奴僕宮の紫微
奴僕宮に紫微星(しびせい)が入ると、友人、同僚、協力相手との付き合いにも役割を求めます。重みのある、スケールのある人と付き合うのが好きで、自分も輪の中できちんと扱われたいと思います。輪は大きいとは限らず、付き合うのは多くが、あなたが認める人です。
選ぶのは、重みのある輪です
会議では主導したくなることが多く、友人の集まりでも決めるのが習慣です。自分の意見と基準を持つ人を評価し、その人たちとの付き合いからはスケールを学べますが、どちらの側もあまり指図を聞かないことにも慣れる必要があります。
同じ宮の星によって、友人の作り方が変わります。紫府は安定寄り、紫貪は遊び好き、紫相は決まりを守り、紫殺は強引、紫破は変化が多くなります。周りの人がどんな人かは、それぞれの盤を見る必要があります。
相手の重みを保証と考える
よくある問題は、相手に重みがあると感じると、条件を書かないことです。「問題ない」の一言で先に動き出し、何かあったとき、責任と権限がはっきりしません。あるいは、主導したがる数人の間に挟まれて伝言役になり、双方の面子を立てて、自分のことが最後に回ります。
場の勢いに押されて、本当は同意していないのに先にうなずき、帰ってから後悔することもあります。
重みは尊重し、条件ははっきり書く
重みのある人と協力するときは、礼を尽くし、条件もはっきり書きます。範囲、分担、誰が決めるか、何かあれば誰が収めるか。人を尊重することは、すべてを受け入れることではなく、最低ラインを面と向かって言えば、相手はかえってあなたを認めます。
同じ輪の中では、最後まで話を聞いてくれる一、二人と深く付き合い、残りは礼儀正しい付き合いにとどめれば十分です。
奴僕宮の紫微星、明るさが周りからの見られ方を決めます
当サイトの命盤で使う明るさでは、紫微星は午・丑・未で廟、寅・申・卯・酉・巳・亥で旺、辰・戌で得地、子で平です。紫微星が午で奴僕宮にあれば、周りに重みのある人がよく集まり、あなたも輪の中心として扱われます。子宮なら、付き合いたい友人の格は高いのに、自分がそれに見合うと示すのに時間がかかることがよくあります。
紫微星と破軍星(はぐんせい)が丑・未にあるときは二つとも明るく、人の輪の入れ替わりが大きく、新しい計画ひとつで協力相手が一斉に変わることがよくあります。奴僕宮の紫微星はどの座り方でも、命宮に決まって天同星(てんどうせい)があり、あなた自身は付き合いやすく争いを好まないのに、友人の輪は主導したい人ばかりで、あなたがよく調整役になります。
人付き合いの紫微星に擎羊・陀羅・化忌が重なるとき
擎羊星(けいようせい)が同じ宮にあると、友人や同僚に何人か強硬な人がいて、協力するときに誰が決めるかでよくぶつかります。陀羅星(だらせい)が同じ宮にあると、協力の話がよく相手の決断で止まり、相手は主導したいのになかなか決めず、あなたは待つしかありません。
紫微星は化忌(かき)になりません。甲年生まれの人は、廉貞星(れんていせい)の化禄(かろく)と武曲星(ぶごくせい)の化科(かか)がどちらも紫微星の三合の位置に入り、周りの重みのある友人が実のある機会を運んできます。この年は太陽星(たいようせい)が化忌になりますが、太陽星は紫微星の三方四正に入れないので、化忌があなたの友人の輪のこの組の宮に重なることはありません。
奴僕宮に紫微星があると、友人に押されやすいのか
奴僕宮に紫微星があるのを見て、友人がみな自分より強気で、輪の中で自分の声がないのではと心配する人がいます。この宮の紫微星が示すのは、周りの人に重みと主張があるということで、付き合えば器の大きさを学べますが、お互いになかなか指図に従わないことにも慣れる必要があります。彼らと主導権を争わなくてかまいません。物事をつなぎ合わせる役を担えば、こうした輪の中ではかえっていちばん必要とされます。