田宅宮の化権とは
田宅宮の化権(かけん)を持つと、住まいやお金、家庭内のことをあなたが決めることが多く、家を経営すべき資産と考えます。決定権がすべてあなたにあるので、家はあなた一人が支える形になりがちです。
家のことは、あなたが決める
何を買い、どこに住み、お金をどう使うかを、あなたが決めることが多く、家の段取りには、はっきりした考えがあります。
住宅ローンと修繕も引き受けるのをいとわず、もともと自分の責任だと考えます。
一人で家全体を支える
家のことをすべてあなたが決めると、家族に参加している感覚がなく、あなたも疲れます。ローンと改装が暮らしを圧迫し、住んでも楽しくありません。
家を成績表のように考え、体裁を支えて、自分が息苦しくなるまで頑張ってしまいます。
家のことを半分、人に分ける
家事と出費の分担をはっきり決め、一人ですべて引き受ける必要はありません。
先に、この家で誰がくつろぐのかを考え、そのあと予算と見た目を話します。安定して住めることは、見栄えよりも大切です。
太陰星・天機星・破軍星の化権が田宅宮に入るとき
戊年生まれで太陰星(たいいんせい)が化権となって田宅宮に入ると、あなたは家の切り盛り役です。何を買うか、いくら貯めるか、どう整えるかを一手に段取りし、家もきちんと整っています。太陰星は亥・子・丑で廟となり、家のお金も物事も安定しています。卯・辰・巳では陥となり、細かく管理するので家族は見張られていると感じ、あなた自身も心からくつろげることがあまりありません。
丙年生まれで天機星(てんきせい)が化権となって田宅宮に入ると、家の変化はたいていあなたから始まります。引っ越し、リフォーム、家具の入れ替えなど、思いつくとすぐやりたくなります。天機星は子・午で廟となり、こうした変化で家はどんどん住みやすくなります。丑・未では陥となり、変える回数が多すぎて家がいつも工事中で、住む人まで疲れてしまいます。
甲年生まれで破軍星(はぐんせい)が化権となって田宅宮に入ると、家についての考えは、たいてい全部ひっくり返してやり直す方向です。古い家を取り壊して建て直す、思い切って住む街を変える、家具もひと声で全部入れ替える。破軍星は子・午で廟となり、手を入れるほど住みやすくなります。卯・酉では陥となり、途中で予算が足りなくなって工事が止まりがちです。着工前に予算を三割多めに見ておいてください。
家のことに地劫星・陀羅星・化忌が重なるとき
地劫星(ちこうせい)が化権と一緒に田宅宮に入ると、住まいに関わるお金を、あなたが自分で決めて自分で使ってしまいがちです。リフォームの追加や多めに払った頭金が、もともとの予算を超えることがよくあります。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、名義、ローン、修繕の手続きが長引き、あなたが決めたくても、手続きのほうが一つずつ止まります。
戊年生まれで天機星と太陰星が寅・申で一緒に田宅宮に入ると、太陰星の化権と天機星の化忌が同じ宮に入ります。家をきちんと管理したいのに、引っ越しやリフォームの計画が変わり続けて定まりません。田宅宮の向かいは子女宮で、子女宮に化忌があると、家ではあなたが決めるのに、後輩の側に気がかりなことが残りがちです。家のことは大小すべてあなたが見ているのですから、後輩に向ける管理の気持ちは少し緩めてください。
田宅宮に化権があると、家を買うのに向くのか
田宅宮に化権があると、家を買ったり不動産に投資したりするのに向いているのか、とよく聞かれます。化権が示すのは、住まいのことは自分で決めたく、購入もリフォームも引っ越しも自分で決断したいということです。買うのに向いているかどうかは、払える頭金と毎月のローンで決まります。命盤が示すのは、この件では自分で決める習慣があるということだけです。物件を見る前に、毎月払える上限額を書き出してください。その額を超える家は、どんなに気に入っても見ないことです。気に入った物件があっても、一週間おいて頭を冷やしてから申し込んでください。