命宮の天梁
命宮に天梁星(てんりょうせい)がある人は、何かが起きたとき、最初の動きが「守る」ことです。誰が傷ついたか、どの決まりが破られたか、手続きがどこで止まっているか。それを見て、まず自分が前に出て場を収めます。
命宮の天梁の配置は6通りです。子・午の宮では単独で入り、対宮の遷移宮は太陽。丑・未の宮では単独で入り、遷移宮は天機。寅・申の宮では天同と同宮で、遷移宮には主星がありません。卯・酉の宮では太陽と同宮で、遷移宮には主星がありません。辰・戌の宮では天機と同宮で、遷移宮には主星がありません。巳・亥の宮では単独で入り、遷移宮は天同。どの配置でも、三合の財帛宮には必ず太陰があります。
天機星(てんきせい)・太陽星(たいようせい)・天同星(てんどうせい)と同宮するときは、それぞれ機梁(きりょう)、陽梁(ようりょう)、同梁(どうりょう)と呼び、二つの星の組み合わせとして読みます。子・午では天梁星の輝度は「廟旺」(びょうおう)、巳・亥では「陥」(かん)です。どちらも世話焼きですが、「陥」のときは、世話をしても感謝されにくくなります。天梁星が命宮にあるとき、夫妻宮は必ず巨門星(こもんせい)、兄弟宮は必ず天相星(てんそうせい)です。
何かあれば、まず自分が前に出る
にぎやかな場は得意ではありませんが、場が乱れると進み出ます。あなたの言葉に重みがあるのは、声の大きさではなく、順序と責任を踏まえているからです。扱うのは実際のことで、誰が責任を負うか、次にどう進むか、お金と書類をどう補うか。言うべきことは言い、人に嫌われることをあまり恐れません。
筋道を説くのが好きで、人に教えることも厭いません。目上、同僚、友人が困ったとき、最初に相談されることが多く、実際に最後まで面倒を見るので、周りはあなたを頼りにしつつ、少し怖いとも感じています。
人のことを自分のことのように抱える
物事が崩れていくのを見ていられず、ひとつずつ引き受けて、最後にいちばん疲れるのは自分です。理屈を重ねるほど、相手には説教に聞こえて、やがてあなたに話さなくなります。
もうひとつ、自分の正しさにこもる面もあります。自分は筋が通っていると思っているのに、相手はただ慰めてほしくて、原則は聞きたくないのです。
まず「要る?」と聞いてから、手を出す
手を貸す前に「一緒に考えてほしい? それとも、まず話を聞いてほしい?」と聞きます。意見を求められたら、二言にまとめて、言い終えたらそこでやめます。
引き受ける前に、軽重を分けます。本当にあなたが担うべきものはいくつかだけで、あとはやり方を教えるだけにして、自分では引き取らないようにします。