官禄宮の天姚星が表すもの
官禄宮の天姚星を持つ人は、話しぶり、センス、人付き合いが職場での資本です。それで人より早く前に進めますが、長く続けていくには実力の土台も補っていく必要があります。
ソフトな力が、価値を持つ
職場での強みは、話が上手で、節度があり、顧客を心地よくできることです。人と向き合う仕事では、人より成果を出しやすい人です。
美的感覚や創造性のある仕事にも向いています。ブランド、デザイン、マーケティング、広報。天姚星が官禄宮にあるとき、天刑星(てんけいせい)は必ず命宮に入ります。あなた自身は実はとても筋を通す人ですが、仕事の場では、その物差しを丁寧さの陰に隠しています。
話せるだけでは足りない
誰とでもうまく付き合えても、出せるものがないときは、人付き合いの良さでは救えません。
話術で場を支えていると、専門的な判断が求められたときに見抜かれやすく、そのあとの挽回には長い時間がかかります。
ソフトな力に、ハードな力を足す
専門をひとつ選び、人前で話せるまで磨きます。あなたの話しぶりに専門性が加われば、人があなたを指名します。
まとまった案件ごとに、記録を残します。何を話したか、いくらで成約したか、顧客は誰か。あなたの貢献には、それを証明するものが必要です。
巳の刻生まれ、同じ宮の主星で職場での強みが変わります
官禄宮に天姚星がある人は、生まれた時刻がみな巳の刻、午前9時から11時の間です。
紫微星(しびせい)と同じ宮なら、貫禄があり、取引先や上層部の前での発言に重みがあって、会社の顔として表に出る役に向いています。廉貞星(れんていせい)と同じ宮なら、人付き合いの手腕がそのまま専門性で、調整、広報、難しい客の対応が得意分野です。天相星(てんそうせい)と同じ宮なら、礼儀正しく決まりごとをわきまえていて、改まった場やイメージを代表する役職が特によく似合います。
天機星(てんきせい)と同じ宮なら、職場ではアイデアと話術が武器で、提案や企画の場があなたの舞台ですが、考えが変わるのが早いので、最後まで引き継いでくれる人が必要です。太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、細やかさと美的感覚が求められる仕事に向き、ブランド、コンテンツ、顧客との関係づくりをていねいにこなします。
職場での手腕が擎羊・陀羅・地空地劫・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、人付き合いが上手な一方で鋭さもあり、職場での競争が表に出やすく、同僚と資源を取り合うときに言葉がきつくなりがちです。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、案件が人情のところで止まりがちです。社内で必要な人員はなかなか回ってこず、部署をまたぐ話は何度か食事に誘ってようやく動き、どの段階でも一度多く催促することになります。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、話が順調に進んだ協力が最後に空振りしやすく、食事も重ね、付き合いも深めたのに、相手の予算が削られると音沙汰がなくなります。契約前に費用をかけすぎないようにしましょう。
官禄宮の主星に化忌(かき)がつくと、仕事で気にかかることがひとつあり、多くは「付き合いで食べていて、実力ではない」と言われることです。言い争う必要はありません。次の会議では、あなたが担当した部分をあなた自身が報告し、数字をあなたの口から伝えれば、誰の仕事かは皆にわかります。
官禄宮に天姚星があると、コネがないと出世できないのか
官禄宮に天姚星があると、コネや付き合いでしか上に行けないのか、と聞かれます。天姚星は職場で人とうまく付き合う力をくれますが、それは能力であって、裏口ではありません。人付き合いは機会を引き寄せてくれますが、その地位にとどまれるかどうかは、出した成果で決まります。いちばん確かなのは両方を使うことです。人付き合いの力はそのまま生かし、専門性のほうは毎年ひとつ、人に見せられる証明を増やしていけば、昇進のときに両方をテーブルに並べられます。