遷移宮の紅鸞星が表すもの
遷移宮の紅鸞星(こうらんせい)を持つと、出張や旅行、外の土地で人に出会いやすく、好意を持たれやすくなります。このとき天喜星(てんきせい)は命宮に入り、外出時に喜びの空気をまといます。それに流されなければ大丈夫です。
外へ出ると、人が近づいてくる
外では家にいるときよりも目立ち、声をかけられたり、世話をされたり、誘われたりしやすくなります。旅行や出張では、思いがけない縁があることが多いです。
人気のおかげで多くの扉が開きます。新しい場所で案内してくれる人、紹介してくれる人がいて、物事は人よりスムーズに進みます。
縁が多すぎて、用事が終わらない
出張の時間がすべて付き合いに使われ、多くの人と知り合っても、本来の用事が終わっていません。
外の土地で断りにくく、人情の借りをたくさん作って、本来のことまで複雑になります。
まず用事を済ませ、それから友人を作る
境界を先にはっきりさせます。外にいるとき、あなたは自分ひとりではなく、所属する側を代表する立場でもあります。一時の好意で判断を曇らせないでください。
外では、済ませるべきことをまず済ませ、それから人と知り合います。縁は逃げませんが、協力の窓口や訪問先は、逃すと次があるとは限りません。
遷移宮の紅鸞星と、組み合わさる主星
天機星(てんきせい)・天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、よその土地で出会うのは助言をくれる人が多く、道を尋ねても調べものをしても手を貸してもらえます。太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、出かけることは舞台に立つようなもので、公の場であるほど人気が出ます。武曲星(ぶごくせい)・七殺星(しちさつせい)と同じ宮なら、外での好感は仕事の手際のよさから生まれ、相手が気に入っているのはあなたの効率です。貪狼星(どんろうせい)と同じ宮なら、よその土地での遊びや誘いが特に多く、展示会、食事会、夜の予定まで声がかかり、帰ってから気持ちを切り替えるのに何日もかかります。
遷移宮は、外でのあなたと家でのあなたの違いも表します。紅鸞星がここにあると、外に出たとたんに伸び伸びし、家族が見るあなたと友人が見るあなたは、まるで別人のように見えることがあります。どちらもあなたですが、外での顔は家族の目に触れる機会が少ないだけです。
外での人気が擎羊・陀羅・地空地劫・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、外で人気がある一方で、人とぶつかりやすくもなります。席や案件を取り合ったり、ひと言でその場で決裂したりします。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、よその土地で知り合った人とは、しばらく親しくしたあと連絡が途絶えがちで、名簿は長くても、あとで本当に頼れる人はわずかです。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、外で引き受けたことを先延ばしにしがちです。再訪の約束も送るはずの資料も、忙しさにまぎれて置きっぱなしになり、相手の好感も冷めていきます。
遷移宮の主星に化忌(かき)がつくと、外にいる間、何かひとつ気がかりがあります。旅程か、書類か、家に言い残したことかもしれません。外では落ち着いて見えるあなたですが、出発前にその件をきちんと片づけておくと、安心して楽しめます。
恋人の遷移宮に紅鸞星があり、言い寄る人が多い
交際相手の遷移宮に紅鸞星があるのを見て、相手からも「よく言い寄られる」と聞き、不安になる人がいます。この宮が表すのは、相手が外で好かれやすいということで、その相手がどう応じるかまでは表していません。本当に見るべきなのは、相手があなたのもとに戻ってきたときの様子です。外で会った人や出来事を自分から話してくれるか、外の友人にあなたを紹介してくれるか。外の輪にあなたを招き入れてくれることのほうが、命盤の紅鸞星より、相手があなたをどこに置いているかをよく物語ります。確かめたいのは何人に言い寄られたかではなく、その人たちにどう返しているかです。