遷移宮の天姚星が表すもの
遷移宮の天姚星を持つ人は、新しい場所で好かれやすく、あなたのために手配してくれる人がよく現れます。外での縁がよく働きますが、あまりに丁寧すぎると、誤解もされやすくなります。
外で、うまくやれる
外の土地へ行くと、世話をされやすい人です。案内してくれる人、紹介してくれる人、あなたの代わりに話してくれる人がいます。話し合いのとき、あなたの態度と話しぶりが、多くの労力を省いてくれます。
硬い場を柔らかくし、馴染みのない関係を近づけられます。天姚星が遷移宮にあるとき、天刑星(てんけいせい)は必ず福徳宮に入ります。外ではのびのびとしていますが、ひとりに戻ると、今日はあの言葉が言いすぎだったと、自分を振り返ることがよくあります。
好意が、誤解に変わる
誰に対しても熱心だと、相手が別の意味に取るかもしれず、そのあとが収めにくくなります。
多くの人と知り合っても、本来の用事は進まず、帰ってきたら、手元には名刺の束だけが残ります。
場を、協力に変える
特に熱心な人に会ったら、しばらく観察してから、どこまで近づくかを決めます。あなたの丁寧さは教養であり、相手に約束と誤解させる必要はありません。
出かけるたびに、続けられることをひとつ残します。ひとつの約束、ひとりの連絡先。戻ってから1週間以内にもう一度連絡すれば、外での縁に着地点ができます。
未の刻生まれ、同じ宮の主星で外での姿が変わります
遷移宮に天姚星がある人は、生まれた時刻がみな未の刻、午後1時から3時の間です。
太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、外に出たとたんにおおらかで華やかになり、公の場であるほど活躍できます。天機星(てんきせい)と同じ宮なら、新しい環境への適応が早く、聞き込みや伝手探しが上手で、見知らぬ人ともすぐに顔なじみになります。七殺星(しちさつせい)と同じ宮なら、外では距離があって近寄りにくく見えますが、親しくなると面倒見のよさがわかります。
貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、外での遊びや誘いが特に多く、旅行、集まり、新しい友人と途切れることがなく、帰ってきてから気持ちを切り替えるのに何日もかかります。
外で顔が利くあなたが、擎羊・陀羅・地空地劫・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、外で人気がある一方、人と摩擦も起きやすく、ひと言急ぎすぎただけで、せっかく縮めた距離がまた開きます。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、外で知り合った人との関係が、ずるずると絡まりがちです。約束した仕事の話はゆっくり進むのに、私的なやりとりばかりが増えていくので、公私は分けておきましょう。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、外での付き合いに使ったお金と時間が成果につながりにくく、何度か食事をおごり、付き合いにも顔を出したのに、相手が転職したとたんに縁が切れます。付き合う前に、今回は何をまとめたいのかをはっきりさせておいてください。
遷移宮の主星に化忌(かき)がつくと、外にいる間、気にかかることがひとつあります。人間関係のこともあれば、旅程や書類のこともあります。外では場をうまくこなせるあなたですが、宿に戻ったらその件を書き出し、翌日いちばんに片づけてください。
遷移宮に天姚星があると、海外で活躍できるのか
遷移宮に天姚星があると、海外やよその土地で活躍するのに向いているのか、と聞かれます。この宮の天姚星が表すのは、新しい環境で好かれやすく、案内してくれる人が見つかりやすいということで、これは確かに外で暮らすための元手になります。行くかどうかは、やりたいことにその土地で機会があるか、そして官禄宮や財帛宮の状態も合わせて見ます。人付き合いのおかげで早くなじめても、そこに根を下ろせるかどうかは、三か月から半年のうちに、安定した収入と本当の友人を一人か二人見つけられるかで決まります。