紫微家

父母宮の擎羊星が表すもの

父母宮に擎羊星(けいようせい)が入ると、年長者、師、上司との間がまっすぐになります。求められることはよく分かり、言い返すときも容赦なく、あなたも比較的硬く、自分で踏ん張る習慣があります。年長者本人がどんな人かは、その人自身の盤を見る必要があります。

貪狼福徳甲寅天機巨門田宅乙卯紫微天相官禄丙辰天梁奴僕丁巳七殺遷移戊午疾厄己未廉貞財帛庚申子女辛酉破軍夫妻壬戌天同兄弟癸亥武曲天府命身甲子太陽不太陰廟科擎羊父母宮乙丑金四局命主 貪狼 身主 天相陰男
サンプル命盤:擎羊が父母宮にある例(あなたの命盤ではありません)

擎羊星が父母宮にあると、禄存星は必ず命宮に入る

擎羊星が父母宮にあるとき、禄存星(ろくぞんせい)は必ず命宮、陀羅星(だらせい)は必ず兄弟宮に入り、これがちょうど羊陀夾命です。上の人との間では勢いが強く、自分は禄存星の現実的さと保守性を帯び、きょうだいとの事柄は遅くなりがちです。

廟に入れば、年長者とぶつかっても、話は成立します。陥地に入れば、上の人との間で衝突と距離が増えます。父母宮は上司や書類も見るので、上司との付き合い、契約や手続きでも、話し方が硬すぎないかに気をつける必要があります。

目上の人の前で、折れない

できているかどうかにとても敏感で、できていないところを人に指摘されると覚えてしまい、ほめ言葉はかえって聞き入れにくくなります。

この鍛えられた経験が残してくれたのは能力です。ストレスに強く、酷使にも耐え、何かあってもまず慌てません。ただ、自分に満足することも難しくなります。

要求を否定として聞いてしまう

要求を否定として聞きやすく、叱られた数回は覚えていても、人があなたのためにしてくれたことは、あまり心に留めていません。

大人になってからも対抗し続けることもよくあります。自分を証明するために、実は望んでいない選択をいくつもして、力のすべてが悔しさに使われます。

厳しさは残し、怒りは手放す

この経験が与えてくれた能力に感謝しつつ、いくつかのやり方には同意しないという、二つの気持ちは両立できます。

言いたいことは早めに言います。言わなければ、行動で証明し続けることになり、その循環はとても消耗します。話して決着をつければ、あなたも、その怒りを手放しやすくなります。

父母宮の擎羊星、上から学んだ硬さが下へ伝わります

父母宮の三方は子女宮と奴僕宮で、向かいは疾厄宮です。擎羊星が父母宮にあると、親や先生から学んだまっすぐさを、そのまま後輩や友人に向けがちで、部下への口調も、かつて自分が聞かされたのと同じくらい硬くなります。

甲年生まれで、父母宮が卯の太陽星(たいようせい)・天梁星(てんりょうせい)の人は、擎羊星と太陽星の化忌(かき)が同じ宮に入り、禄存星(ろくぞんせい)は寅の命宮に入ります。親や上司との間で、ひとつの理屈をめぐって膠着しやすく、どちらも自分のほうが筋が通っていると思っています。相手の言うことの正しい半分を先に認め、それから自分の半分を話せば、膠着はたいていほどけます。

目上の人との間で火星・鈴星・地劫に出会うとき

火星(かせい)が同じ宮にあると、親や上司と意見が合わないとその場で言い返し、言い返してから後悔します。鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、言い返しはせず、表では承知しながら陰で自分のやり方を通すので、相手が気づいたときにはもっと怒らせてしまいます。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、目上の人と決めた条件が最後になって変えられやすいので、大事なことは文字で残しておきましょう。

父母宮は書類や手続きも表します。化忌がこの宮の主星につくと、証明書や契約、申請がひとつの細かい点で止まりやすく、擎羊星は言い争いに行きたくさせます。足りない書類を一度ですべて聞き出すほうが、担当者と正しさを争うより早く進みます。

父母宮に擎羊星があると、親とうまくいかないのか

父母宮に擎羊星があり、小さいころから父親と話すとすぐ言い争いになり、大人になってもどう接すればいいか分からないという人がいます。この宮の擎羊星が示すのは、あなたと目上の人との間ではどちらも言葉が硬く、どちらも先に折れないということで、この関係がよくならないという意味ではありません。付き合う場面を変えてみましょう。食卓で正しさを論じるのをやめ、一緒に何かをするのです。物を修理する、用事に付き添う。手が動いていると、硬い二人もかえって話ができるようになります。