紫微家

子女宮の廉貞

子女宮に廉貞星(れんていせい)がある人は、子どもや後輩を質感重視の路線で育てます。世間を見せ、品を教え、期待も高く、体面があり、出世してほしいと望みます。子ども本人の性格は、その子自身の命盤で見ます。

夫妻乙卯破軍兄弟丙辰天同命丁巳武曲天府父母戊午太陽太陰福徳己未貪狼田宅庚申天機巨門官禄辛酉紫微天相奴僕壬戌天梁遷移癸亥七殺疾厄甲子財帛身乙丑廉貞廟子女宮甲寅土五局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:廉貞が子女宮にある例(あなたの命盤ではありません)

品のよさが、先に語る

質感を大事にする路線で人を育て、何を着るか、どう話すか、物をどう使うかを教えます。後輩に見聞を広げさせるために資源を使うのを惜しまず、いい加減なことは、あまり許しません。

後輩や子どもはあなたに懐きますが、あなたの目つきも怖がります。うれしいことも、不機嫌なことも顔に出て、その顔色を、彼らは一目で理解するからです。後輩や子どもを育てるとき、先に決まりを定める習慣があり、感情が高ぶると顔に出るので、練習したいのは、決まりをはっきり伝え、顔色を少し収めることです。

期待が、義務になる

最もよくあるのは、その子の人生を自分の作品のように扱い、体面があって優れていてほしいと願い、知らず知らず、道を代わりに決めてしまうことです。緩急が交互になるのもそうで、機嫌が良いときは何でも与え、機嫌が悪いときは何もかも駄目になります。

本音を直接言わず、顔色で相手に推測させると、そのうちに、後輩はあなたの感情を読むことしか学ばず、自分で責任を持つことを学びません。

決まりは少なく、決めたら守る

決めた決まりはそのとおりに実行し、毎週別のものに替えません。できたらその場で言い、できなければ、事柄に即して伝え、感情を顔に出して推測させないようにします。まずその子が何を望むかを尋ね、それからあなたが何を期待するかを話すと、道が長く続きます。

平凡に甘んじない気持ちは、自分のために残し、その子の檻にしないようにします。見聞を広げさせることはできますが、その子の代わりに舞台に立つ必要はありません。

子女宮の廉貞星、明るさで年下の人への関わり方が変わります

廉貞星は寅・申で廟です。子女宮の廉貞星がここに単独で入ると、年下の人への基準が高く、筋道も説明できるので、相手も納得してついてきます。子・午で天相星(てんそうせい)と同じ宮に入ると、廉貞星は平、天相星は廟で、人を育てるときは決まりや手順に頼る分、顔色に出すことが少なくなります。

巳・亥で貪狼星(どんろうせい)と同じ宮に入ると二つとも陥で、子どもを遊びに連れ出し、いろいろなものを見せるのが好きで、乗り気になるのは速いのに、しつけは緩んだり締めたりを繰り返しがちです。子女宮が廉貞星の人は、命宮に決まって天同星(てんどうせい)があります。あなた自身は本当は気楽に過ごしたいのに、年下の人への高い基準は、たいてい相手を心配するところから来ています。

子女宮の廉貞星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、年下の人を正す口調が速く重くなり、相手が理由を言い終わる前にさえぎってしまいます。廉貞星が単独のときや、廉貞星・貪狼星の子女宮では擎羊星に出会いません。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、年下の人に与えたい機会がずるずる先延ばしになり、段取りが整ったころには相手の興味がもう移っています。廉貞星・天府星(てんぷせい)や廉貞星・七殺星(しちさつせい)でよく見られます。

丙年生まれの人は廉貞星の化忌(かき)が子女宮に入り、年下の人のある選択がずっと気にかかります。選んだ専攻かもしれませんし、付き合っている友だちかもしれません。いつ一緒に結果を見るかを相手と約束し、それまでは問い詰めないことにしましょう。

子女宮に廉貞星があると、子どもは扱いにくいのか

子女宮に廉貞星があるのを見て、子どもが頑固で大人に口答えするのではと心配する人がいます。この宮が示すのは、あなたと年下の人との関わり方で、二人とも基準を持っていると、互いに譲らなくなりがちです。言い合いになったら、まず「どうすれば公平だと思う?」と聞いて、相手にも自分の基準を言ってもらいましょう。先にあなたが筋道を説くよりも、早く収まることがよくあります。二つの基準を並べれば、たいてい真ん中の道が見つかります。