父母宮の天姚星が表すもの
父母宮に天姚星(てんようせい)がある人は、目上、師、上司の前での話しぶりが礼にかなっていて、場に通じています。そのため人情に通じる一方、本音を飲み込む習慣もついています。目上の人本人がどんな人かは、その人自身の盤で見ます。
上の人の前で、きちんとしている
目上の人の前で、どんな場面でどんな話をすべきかを知っていて、相手の顔を立てる方法も知っていて、同年代の人より大人びています。
上の人から助言をもらうとき、受け止めて返すのが上手で、聞き入れたと感じさせます。
体面のために、自分を押し殺す
見栄えが悪くなるのを恐れて本音を言わず、やがて自分が何を求めているかさえ、はっきりしなくなります。
ずっと和を保っているのに、今日はどう過ごしたかを聞いてくれる人はいません。
人情に通じ、そして本音も持つ
気持ちを話すべきときは話します。礼儀正しさと、感情があることは、両立できます。
あなたが身につけたのは節度です。そこに、自分への誠実さを加えられます。本当に思っていることを一度口にすれば、関係は、丁寧なものから、親しいものへと変わっていきます。
寅の刻生まれ、同じ宮の主星で目上との付き合い方が変わります
父母宮に天姚星がある人は、生まれた時刻がみな寅の刻、午前3時から5時の間です。
太陽星(たいようせい)と同じ宮なら、目上の人があなたを外へ連れて人に会わせるのが好きで、早くから大人の前での受け答えを覚え、人前でも堂々としています。天機星(てんきせい)と同じ宮なら、目上とは会話で距離が縮まり、相手はあなたの新しい話を聞くのが好きで、あなたも調べものやスマートフォンの困りごとをよく引き受けます。武曲星(ぶごくせい)と同じ宮なら、目上がくれるのは実際的な支え、つまりお金や資源、伝手で、口でかわいがることはあまりありません。天同星(てんどうせい)と同じ宮なら、目上の前では甘える子どものようで、よくかわいがられ、きょうだいよりもお願いごとが通りやすいでしょう。
父母宮は、書類や役所とのやりとりも表します。天姚星がここにあると、手続きのときに担当者との話し方が上手で、同じ用件でもあなたがやると人よりスムーズに進みます。
目上との間が擎羊・陀羅・地空地劫・化忌に出会うとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、目上はあなたへの要求が高く、物言いも率直です。表向きはそつなく応じても内心は納得しておらず、一度口答えすると、しばらく関係がぎくしゃくします。地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)が同じ宮にあると、目上の前で整えた体裁が報われにくく、贈り物をし、笑顔で付き合っても、相手が覚えているのはあなたができなかった一件のほうです。相手が本当に大切にしていることに力を注いでください。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、目上との間に言わずに引きずっていることがあり、どちらも礼儀正しいまま、肝心の問題がずっと話されずにいます。
父母宮の主星に化忌(かき)がつくと、目上について手放せないことがひとつあります。相手の期待か、相手の生活リズムか、二人の間の古い件かもしれません。場の和やかさを保つのが上手なあなただからこそ、この件は祝日でもなく、親戚もいないときを選んで話してください。
目上から「人付き合いがうますぎて誠実さに欠ける」と言われる
小さい頃から目上に「よくできた子だ、話が上手だ」とほめられてきたのに、大人になって年長者や上司から「人付き合いがうますぎて、誠実さに欠ける」と言われ、悔しい思いをする人がいます。父母宮に天姚星があると、目上の人への受け答えが確かに上手で、いい言葉がすらすら出るぶん、どれが本心なのか相手にはわかりにくくなります。改善の方法は、いい言葉を具体的にすることです。「おっしゃるとおりです」ではなく、「先ほどのやり方、来週試してみます」と言ってみてください。具体的な言葉なら本心だと伝わりますが、漠然としたほめ言葉ばかりだと、かえって疑われます。