命宮の咸池星が表すもの
咸池星(かんちせい)は桃花星(とうかせい、恋愛や人気をつかさどる星)のひとつで、命宮に入ったとき最も目立つのは、人付き合いと第一印象です。あなたがまだ口を開かないうちに、周りはもう好感を持っています。咸池星は生まれ年の十二支で配置され、子・卯・午・酉の四つの位置にしか入りません。命宮にあるとき、この魅力は一生の基調で、ある時期の運を待つ必要はありません。
人の記憶にすぐ残る
並んでいると人に話しかけられる、新しい同僚が最初の週に昼食に誘ってくれる、友人の集まりのあとで誰かが個別に連絡先を聞きに来る。あなたにとっては、どれも珍しくないことでしょう。美的感覚も鋭く、装い、レストラン選び、贈り物の包み方などで、意見を求められることがよくあります。
この魅力のおかげで、多くのことが人より順調に始まります。面接、顧客との面会、新しいグループへの参加で、周りが先にあなたにチャンスをくれます。
好感はすぐ来るので、距離感は自分でつかむ
難しいのは、好感が来るのが早すぎることです。相手とどんな距離を保つか考える前に、関係が先に進んでしまいます。あなたの熱意を特別扱いと受け取る人や、そのせいで期待を持つ人がいて、社交辞令のひとことが、約束と受け取られることもあります。
もうひとつは、注目されることに慣れすぎていることです。周りが静かになると退屈に感じるので、身支度や約束、メッセージの返信に多くの時間を使い、やるべき本来のことがいつも後回しになります。
親しみやすさは、必要な場で使う
顧客との面会、司会、新人の指導、部署間のやり取りなど、こうした場では遠慮なく親しみやすさを出します。相手の意図がまだわからない誘いには、まず丁寧に応じ、近づくかどうかは少し間を置いてから決めます。
誰かがあなたに特別に親切にしてくれるときは、その関係のその後を自分が引き受けたいかどうかを先に考えてから、どう応じるかを決めます。はっきり返事をすれば、相手も誤解しにくくなります。
命宮の咸池星、同じ宮の主星と天馬星
貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、あなたの魅力は外向きで、にぎやかなことも新しいことも好きで、場が大きいほど元気になります。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、人を惹きつけるのは落ち着きと面倒見のよさで、周りはあなたに相談したがります。太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、好感はやさしさと細やかさから生まれ、声を張らなくても人に覚えてもらえます。
咸池星が命宮にあると、天馬星(てんませい)は決まって奴僕宮に入ります。あなたの人気は友人の輪とともに動きやすく、仕事や住む街が変わるとすぐ新しい友人ができますが、前の仲間とは疎遠になりやすくもあります。
命宮の咸池星に擎羊星・火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が咸池星と同じく命宮に入るのは、甲寅・甲午・甲戌・庚申・庚子・庚辰の六つの年に生まれた人だけです。このときのあなたの魅力には鋭さがあり、好き嫌いが顔に出て、まっすぐなひと言で人に覚えられることもあれば、相手を引かせることもあります。火星(かせい)か鈴星(れいせい)が同居すると、好感はすぐに生まれ、関係が一気に近づいては、また一気に冷めます。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同居すると、恋愛への期待がとても高く、現実の相手にはいつも何かが足りないと感じがちです。
生年の化忌(かき)が命宮の主星につくと、人からどう見られているかがとくに気になり、返事の来ないメッセージひとつで長く考え込みます。これは気がかりで、人気が落ちたという意味ではありません。まず注意を自分の手元のことに戻しましょう。
命宮の咸池星、一生モテ続けるのか
命宮に咸池星があると、モテてよく言い寄られ、恋愛が複雑になるのかと聞かれることがよくあります。当サイトの読み方では、命宮の咸池星は、あなたが第一印象がよく好感を持たれやすいという意味です。好感は恋愛と同じではなく、たいていは仕事や交友がうまく運ぶ形で表れます。恋愛が複雑になるかどうかは、あなたの応じ方しだいです。今月引き受けた誘いを数えてみて、本当に行きたいものだけ残し、ほかは断りましょう。