福徳宮の咸池星が表すもの
福徳宮の咸池星を持つ人の楽しみの多くは、美しさと人付き合いから来ます。きれいなもの、良い音楽、好きな人と過ごす時間が、すぐに失った気力を取り戻させてくれるのです。
暮らしを楽しむのが上手
日々に味わいを加える方法を知っています。良いレストランを選ぶ、居心地のよいコーナーを整える、展覧会を見に行く。こうした小さなことは、あなたにとって充電で、無駄ではありません。
人との間で返ってくる反応も必要で、友人と少し話すだけで、気分がずいぶん良くなります。
気分が、他人の反応で上下する
気分が、他人の反応で上下しやすいのです。メッセージの返信が遅い、集まりに誘われなかった。それだけで、しばらく気持ちが沈みます。
楽しみが、逃げ場に変わることもあります。ストレスが大きいとき、買い物、集まり、ドラマの一気見で乗り切っても、問題そのものはそこにあります。
SNSの「いいね」やコメントにも気持ちが動かされやすく、投稿に反応があまりないと、一晩中気分が落ちます。
自分ひとりで完結する楽しみを、ひとつ持つ
人の参加が要らない趣味をひとつ育てます。絵、料理、運動、植物の世話など何でも構いません。良い気分が、周りの反応にすべて頼らなくて済むようにします。
楽しみにお金を使うのは構いませんが、先に上限を決めます。心が重いときは、書き出すか、信頼できる人に話すほうが、外に刺激を求め続けるより、問題の解決になります。
福徳宮の咸池星、天馬星は疾厄宮にあります
咸池星が福徳宮にあると、天馬星(てんませい)は決まって疾厄宮に入ります。あなたの楽しみはたいてい出かけることや友人に会うことで、じっとしていられず、休みになると予定を詰め込むので、気分はよくなっても体がついていかないことがよくあります。
天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、楽しむことをよく知っていて、食べることにも遊ぶことにもこだわり、毎日を味わい深く過ごします。太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、楽しみはたいてい人に必要とされることから来て、友人のために催しを開いたり段取りをしたりして、終わると大きな達成感があります。天機星(てんきせい)と同じ宮なら、考えることが多く、新しい趣味を研究するのが好きで、三日坊主もよくあることです。ただ楽しさはすぐ来てすぐ去るので、次から次へと探すことになりがちです。
心に擎羊星・火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が福徳宮に同居すると、自分の見た目や振る舞いへの要求がとても高く、少しでも完璧でないと自分を責めます。火星(かせい)が同居すると、気分の上下が速く、よい知らせひとつで大喜びし、批判ひとつでひどく落ち込みます。鈴星(れいせい)が同居すると、心の中の不機嫌をしまい込み、表ではいつもどおり笑っています。地空星(ちくうせい)が同居すると、暮らしへの想像がロマンチックで、現実にはいつも何かが足りないと感じ、地劫星(ちこうせい)が同居すると、お金で楽しさを買っても、買ったあとに楽しさが残りません。
福徳宮の主星に化忌(かき)がつくと、いつもひとつのことが心の中を回っていて、たいていは人からどう見られるかに関わっています。もし誰も見ていなくても、まだ気になるかと自分に聞いてみてください。気にならない半分は、手放してかまいません。
福徳宮の咸池星、楽しむのが大好きなのか
福徳宮に咸池星があると、楽しむことが大好きで、お金の使い方に歯止めがきかないのかと聞かれることがよくあります。福徳宮の咸池星は、あなたの楽しみが美しいものや人との交わりから来ていて、毎日を味わい深くする方法を知っているという意味です。楽しむこと自体は悪くなく、問題はそれをストレスからの逃げ道にすることです。楽しむことと逃げることの違いは、使ったあとに本当に気分がよくなっているかどうかです。何かを買いたくなったら、いったん止まって、今は楽しいのか、もやもやしているのかを自分に聞いてみましょう。もやもやしているなら、ひと回り歩いてから決めると、たいてい買いたくなくなっています。