紫微家

父母宮の化忌とは

化忌(かき)が父母宮に入ると、目上の人、先生、上司との間で、気遣いが決まりごとの中に包まれがちで、一言の評価が何日も引っかかり、成績と引き換えに見てもらおうとします。整えるのは、権威に向き合うこと、評価されることという面であり、縁の深さは別に見ます。ここでは生年化忌を扱います。対宮の疾厄宮に響くので、上の人との間で引っかかると、体が先に疲れを感じることが多くなります。

七殺財帛甲寅天同子女乙卯武曲夫妻身丙辰太陽兄弟丁巳破軍命戊午紫微天府福徳庚申太陰田宅辛酉貪狼官禄壬戌巨門奴僕癸亥廉貞天相遷移甲子天梁疾厄乙丑天機陥忌父母宮己未火六局命主 破軍 身主 文昌陽男
サンプル命盤:天機化忌が父母宮に入る例(あなたの命盤ではありません)

評価の一言を、何日も引きずる

先生や上司の何気ない一言を、自分の出来と何度も照らし合わせます。上の人に見てもらうことを、特に気にします。

やりたいことも、先に相手が同意するかどうかの後ろに置く癖があり、関係が報告の場になっていきます。

見てもらうために、合わせてしまう

がっかりさせるのが怖くて、相手の期待どおりに進み、自分の方向を後ろに置きます。困りごとは言わず、良い知らせだけ伝えるので、関係は成績表だけになります。

叱られるのが怖くて、申請や経費精算は、かえって遅くなります。

困りごとはひとこと伝え、書類はその日に出す

頼まれたことをきちんとこなしながら、自分の方向も一度伝えます。相手が察してくれるのを待たないでください。

契約、申請、経費精算はその日のうちに処理し、進み具合を聞かれてから動くことのないようにします。困りごとを伝えても、相手は必ずしもがっかりせず、むしろあなたが今どこにいるかが分かります。

太陽星・文昌星・武曲星の化忌が父母宮に入るとき

甲年生まれで太陽星(たいようせい)が化忌となって父母宮に入ると、引っかかるのは年長者や上司に見てもらうことです。どれほどやっても、上の人が気づいていない気がします。太陽星は寅・卯・辰・巳・午で十分に明るく、尽くしたことはいずれ誰かが見てくれます。亥・子では陥となり、上からの評価は少なめですが、それをあなたの出来が悪いせいだと受け取らないでください。

辛年生まれで文昌星(もんしょうせい)が化忌となって父母宮に入ると、引っかかるのは書類です。申請、経費精算、契約、証明書が、小さな誤り一つで差し戻されがちです。文昌星は巳・酉・丑で廟となり、間違えてもすぐ直せます。寅・午・戌では陥となり、同じ誤りを繰り返しやすいので、提出前にチェックリストで確認してください。

壬年生まれで武曲星(ぶごくせい)が化忌となって父母宮に入ると、引っかかるのは上の人との間のお金です。家のお金の使い方、会社の予算の承認が、上が首を縦に振らないところで止まりがちです。武曲星は辰・戌・丑・未で廟となり、話し合えばまとまります。巳・亥では平和で、お金の話をするときの言い方がまっすぐすぎて、上の人は聞いていて気分を害します。

上の人との間に擎羊星・陀羅星・化権が重なるとき

擎羊星(けいようせい)が化忌と一緒に父母宮に入ると、上司や年長者との衝突がとても直接的で、言葉がきつくなり、後でどちらも引っ込みがつかなくなります。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、上の人がなかなか返事をくれず承認もしてくれず、心は焦るのに、何度も催促するのは気が引けます。

壬年生まれで武曲星の化忌が父母宮に入るとき、紫微星(しびせい)の化権は必ず子女宮か奴僕宮に入ります。上の人との付き合いは気にかかっても、後輩を育てるときや友人の間では、しっかりとした考えを持っています。癸年生まれで貪狼星(どんろうせい)の化忌が父母宮に入ると、破軍星(はぐんせい)の化禄も必ず子女宮か奴僕宮に入り、上の人のことで気をもんでも、後輩や友人の側からはよいことがよくやって来ます。

父母宮に化忌があると、親の健康に響くのか

父母宮に化忌があると、親の健康に影響するのか、とよく聞かれます。本サイトの読み方では、あなたの父母宮に書かれているのは、年長者、上司、書類とあなたの付き合い方で、親の健康は分かりません。それは親自身の命盤と実際の検査で見るものです。化忌が示すのは、あなたがこの関係をとても気にかけ、引っかかりやすいということです。年長者の体を気づかうなら、いちばん確かなのは定期検査に付き添うことです。まず今月、年長者に電話する日を一日決め、近況だけを話して、頼みごとはしないでください。