命宮の紅鸞星が表すもの
命宮に紅鸞星(こうらんせい)が入る人は、人から好かれやすく、見た目や態度が、人に近づきたいと思わせます。紅鸞星は桃花星(とうかせい)のひとつで、喜び、人気、好かれている感覚を司る星です。恋愛を何度経験するかとは関係ありません。
紅鸞星(こうらんせい)は生まれ年の地支で配置され、十二支のどこにも入る可能性があります。天喜星は必ずその向かいにあるので、紅鸞星が命宮にあるとき、天喜星は遷移宮にあります。
人の印象に残りやすい
人の集まりの中で最もにぎやかなほうではないのに、目に留まりやすい人です。人があなたに持つ第一印象は、付き合いやすい、清潔感がある、見ていて心地よい、といったもので、全体の感じを指していて、外見だけとは限りません。
恋愛のチャンスは人より多く、紹介されたり、好意を寄せられたりする回数も多めです。自分から動かなくても、話が向こうからやってきます。これは紅鸞星がもたらす恩恵です。
好かれることは、大切にされることと同じではない
周りにいつも人がいるので、人気を恋愛と取り違えやすく、深く進もうとして初めて、相手が近づきたかっただけだと気づきます。
その場の雰囲気に流され、見るべき現実を見ず、熱が引いてから、二人がまったく合わないことに気づきます。
好意を、合う場所に使う
人に好かれることは事実です。関係を続けるかどうか、どれだけ続くかは、付き合ってみて分かります。急いで始めるより、ゆっくり確かめるほうが良いです。
自分の条件をはっきり伝えます。あなたには選ぶだけの魅力があるので、相手が熱心だからといってうなずく必要はなく、失うのが怖いからといって自分を低くする必要もありません。
好かれやすさは生涯続きますが、それにどれほどの重みがあるかを自分で知っておく必要があります。好意は扉を開けますが、関係を続けさせるのは中身です。早く区別できるほど、人の流れに引っ張られにくくなります。
同じ宮の主星が変われば、好かれ方も変わります
命宮の紅鸞星は、隣にどの主星が座るかで、人があなたのどこを好きになるかが決まります。太陰星(たいいんせい)や天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、穏やかで話しやすく、守ってあげたくなるタイプです。太陽星(たいようせい)か紫微星(しびせい)と同じ宮なら、おおらかで華があり、人前に立つだけでついてくる人がいます。七殺星(しちさつせい)か破軍星(はぐんせい)と同じ宮なら、好意がまっすぐ届き、好きなら言う、合わなければ去る。近づいてくる人も思い切りのいい人が多くなります。
貪狼星(どんろうせい)や廉貞星(れんていせい)と同じ宮だと、二重の魅力が重なり、場にいて目立たないほうが難しいくらいです。この組み合わせにいちばん必要なのは選ぶことです。誘いが多いので、返事をする前に、自分が行きたいのか、断りにくいだけなのかを一度考えてください。
命宮の紅鸞星が擎羊・地空地劫・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が紅鸞星と同じ命宮にあると、好意にとげが混じります。すぐ注目される一方で、率直なひと言で相手が引いてしまうこともあります。近づく人が多いぶん、ぶつかる機会も増えるので、急いで態度を示すより、最後まで聞いてから返すほうがうまくいきます。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、熱はあっても長続きしにくく、出会った直後は盛り上がり、数週間で冷めることがよくあります。最初の熱を約束と受け取らなくてかまいません。
生年の化忌(かき)が命宮の主星につくと、好かれている最中にも、心にひとつ引っかかることを抱えがちです。周りからは親しみやすく見えても、本人は疲れていることがあります。誰にも返事をしなくていい時間を、自分のために残してください。
命宮に紅鸞星があるのに、出会うのは合わない人ばかり
命宮に紅鸞星があるなら異性に縁があるはずなのに、実際に出会うのは友達止まりの人や、すでに相手がいる人、条件が極端な人ばかりだという声があります。紅鸞星が表すのは「人が近づいてくること」で、その人が合うかどうかまでは選り分けてくれません。来る人が多いぶん、選ぶ作業は自分でする必要があります。まず相手の生活が安定しているか、あなたの居場所を空けているかを見て、それから自分の気持ちが動くかを確かめてください。異性の友達が多いのは偽物の縁ではなく、あなたの扉が大きく開いているということです。誰を残すかは、自分で決めてかまいません。