紫微家

田宅宮の禄存

田宅宮の禄存星(ろくぞんせい)を持つと、家、貯金、家にある動かない資源が、あなたの安心感の源です。官禄宮に擎羊星(けいようせい)、福徳宮に陀羅星(だらせい)があります。

命甲寅廉貞破軍父母乙卯福徳身丙辰天同太陰官禄戊午武曲貪狼奴僕己未太陽巨門遷移庚申天相疾厄辛酉天機天梁財帛壬戌紫微七殺子女癸亥夫妻甲子兄弟乙丑天府得禄存田宅宮丁巳水二局命主 禄存 身主 文昌陽男
サンプル命盤:田宅宮の禄存(あなたの命盤ではありません)

家の土台は、仕事と心の間に挟まれる

家の土台は守れますが、官禄宮の擎羊星のせいで仕事は勢いが強く競争が多く、福徳宮の陀羅星のせいで心は鬱々としがちで、物事が長引いて手放せなくなりやすい配置です。

家と生活費を守るために仕事を強く頑張る形がよく見られ、住宅ローンや修繕が、夜に長く考え込む原因にもなります。

見える土台を大切にします

住まいへの期待は現実的で、構造が安全で、交通が便利で、長く住み続けられることです。内装の見た目より、この家が十年後も価値があるかどうかを気にします。

家のために残しておく習慣もあり、予備資金、修繕の予算、年長者に必要な備えなどです。家のものは買い替えたがらず、壊れたらまず直し、使えるなら残します。

すべてを一か所に預けてしまう

最大のリスクは、全財産を一軒の家に注ぎ込むことです。頭金、ローン、改装を一度に済ませると、手元に現金がなく、変化が一つ起きると回らなくなります。ローンのために旅行、学び、休息をすべて後ろに回す人もいて、家はできたのに暮らしがなくなります。

逆に、直すべきところを直さないのも問題を呼びます。まだ使えると思って使い続け、最後に一度で大きな出費になります。

土台を残し、現金も残す

家の購入は身の丈に合わせ、住宅ローンが収入に占める割合を高くしすぎず、手元には常に緊急用の現金を残します。直すべきもの、替えるべきものは、固定費に組み込みます。

家は住むためのものです。住み心地がよいからこそ、ほかのことに目を向ける余力が生まれます。

田宅宮の禄存星、同じ宮の主星で家の土台の形が変わります

太陰星(たいいんせい)と同じ宮なら、家の安定をとても大切にし、家がいちばんの安心のよりどころで、買えるなら早く買いたいと考えます。武曲星(ぶごくせい)・天府星(てんぷせい)と同じ宮なら、不動産を見る目があり、家を買うときはまず資産価値を見て、内装はその次です。天機星(てんきせい)と同じ宮なら、どこが割安かをいつも計算し、たくさんの物件を見ても、なかなか決められません。

禄存星が田宅宮にあると、兄弟宮と疾厄宮が同じ組になるので、家のことはよくきょうだいと相談し、それで疲れて自分のことが後回しになりがちです。

田宅宮の禄存星に火星・鈴星・地空星・地劫星・化忌が重なるとき

地空星(ちくうせい)が田宅宮に同居すると、家の計画は周到なのに、実際に買う段になると、ひとつの変化で気が変わりがちです。地劫星(ちこうせい)が同居すると、家の修繕、税金、思わぬ出費が次々に貯金を持っていきます。火星(かせい)が同居すると、ふだんは慎重なのに、気に入った家を見るとすぐに決めてしまいます。鈴星(れいせい)が同居すると、住宅ローンの重荷を胸にしまい込み、家族に話しません。

田宅宮の主星に化忌(かき)がつくと、家のある件がずっと気にかかり、たいていは住宅ローンか家の財産の段取りです。専門家と一緒に数字を一度計算してみましょう。はっきり見えれば、心も落ち着きます。

田宅宮の禄存星、家や先祖からの財産があるのか

田宅宮に禄存星があると、いずれ自分の家が持てるのか、家に先祖からの財産が残されるのかと聞かれることがよくあります。田宅宮が表すのはあなたの家や不動産への向き合い方で、家に実際どれだけあるかは目上の人の事情しだいです。ここでの禄存星は、あなたが家の土台を重んじ、少しずつ貯めて動かない資産を守る習慣があるという意味です。家はあなたが少しずつ貯めて手に入れるもので、待っていて来るものではありません。まず住みたい地域で一年借りて住み、なじんでから買うかどうかを決めましょう。