父母宮の咸池星が表すもの
父母宮に咸池星(かんちせい)がある人は、目上、師、上司との間で、たいてい良い関係が築けます。あなたの親しみやすさは、上の人の前でよく通用し、自分の装いや交友をどう見られるかも特に気にします。目上の人本人がどんな人かは、その人自身の盤で見ます。
上の人との縁が良い
目上とうまく付き合えて、親戚や師の前で覚えられやすい人です。社会に出てからは、上司や先輩が育ててくれて、チャンスを紹介してくれます。
目上の人の前で体面を保つことも心得ていて、服装、交友、礼儀に、あなたは少し余分に気を配ります。
この躾は、場の礼儀に通じることにもつながり、社会に出てから目上や顧客に会うときも気後れしません。とても実用的な土台です。
目上の評価が気になる
目上の「まだ恋人はできないの?」「最近太った?」のひとことを、あなたは長く心に留め、自分は足りないと感じます。
上司や師と親しくしていると、同僚から噂をされて、コネで上がったと言われることもあります。この親しさの線引きは、自分で見極めなければなりません。
本当の自分を知ってもらう
家族に連絡するときは、暮らしのことをもっと話します。仕事で何が忙しいか、最近何を学んでいるか。良い知らせだけを報告する必要はありません。目上の評価は聞いておくだけでよく、すべてを受け入れなくて構いません。
職場では、上司と専門職としての距離を保ち、成果は仕事ぶりで語ります。周りの噂話は、自然と少なくなります。
父母宮の咸池星、天馬星は遷移宮にあります
咸池星が父母宮にあると、天馬星(てんませい)は決まって遷移宮に入ります。目上の人や先生の人脈があなたを外へ連れ出しやすく、留学、海外赴任、よその土地での仕事は、たいてい上の人の紹介や推薦から始まります。
紫微星(しびせい)と同じ宮なら、目上の人は貫禄があって体面を重んじ、あなたの装いや交友にはっきり意見を言います。太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、目上の人はやさしく細やかで、あなたとも話が合い、困ったことがあれば打ち明けられます。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、目上の人は面倒見がよく、あなたは小さいころからかわいがられ、社会に出てからも導いてくれる先輩によく出会います。そのおかげで、上司の前での身の処し方も心得ています。
目上との縁に擎羊星・火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が父母宮に同居すると、目上の人はあなたの見た目や交友についてずばりと言い、「あの友達はだめだ」のひと言は、なかなか素直に聞けません。火星(かせい)が同居すると、目上の人の感情は急に高ぶり、小さなことひとつで声が大きくなります。鈴星(れいせい)が同居すると、目上の人は不満をはっきり言わず、あなたは親戚の口から知ることになります。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同居すると、目上の人が紹介すると約束してくれた人や機会が、そのまま立ち消えになりがちです。
父母宮の主星に化忌(かき)がつくと、目上の人のある件が気にかかり、それはあなたの恋愛への期待かもしれません。気軽な場を選んで自分の考えを一度伝え、説得しようとはしないでください。伝えたあとは、相手がどう受け止めるかは相手に任せ、その場で答えを求めなくてかまいません。
父母宮の咸池星、目上の人は見た目を重んじるのか
父母宮に咸池星があると、目上の人が見た目を重んじ、自分の交友や恋愛をとても気にするのかと聞かれることがよくあります。父母宮が表すのはあなたと目上の人や上司との付き合い方で、目上の人本人の性格はその人自身の命盤で見ます。ここでの咸池星は、あなたが上の立場の人の前で好かれやすく、相手にどう見られるかをとても気にするという意味です。意見は聞いてかまいませんが、決めるのはあなたです。次に目上の人があなたの装いや交友に口を出したら、まず何が心配なのかを聞いてみましょう。言い返すよりずっと役に立ちます。