紫微家

子女宮の陰煞

陰煞星(いんさつせい)が子女宮に入ると、子ども、年下の人、部下を育てるときに、見えない部分が多めです。相手が口にしなかったことに、しばらくしてから気づくことがよくあります。子ども本人の性格は、本人の命盤で見ます。

兄弟甲寅廉貞破軍命身乙卯父母丙辰天府福徳丁巳天同太陰田宅戊午武曲貪狼官禄己未太陽巨門奴僕庚申天相遷移辛酉天機天梁疾厄壬戌紫微七殺財帛癸亥夫妻乙丑陰煞子女宮甲子水二局命主 文曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:子女宮の陰煞(あなたの命盤ではありません)

心の内は奥にしまわれる

忙しくなると、結果だけを見て、過程を聞かなくなりがちです。年下の人が行き詰まっているところを、こちらから尋ねないと、先に聞こえてくることはほとんどありません。部下も、結果だけを報告して、行き詰まった過程は言わないことがあります。

あなたを信頼していないとは限らず、心配をかけたくない、言ったら叱られると思っている場合が多いものです。あなたの応じ方が、次に話すかどうかを決めます。

この宮では、あなたが手がける案件や作品も見ます。進捗表では順調と書いてあっても、報告されていない遅れが下にあるかもしれず、検収の前に自分で抜き取り確認します。

推測と問い詰め

成績や態度から状況を推測して、方向を外すと、相手はますます説明したがらなくなります。聞くときにスマートフォンを触りながら聞くと、相手は二言三言で止め、次からもあまり話さなくなります。

もう一方の極端は、細かく聞きすぎて、すべての細部に説明を求めることです。相手は疑われていると感じて、何も言わなくなります。

話すことを安全にする

決まった時間を、相手の話を聞くために取ります。評価せず、答えを急ぎません。普段から食事の量、睡眠、付き合いの変化に気を配り、異変があれば、聞く機会を見つけます。

相手が話してくれたときは、まず話してくれたことに感謝し、それから一緒に方法を考えます。一度話して叱られなければ、二度目があります。

子女宮の陰煞星は、生まれた時刻と主星に関係します

陰煞星が子女宮にある人は、生まれた時刻が決まって子・卯・午・酉のどれかです。この四つの刻の陰煞星は、命宮、子女宮、遷移宮、田宅宮のどれかにしか入らず、どの宮かは生まれ月が決めます。

同じ宮の主星によって、あなたから見えない部分が変わります。七殺星(しちさつせい)と同じ宮なら、年下の人に大きな自由を与えるので、相手は何かあると自分で抱え込み、あまり報告してきません。破軍星(はぐんせい)と同じ宮なら、あなたの育て方に変化が多く、年下の人も興味や友だちを変えるときに前もって言わないことがよくあります。天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、面倒見はとてもよいのに、相手はまさにあなたを心配させたくなくて、悪い知らせを先に隠します。

年下の人を育てるときに陰煞星へ陀羅・地劫・化忌が重なるとき

陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、年下の人が行き詰まっていることを長くたってから知らされ、知ったときには、ひと言で解決できたはずのことが込み入っています。地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、子どもや企画のために使うお金の一部が見えないところへ流れ、塾代、道具代、活動費と、振り返って計算すると大きく超えています。

化忌(かき)が子女宮の主星につくと、子どもが話していないことをひとつ気にかけがちです。遠回しに探るより、まず自分が最近行き詰まっていることをひとつ話しましょう。大人も行き詰まるのだと分かれば、子どもも口を開きやすくなります。

子女宮に七殺星と陰煞星があると、子どもとの縁が薄いのか

子女宮が七殺星と陰煞星で、子どもとの縁が薄く、将来親しくなれないのではと心配する人がいます。七殺星はあなたの育て方を手放す方向へ向け、早く自立させようとさせ、陰煞星は子どもの心の内をあなたから見えにくくします。二つが重なると、子どもがあまり自分のことを話さないという形になりやすいのですが、縁が薄いわけではありません。あなたにできるのは、面と向かわなくても伝えられる道を用意しておくことです。メモを残す、メッセージを送るなど、口では言えなくても書けば伝えられる子もいます。