子女宮の天姚星が表すもの
子女宮に天姚星(てんようせい)がある人は、子ども、生徒、年下の人を育てるとき、話し方も、人の見方も心得ていて、示すのはたいてい、人とどう付き合うかです。この機転には、地に足のついたものも一緒に教える必要があります。子ども本人の性格は、その子自身の盤で見ます。
あなたは、手本で人を育てる
人との付き合いが上手で、年下の人をくつろがせるのも上手です。あなたが人とどう話し、場をどう扱うかを、彼らは見ていて、そのまま身につけることがよくあります。
あなたの手本は、あなたが話す理屈よりも影響があり、良いことも悪いことも同じです。
賢さの使いどころを間違える
「話が上手」「気が利く」と褒めてばかりいると、話せば物事が解決すると気づいて、実際に仕事をきちんとやる努力をしたがらなくなります。
人に好かれるかどうかを気にしすぎ、好かれるために自分を犠牲にして、やがて自分が何を求めているかわからなくなります。これはまず、あなた自身ができていなければ、相手も学べません。
賢さを、実力に変えることを教える
物事を終わらせることが、きれいに話すことより大切だと伝え、最初から最後まで一度付き添ってやらせれば、身につきます。
気が利くと褒めるときは、本人が何を望んでいるかも聞きます。本音を話せる余地を与えれば、一生、人の顔色ばかりを見ずに済みます。
戌の刻生まれ、同じ宮の主星で人の育て方が変わります
子女宮に天姚星がある人は、生まれた時刻がみな戌の刻、午後7時から9時の間です。
天梁星(てんりょうせい)と同じ宮なら、目下に対しては話上手な年長者のようで、道理を物語に包んで伝えるので、相手も素直に聞き入れます。破軍星(はぐんせい)と同じ宮なら、育て方が大胆で、試してみろ、挑戦してみろと背中を押し、決まりごとは人より少なめです。天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、目下とは友達のような関係で一緒に遊びますが、厳しい顔をしなければならない場面では、あなたのほうが先に照れてしまいます。
子女宮は、あなたが作るものも表します。天姚星がここにあると、作品にはあなたらしい味が出やすく、デザインでも手作りでも文章でも、見ればあなたの仕事だとわかります。
目下の機転が擎羊・陀羅・火星鈴星・化忌に出会うとき
陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、目下が覚えるのは先延ばしと回り道です。引き受けたことはのんびり進め、聞かれると言い訳を探します。これは大人から学ぶことが多いので、まずあなたが約束したことを守ってください。火星(かせい)・鈴星(れいせい)が同じ宮にあると、目下は頭の回転も速ければ気も短く、口答えが次々に返ってきます。道理を説くのは、お互いが落ち着いてからにしましょう。擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、目下は弁が立ち、あなたと言い合うと筋道立てて反論してきます。あなたが理屈で勝っても、相手は面子を失い、かえって距離ができます。
子女宮の主星に化忌(かき)がつくと、目下について手放せない心配をひとつ抱えます。多くは相手の友人や人付き合いのことです。目下は大人のあしらいがうまく、何を聞いてもそつなく答えるので、本当のところを知りたいなら、相手が友人とどう話しているかに耳を傾けてください。
子どもが人の顔色をよく読むのは、天姚星のせいなのか
子どもが小さいうちから大人の顔色をうかがい、気の利いたことを言うので、早く大人びすぎではと心配する人がいます。あなたの子女宮の天姚星が表すのは、あなたと目下との関わりに人情味があることで、子ども本人の性格は、その子自身の命盤で見ます。子どもが顔色を読むのは、家の大人の気持ちを気づかう必要があるからということがよくあります。あなたにできるのは、言い間違えても、うまくできなくても、あなたの優しさは取り上げないと伝えることです。そうすれば、子どもは毎回あなたの機嫌を先に推しはからなくてすみます。