子女宮の化科とは
子女宮に化科(かか)が入ると、子ども、生徒、部下を育てるときの説明が明快で、育てた人にはきちんとした決まりが身につき、作品にも良い評判が付きやすくなります。ここでは生年化科について述べます。
教え方が明快で、育て方に品がある
人を育てるときは、方法と秩序を重んじ、先に説明してから本人にやらせます。あなたが育てた人は躾がよく、決まりを守る、とよく言われます。言葉遣いまで教え、基準を先に伝えるからです。
作品や授業も評価されやすく、筋道がはっきりして、心を込めたことがわかります。この評判がチャンスを運んでくれ、生徒や案件を選ぶときにも選択肢が増えて、何でも引き受ける必要がなくなります。人に教えるときは、まず自分が一度手本を見せ、それから本人に試させる。これがあなたのいつもの順序です。
見栄えのために教える
本人が良い成績を出すと、周りが褒めるのは、あなたの教え方です。するとあなたは、人前での本人の姿をますます気にして、本人が何を学びたいかは、ほとんど聞きません。しかも教え方が整いすぎていて、説明は明快、手本も美しいので、本人はその通りにすればよく、自分で探る機会がなくなります。
作品が褒められたあとは、かえって改訂するのが怖くなり、新しいものが古いものに及ばなかったらと思い、そのまま使い続けてしまいます。
一部は本人に試させる
教えるときは、一部を本人に試させ、間違えたらそこで話します。一歩ずつ全部、完璧な手本を見せる必要はありません。
作品が褒められたあとは、改訂か新しいテーマを一度予定に入れます。そうすれば、評判もあなたと一緒に前へ進み、古い作品の上で止まりません。
文昌星・天梁星・武曲星の化科が子女宮に入るとき
丙年生まれで文昌星(もんしょうせい)が化科となって子女宮に入ると、あなたは教えるときにやり方を重んじ、教材、ノート、例題を分かりやすく作ります。あなたが育てた人は、試験にもレポートにも自分なりの型を持っています。文昌星は巳・酉・丑で廟となり、このやり方がよく効きます。寅・午・戌では陥となり、たくさん準備しても後輩は覚えきれません。教える量を減らしたほうが身につきます。
己年生まれで天梁星(てんりょうせい)が化科となって子女宮に入ると、あなたは相談役のように後輩を育てます。方向を示し、助言をし、何かあれば後輩のために口添えをします。天梁星は子・午・寅・卯・辰・戌で廟となり、後輩はあなたを信頼します。巳・申・亥では陥となり、守りすぎて、後輩が自分で向き合う機会が減ります。
甲年生まれで武曲星(ぶごくせい)が化科となって子女宮に入ると、あなたが育てた人は堅実で規律があり、作品も手堅さで知られます。武曲星は辰・戌・丑・未で廟となり、この規律が成果につながります。卯・酉では利益にとどまり、あなたの要求が厳しく、後輩はやり遂げても楽しめていません。
後輩と作品に陀羅星・地空星・化忌が重なるとき
陀羅星(だらせい)が化科と一緒に子女宮に入ると、作品の評判が上がるのに時間がかかり、あなたも直すのが遅く、一つのものを長く磨いてからでないと出しません。地空星(ちくうせい)が同じ宮にあると、後輩への助言は聞こえはよいものの理想的すぎて、言われた通りにやってみると現実ではうまくいかないことがあります。
丁年生まれで天機星(てんきせい)と巨門星(こもんせい)が卯・酉で一緒に子女宮に入ると、天機星の化科と巨門星の化忌が同じ宮に入ります。筋道立てて教えているのに、後輩には粗探しをされているように聞こえがちです。ほめ言葉は最後にとっておくより、先に伝えてください。甲年生まれで武曲星の化科が子女宮に入るとき、同じ年の廉貞星(れんていせい)の化禄は必ず奴僕宮か父母宮に入り、人を育てるよい評判が、友人や上司のところで扉を開いてくれます。
子女宮に化科があると、子どもは勉強ができるのか
子女宮に化科があると、子どもは勉強ができて、試験も順調なのか、とよく聞かれます。この宮から子どもの成績は分かりません。それは子ども自身の命盤で見るものです。ここに書かれているのは、あなたの後輩への教え方が筋道と評判を重んじるということです。子どもが勉強できるかどうかは、自分に合った学び方を見つけているかどうかに大きく関わります。まず、最近いちばんはかどっている科目をどう勉強しているのか聞いてみて、そのやり方を他の科目にも使ってみてください。