子女宮の化権とは
子女宮の化権(かけん)を持つと、子、年下の人、生徒、部下、さらにプロジェクトや作品の決定権まで、あなたの手にあり、成否も一緒に担います。方向をあなたが決めることには問題はなく、難しいのは、一歩一歩まで決めてしまわないよう我慢することです。
方向と決まりは、あなたが決める
何を学び、どうやり、どこまでやるか。人を育てるとき、はっきりした基準があります。手放すことはあまりなく、方向が違えばもっと面倒になると考えます。
何かあればあなたが処理し、資源も与えるので、年下の人には安心感がありますが、自分で決める機会は少なくなります。
最後まで管理すると、相手が育たない
自分のほうが分かっていると考えて、相手の代わりに道を選んでしまい、相手が自分で考える機会がなくなります。うまくできなければ、あなたが取り戻して自分でやります。
進み具合を見張っていて、相手の気持ちは見えていません。
方向は決めるが、一歩一歩までは決めない
目標をはっきり伝え、方法は相手に自分で試させ、うまくいかなければやり直させます。急いで引き取らないことです。
一度に直すよう求めることは一つだけにして、残りは相手に残します。相手が一度転んで自分で立ち上がるほうが、あなたが道をならしてやるよりずっと効きます。
破軍星・紫微星・太陽星の化権が子女宮に入るとき
甲年生まれで破軍星(はぐんせい)が化権となって子女宮に入ると、あなたは人を育てるときに作り直すのが好きです。古い決まりを外し、新しいやり方に入れ替え、作品も版を重ねるたびに前の版をひっくり返します。破軍星は子・午で廟となり、大きく変えるとよい結果になりやすいです。卯・酉では陥となり、変えるのが急すぎて、後輩が古いやり方を覚える前に、もう新しいものに替わっています。
壬年生まれで紫微星(しびせい)が化権となって子女宮に入ると、あなたはチームを率いるように後輩を育てます。分担がはっきりしていて決まりは厳しく、誰が何を受け持つかがひと目で分かります。紫微星は午・未・丑で最も安定し、後輩はあなたに従います。子では輝度が平和にとどまり、決まりは同じように厳しいのに、育成を手伝ってくれる右腕がいないため、何でも自分で見張ることになります。
辛年生まれで太陽星(たいようせい)が化権となって子女宮に入ると、あなたは前に立って手本を見せる人です。後輩はあなたのやり方を見て学び、作品もあなたが表に立って発表することが多くなります。太陽星は寅・卯・辰・巳・午で十分に明るく、手本にはついてくる人がいます。亥・子では陥となり、あなたが力を尽くしても後輩には見えていないことがあります。やって見せる前に、なぜそうするのかを先に伝えてください。
後輩と作品に陀羅星・火星・鈴星・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)が化権と一緒に子女宮に入ると、いったん決めた育て方はなかなか変えられません。後輩が何度も新しい案を出しても、あなたはまだ考え中です。火星(かせい)・鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、人の育て方に波があります。手が空いているときはきっちり見張り、忙しくなるとすっかり手を離すので、後輩はあなたのペースをつかめません。
甲年生まれで武曲星(ぶごくせい)と破軍星が巳・亥で一緒に子女宮に入ると、破軍星の化権と武曲星の化科が同じ宮に入ります。あなたが育てた人は思い切りがよく評判も上々ですが、あなたが多く口を出すので、彼らの名前はいつもあなたの後ろに並びます。壬年生まれで紫微星の化権が子女宮に入るとき、同じ年の武曲星の化忌は必ず奴僕宮か父母宮に入ります。人を育てるのは順調でも、友人や上司の側に、気がかりなことが一つ残ります。
子女宮に化権があると、子どもは扱いにくいのか
子女宮に化権があると、子どもが気が強くて扱いにくいのか、とよく聞かれます。この宮から子どもの性格は分かりません。それは子ども自身の命盤で見るものです。ここに書かれているのは、あなたが後輩を育てるときに自分で決める癖があり、決まりが多く、基準も高めだということです。子どもが付き合いにくいと感じるのは、たいてい何もかもあなたが決めてしまっているからです。何か一つを完全に任せてみてください。たとえば今週末の過ごし方などです。結果が思い通りでなくても、すぐには直さないでください。