が重なるとき

陀羅星(だらせい)が化禄と一緒に官禄宮に入ると、案件は手に入っても進みが遅く、決裁に何段階もかかり、仕様も何度も変わるので、次の予定には余裕を持たせてください。火星(かせい)・鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、急ぎの仕事を突然任されることが多く、こなせはしますが、途中で疲れて転職を考えたくなることもよくあります。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、案件は多いのに、報酬を値切られたり支払いが遅れたりしがちなので、受ける前に支払日を契約書に書き込んでください。

官禄宮の向かいは夫妻宮です。夫妻宮に化忌があると、仕事は順調でも、家庭ではずっと話し合えていないことがひとつあり、仕事のあとも気持ちがそちらへ引き戻されます。二つは同時にあり、打ち消し合うことはありません。乙年生まれで天機星(てんきせい)と太陰星(たいいんせい)が寅・申で一緒に官禄宮に入ると、化禄と化忌が同じ宮にあり、仕事の機会が多い一方で、選び間違えていないかとずっと心配しています。

官禄宮に化禄があるとき、公務員と民間企業のどちらを選ぶか

官禄宮に化禄があるとき、安定を求めて公務員試験を受けるべきか、民間企業で挑戦するべきか、と尋ねる人がいます。化禄が示すのは、仕事の道が通りやすく、上の人が資源をくれるということで、業界を選んでくれるわけではありません。公務員でも民間でもうまくいく可能性があり、違いはあなたがどんな順調さを求めるかです。化禄の星が太陽星や天梁星(てんりょうせい)のように表に立ち、人の面倒を見る星なら、官公庁や大きな組織で活躍の場を得やすく、破軍星や貪狼星(どんろうせい)のように変化を好む星なら、民間のほうが動ける余地が大きくなります。まず、収入、安定、成長など、いちばん大切にしたいことを三つ書き出し、二つの道と照らし合わせてみてください。