子女宮の紫微
子女宮に紫微星(しびせい)が入ると、子や年下の人を育てるときに、方向と基準を示す形になり、自分も面子を大切にするため、厳しく聞こえやすくなります。プロジェクト、作品、ペットなど、あなたが一から育てたものにも、同じやり方が当てはまります。
子女宮の紫微の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の田宅宮は貪狼。丑・未の宮では破軍と同宮で、田宅宮は天相。寅・申の宮では天府と同宮で、田宅宮は七殺。卯・酉の宮では貪狼と同宮で、田宅宮には主星がありません。辰・戌の宮では天相と同宮で、田宅宮は破軍。巳・亥の宮では七殺と同宮で、田宅宮は天府。どの配置でも、三合の奴僕宮には必ず武曲があります、父母宮には必ず廉貞があります。
まずあなたが一度やってみせ、残りは相手に任せる
子に期待するのは、本当にもっとできると思っているからで、あなたの夢を叶えてほしいわけではありません。資源を与え、方向を示し、道を整えますが、やさしい言葉は少なめです。家に入って最初の一言が点数の話なら、相手に聞こえるのは、自分は足りないということばかりです。
生徒を教える、弟子を育てることも同じで、一度やって見せ、残りは相手に自分でさせます。基準は高く、できていればチャンスを与え、できていなければはっきり言います。付いてこられる人はとても強く鍛えられますが、付いていけない人は大きな重圧を感じます。
紫微星が子女宮に入る場合、多くは同じ宮に星があり、人の育て方もそれに従って変わります。紫府は安定して資源を惜しまず、紫貪は一緒に遊んでくれることが多く、紫殺は要求が急です。子がどんな性格かは、その人自身の盤を見る必要があり、あなたの導き方もそれに合わせて調整します。
基準だけを示して、理由を示さない
基準だけ示して理由を言わないと、相手が感じるのは圧力だけです。理由を話して初めて、基準が人を育てるものになります。もう一つの行き詰まり方は、提出物をずっと先延ばしにすることで、「まだ見栄えがよくない」と感じ、手放せば自分が責任を果たしていないようで怖く、段階に分けて渡せません。相手はずっと練習の機会を得られません。
要求を二つに分ける。何がほしいか、なぜか
要求は、何がほしいか、なぜか、の二つの文に分けられます。ときどき一言ほめるのは、あなたには照れくさくても、年下の人は長く覚えています。家にも少し余白を残し、食卓で進み具合の話だけにしないようにしましょう。
子のいない人にも、この宮は同じように働いています。教える生徒、飼っているペット、世に出した作品に、同じ基準が使われています。
子女宮の紫微星、明るさが人を育てる自信を決めます
当サイトの命盤で使う明るさでは、紫微星は午で廟、子で平です。同じ子女宮でも、午宮のあなたは子育てに自信があり、ひと言で子どもが聞き入れます。子宮のあなたも決まりを立てたいのに、子どもによく交渉を持ちかけられます。
紫微星と七殺星(しちさつせい)が巳・亥にあるとき、紫微星は旺、七殺星は平で、年下の人に速さと見栄えを求めますが、七殺星が強くないので、急かしても最後はたいてい自分で片づけます。紫微星と貪狼星(どんろうせい)が卯・酉にあるとき、紫微星は旺、貪狼星は利で、子どもと遊ぶのも教えるのも好きで、習い事に付き添い、外の世界を見せに連れて行きますが、貪狼星のせいで自分の趣味を子どもに重ねてしまいやすくもあります。
年下の人を育てるときに擎羊・陀羅・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)は寅・申・巳・亥に入らないので、紫微星・天府星(てんぷせい)や紫微星・七殺星が子女宮にあるときには出会いません。ほかの座り方で擎羊星に出会うと、しつけの口調が硬くて速くなり、子どもが説明し終わる前に結論を出してしまいます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、子どものために決めたいことがずっと先延ばしになり、学校、習い事、留学と、どれも長く迷います。
紫微星は化忌(かき)になりません。乙年生まれの人は紫微星が化科(かか)になり、年下の人の前でのあなたの評判や仕事の筋道が人の目に留まり、学生や弟子が自分から学びに来ます。その年の化忌は太陰星(たいいんせい)につき、太陰星は紫微星の三方四正に入らないので、この宮に重なることはありません。
子女宮に紫微星があると、子どもは自己主張が強いのか
子女宮に紫微星があるのを見て、子どもは自己主張が強く、扱いにくいのかと尋ねる人がいます。この宮の紫微星が示すのは、あなたの育て方が方向を示し、基準を立てるものだということで、子どもとの間でどちらが決めるかは、この宮によくある課題です。子どもが本当に自己主張が強いなら、完全に自分で決めてよいことをひとつ任せましょう。本人が力をつければ、あなたも楽になります。