兄弟宮の化禄とは
兄弟宮の化禄(かろく)を持つと、きょうだい、ルームメイト、同期との付き合いがスムーズで、資源が互いに流れ、人があなたを助け、あなたも人を引き上げます。順調ではありますが、貸し借りの境界は自分で引く必要があります。
同世代の間の付き合いが、スムーズ
一緒に何かするときは協力する人がいて、手助けが必要なときも人を見つけやすく、集まりもよくあなたが取りまとめます。
仕事の紹介、物の貸し借り、ついでに一度手助けすることを惜しまず、同世代の間で顔が利くようになります。
貸すことに、慣れてしまう
断りにくくて毎回引き受け、貸したものがだんだん当たり前になります。お金と人情が混ざって、長くなると自分でも誰が誰に借りがあるのか分からなくなります。
同世代の中であなたは与える側なのに、あなたに何が足りないかを尋ねる人はほとんどいません。
付き合いをはっきり記録する
貸し借りと手助けは書き出します。貸す額は、戻ってこなくても恨まない程度にします。
同世代にも、一度あなたを手助けする機会を与えます。与えるだけでなく、受け取ることも大切です。貸し借りの記録と上限をはっきり話しておけば、この禄があなたひとりの支出になりません。
天梁星・武曲星・太陰星の化禄が兄弟宮に入るとき
壬年生まれで天梁星(てんりょうせい)が化禄となって兄弟宮に入ると、あなたは同世代の中で知恵を貸し、その場を収める役になり、誰かの家で何かあるとまずあなたに連絡が来ます。天梁星の化禄によるお金は、人助けに回りやすい傾向があります。天梁星は子・午・寅・卯・辰・戌で廟となり、あなたの言葉に重みがあります。巳・申・亥では陥となり、助ける量も背負う量も多くなるので、まず自分のために手をつけないお金を取っておいてください。
己年生まれで武曲星(ぶごくせい)が化禄となって兄弟宮に入ると、同世代と一緒に働き、一緒に稼ぐことがいちばんスムーズで、分担がはっきりし、お金の計算も明快です。武曲星が辰・戌・丑・未にある場合、当サイトでは時間をかけて積み上げる形と読みます。きょうだいや同僚と組んだ成果は、数年続けてようやく見えてくることが多いので、分け前を急がないでください。
丁年生まれで太陰星(たいいんせい)が化禄となって兄弟宮に入ると、きょうだいどうしが家のことで支え合います。交代で親の世話をする、一緒にお金を貯める、誰かが引っ越せばみんなで手伝う。太陰星は亥・子・丑で廟となり、家族という後ろ盾が安定しています。卯・辰・巳では陥となり、互いに助ける気持ちはあっても、形になるまでに時間がかかります。
同世代との付き合いに地劫・陀羅・化忌が重なるとき
地劫星(ちこうせい)が化禄と一緒に兄弟宮に入ると、同世代の間でお金が行き来します。今日はあなたが貸し、明日は共同購入の代金を立て替える。貸したお金は、戻ってくるより早く出ていきます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、みんなで一緒に片づけることが長引きやすく、たとえば親の生活費をどう分けるかで何度話し合っても進みません。擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、一緒に組んだ仕事の取り分を面と向かって細かく言い合いやすく、一言きつく言うと、しばらく行き来が途絶えます。
癸年生まれで破軍星(はぐんせい)が化禄となって兄弟宮に入るとき、同じ年の貪狼星(どんろうせい)の化忌は必ず疾厄宮か田宅宮に入ります。同世代の側には新しい資源が入ってくる一方で、自分の体力か家のことに、手放せない気がかりがひとつあります。両方に目を配り、同世代の側が順調だからといって、家のことを後回しにし続けないでください。
きょうだいでお金を出し合い、親に家を買う
姉や弟と一緒にお金を出して親が住む家を買いたいが、兄弟宮に化禄があるとき共同出資はよいのか、と尋ねる人がいます。化禄は、あなたたちの間に力を出し合う気持ちがあり、話がまとまりやすいことを示すので、始まりはたいていスムーズです。難しいのは、順調なときほど誰も細かい話を切り出しにくいことです。名義を誰にするか、毎月のローンをそれぞれいくら負担するか、修繕費や税金をどう分けるか、いつか誰かが抜けたくなったらどう精算するか。契約の前に一枚の紙にまとめ、全員が署名してください。名義と負担の割合を先に決めておけば、この先誰が多く出し、誰が少なく出しても、話し合うよりどころがあります。