田宅宮の化忌とは
化忌(かき)が田宅宮に入ると、家や不動産の面で特に引っかかりやすく、権利書類、ローン、水漏れ、内装、誰と住むか、といった一件で長く悩むことがあります。整えるのは住まいと資産のことであり、そのせいで家庭がばらばらになるわけではありません。ここでは生年化忌を指します。対宮の子女宮に響くため、家の中がうまくいかないと、年下の人への要求も強くなります。
家の中にひとつ終わっていないことがあると、心がそこで止まる
契約が終わっていない、修理の予約が取れない、物が元の場所に戻っていない。そうしたことを何度も考え、あなたの心の中で家はひとつのリストになっています。
住むのが合っているかどうかも気になります。場所、騒音、誰と住むか。ひとつでもうまくいかないと、昼間のことを覆ってしまうほどです。
家を、検査場にしてしまう
隅々まできちんとしていないと気がすまず、住む人がくつろげません。処理するのが怖いほど、権利書類やローンはますます乱れて遅れます。
人がうまくできないと思うと全部自分でやり、家族が手を出すと、横でやり直してしまいます。
書類はその日のうちに処理し、手を付けない一角を残す
契約、請求書、修理はその日のうちに返事をし、予約できるものは予約して、終わっていないことを夜に持ち込みません。お金をかけて直すべきものは早めに直します。節約できるのは、毎日の気分です。
家族のために、整っていなくていい一角をひとつ残します。その一角はあなたの点検リストに入れません。家に入ったらまず座り、片づけるかどうかはそれから決めます。
太陰星・武曲星・廉貞星の化忌が田宅宮に入るとき
乙年生まれで太陰星(たいいんせい)が化忌となって田宅宮に入ると、引っかかるのは家の安心感です。住まいが落ち着かなかったり、家のことが片づいていなかったりすると、心が休まりません。太陰星は酉・戌・亥・子でもともと明るく、この気がかりが家を大事にする力に変わります。卯・辰・巳では陥となり、家のことがいちばん眠りを妨げます。
壬年生まれで武曲星(ぶごくせい)が化忌となって田宅宮に入ると、引っかかるのは住まいのお金です。住宅ローン、頭金、修繕費。どれも何度も計算し直します。武曲星は辰・戌・丑・未で廟となり、お金のことは引っかかっても、持ちこたえられ、ほどくこともできます。巳・亥では平和で、住まいの家計は放っておくとすぐ乱れます。毎月決まった日に整理してください。
丙年生まれで廉貞星(れんていせい)が化忌となって田宅宮に入ると、引っかかるのは家の決まりごとです。誰が家事をするか、誰が何に触ってよいか、家族それぞれに考えがあり、あなたは不満があっても口にしません。廉貞星は寅・申で廟となり、決まりごとを話し合えます。巳・亥では陥となり、家の空気がよく重くなります。
家に地劫星・擎羊星・化禄が重なるとき
地劫星(ちこうせい)が化忌と一緒に田宅宮に入ると、家のお金は修繕や思わぬ出費から漏れていきがちで、住まいの小さな不具合が絶えず、お金が少しずつ出ていきます。擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、家族の間で家のことをめぐって衝突し、言葉がきつくなって、誰も譲ろうとしません。
癸年生まれで貪狼星(どんろうせい)の化忌が田宅宮に入るとき、同じ年の破軍星(はぐんせい)の化禄は必ず兄弟宮か疾厄宮に入ります。家のことは気にかかっても、きょうだいや自分の暮らしの側には新しいよいことがあります。壬年生まれで武曲星の化忌が田宅宮に入ると、紫微星(しびせい)の化権も必ず兄弟宮か疾厄宮に入り、同世代の間ではあなたの言葉に重みがあるのに、住まいのお金がいちばん手放せない気がかりになります。
田宅宮に化忌があると、家を買うのに向かないのか
田宅宮に化忌があると、家を買うのに向かず、名義の不動産を持ち続けられないのか、とよく聞かれます。本サイトの読み方では、化忌は住まいや家のことが気にかかりやすいということで、家を買うと何かが起きるという意味ではありません。田宅宮に化忌があっても、家を買ってかえって安心した人はたくさんいて、ただ買うまでの過程で人より気をもむだけです。まず、内見のときにいちばん心配なことを三つ書き出し、どれも書面で回答をもらってから決めてください。