遷移宮の咸池星が表すもの
遷移宮の咸池星を持つ人は、家にいるより外にいるときのほうが、人付き合いに恵まれます。出張、旅行、新しい街への引っ越し。すぐに、話してくれる人や、環境に慣れさせてくれる人が現れます。
慣れない場所でも通用する
新しい環境でもあまり気後れしません。新しい会社では最初の週に各部署と打ち解け、海外旅行では現地の人が自分からレストランを勧めてくれることも多く、セミナーに参加すれば、休憩時間に名刺を何枚も交換できます。
この外での縁は、営業開拓、展示会、観光、海外赴任など、外回りの多い仕事に合います。
外の土地では、付き合いやすい外から来た人と見られがちで、地元の人が自分たちの輪に迎えてくれます。これは、地元ではなかなか得られないスタートラインです。
熱心な誘いは選り分ける
外で人と知り合うのは簡単でも、人を見極めるのは地元より難しくなります。相手が熱心に、イベント、共同の投資、どこかへの同行に誘ってきても、現地の状況を知らないので、答えるのが早すぎるかもしれません。
付き合いも多くなります。外の土地での会食は二次会、三次会と続き、予定が乱れて、本来やるべき用事がかえって片づかなくなります。
出かける前に、境界線を決めておく
出張の前に本来の用事を先に組み、付き合いには終わりの時間を決めます。見知らぬ人の誘いは、まず背景を調べ、お金が絡むことは、その場で承諾しません。
戻ってきたら、外の土地で知り合った人を整理して、長く付き合う価値のある人とは連絡を保ちます。この人たちが、あなたがこれから外で展開していく土台になります。
遷移宮の咸池星、同じ宮の主星で外での人気が変わります
太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、外では明るく気前がよく、自分から人にあいさつするので、すぐにみんなに覚えられる人になります。紫微星(しびせい)・貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、外では存在感があり、場に入るとすぐ注目され、誘いも多くなります。天機星(てんきせい)・巨門星(こもんせい)と同じ宮なら、会話で場を開き、初対面の人ともすぐに話題が見つかります。
遷移宮の咸池星は命宮も照らしているので、外でのあなたの人気は、そのままあなた自身の最初の名刺になります。
遷移宮の咸池星に擎羊星・火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が重なるとき
甲寅・甲午・甲戌・庚申・庚子・庚辰年に生まれた人は、擎羊星(けいようせい)が咸池星と同じく遷移宮に入ります。外での魅力に勢いがあり、交渉や競争の場でとても目立ちますが、人と正面からぶつかりやすくもなります。火星(かせい)が同居すると、外で知り合った人とはすぐに打ち解け、一度の食事で友人になり、またすぐに離れていきます。鈴星(れいせい)が同居すると、外で受けた悔しさを口にせず、家に帰ってから沈み込みます。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同居すると、外の土地で築いた人脈が、思ったほど役に立たないことがよくあります。
遷移宮の主星に化忌(かき)がつくと、外にいるとき、ある件がずっと気にかかり、たいていは外の土地で知り合った人との関係です。まずその関係の線引きを心の中で決めてから、連絡するかどうかを決めましょう。
遷移宮の咸池星、外でときめく出会いがあるのか
遷移宮に咸池星があると、出張や旅行でときめく出会いがあったり、外でうまく立ち回れたりするのかと聞かれることがよくあります。遷移宮の咸池星は、あなたが外で人気があって注目されやすく、初対面の人も話しかけてくれるという意味で、それが恋愛に発展するかどうかはあなたの応じ方しだいです。好感は出発点で、距離の取り方を決めるのはあなた自身です。旅先で気が合った人とは、まず連絡先だけ交換し、帰宅して一週間たってから付き合いを続けるかどうかを決めましょう。