父母宮の紅鸞星が表すもの
紅鸞星(こうらんせい)が父母宮に入ると、目上の人、先生、上司の前で好かれやすく、記憶に残り、引き立てられます。大人になってからは、このかわいがられ方を依存に変えないようにしてください。目上の人自身がどんな人かは、その人の命盤で見ます。
目上の人の前で、好かれやすい
上の人との付き合い方を心得ていて、言葉遣いが感じよく、礼儀正しく、資源が必要なときや、誰かに口添えしてほしいときに、切り出せます。
好かれることに慣れているため、人に対する自信があり、自分を出すことにも積極的です。ただ、自分を好まない人に出会うと、特に気にします。
好かれることに慣れて、嫌われるのが怖くなる
褒められ慣れて、反対されそうな選択ができず、そのうちに、自分が何を望んでいるかも言えなくなります。
人が親切にしてくれるのは当たり前と思って感謝が減り、誰もちやほやしてくれなくなったとき、特につらくなります。
感謝しつつ、自分の判断を育てる
与えてくれたことに感謝しつつ、好かれ続けるために自分を曲げる必要はありません。人に嫌われても、あなたはあなたのままです。
かわいがられた経験を、自信に変えます。支えてくれる人がいるから、もっと思い切って試せ、遠くまで行けます。
父母宮の紅鸞星と、組み合わさる主星
天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、目上のかわいがり方は守ることで、よく知恵を貸し、面倒を防いでくれます。太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、目上の人があなたを外へ連れて紹介するのが好きで、早くから人前の場を経験します。七殺星(しちさつせい)と同じ宮なら、目上はあなたに厳しく、好意は要求の中に隠れていて、叱られる回数も多いぶん、引き立てられる機会も少なくありません。天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、目上の前では子どものようで、甘えが通り、かわいがられるぶん、自分で決める機会はかえって少なくなります。武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、目上の愛情はとても実際的で、口での気づかいより学費や頭金といった形をとります。
父母宮は、書類や役所とのやりとりも表します。紅鸞星がここにあると、手続きや担当者とのやりとりで話のわかる人に当たりやすく、物事が思ったより順調に進みます。
目上との縁が擎羊・陀羅・地空地劫・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、目上はあなたをかわいがる一方で口うるさく、気づかいが責める口調で出てきます。あなたには叱られているように聞こえても、相手はあなたが損をしないかと心配しているのです。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、目上との間に言いそびれた話が残り、小さな誤解が何年も置きっぱなしになります。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、目上が約束してくれた支えが空振りしやすく、手伝うと言っていたことが直前に変わります。大事な段取りを口約束だけに頼らないでください。
父母宮の主星に化忌(かき)がつくと、目上について気にかかることがひとつあります。相手の期待か、果たせなかった約束かもしれません。会えば和やかなぶん、その件はなおさら言い出しにくくなります。まずメッセージで伝えるほうが、面と向かって言うより楽で、相手もどう返すかを考える時間が持てます。
小さい頃から目上にかわいがられたのに、上司には通じない
小さい頃から年長者にかわいがられてきたのに、職場ではどうしても好かれない上司に当たり、紅鸞星が効かなくなったのかと思う人がいます。父母宮の紅鸞星は、目上と親しくなりやすくしてくれますが、誰にでも通じるわけではありません。結果を重んじる上司の目には、あなたの感じのよさは単なる礼儀にしか映らないこともあります。そういう相手には、好かれようと力を使うより、任された仕事を最後まで正確にやり、報告では結論から話してください。そのほうが、評価はかえって公平になります。感じのよさはあなたの長所なのでしまい込む必要はありませんが、それだけを唯一の道具にしないことです。