紫微斗数Q&A

旧暦と新暦の変換:紫微斗数の命盤には旧暦と新暦どちらを入れる?

紫微斗数は旧暦の生年月日と時刻で星を配置しますが、ふだんの西暦(新暦)で入力すれば旧暦への変換は自動で行われます。年明け前後や閏月で起きやすい間違い、日本の旧暦カレンダーとの違い、23時以降の生まれの扱い、一日違うと命盤がどう変わるかがわかります。

紫微斗数(しびとすう)は旧暦の生年月日と時刻で命盤を作りますが、いまは多くの人が新暦(西暦)の誕生日しか覚えていません。旧暦と新暦の誕生日はたいてい一か月ほどずれ、年明け前後では干支の年まで一つ違うことがあります。旧暦と新暦の変換がどう行われるかを知っておかないと、違う命盤を自分のものだと思い込んでしまいます。一日違うだけでも、大きく変わることがあります。

七殺奴僕甲寅天同遷移乙卯武曲疾厄丙辰太陽財帛丁巳破軍子女戊午天機夫妻己未紫微天府兄弟庚申貪狼父母壬戌巨門福徳癸亥廉貞天相田宅甲子天梁官禄乙丑太陰旺権命宮身辛酉木三局命主 文曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:命宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

命盤に旧暦を使う理由

暦の呼び方ふだんの使われ方暦の仕組みと特徴命盤作成での入力
新暦戸籍、パスポート、出生届に記される日付(西暦、太陽暦とも)地球が太陽を一周する動きが基準(365日または366日)新暦と旧暦のどちらで入れてもよく、自分で変換しなくてよい
旧暦六曜や伝統行事、中華圏の旧正月などで使う日付(太陰太陽暦)月の満ち欠けに二十四節気を組み合わせる(大の月・小の月と閏月がある)旧暦しかわからない場合はそのまま旧暦で入力してよい。照合にも使える

紫微斗数は、旧暦の年・月・日・時刻で星と宮を配置します。戸籍に書かれているのは新暦の日付でも、命盤はその日を旧暦に直した誕生日で作られます。

ですから新暦の日付で問題ありません。新暦で入れても旧暦で入れても、同じ旧暦の年月日と時刻にたどり着けばよいのです。暦の歴史までさかのぼる必要はありません。覚えておくのは一つだけで、同じ一日でも二つの暦では書き方が違い、命盤が使うのは旧暦のほうだということです。

新暦から旧暦への変換のしかた

旧暦つきのカレンダーを自分でめくって照らし合わせると、閏月を見誤りやすいので、命盤作成に任せるほうが確実です。新暦か旧暦のどちらかで生年月日と時刻を入れれば、旧暦の誕生日に変換してから星を配置します。あなたがするのは、画面に表示される旧暦の年・月・日・時刻が、自分の知っている情報と合っているかを確かめることだけです。

年明け前後は特に間違えやすい時期です。日本では1月1日から新しい干支の年として扱うのが一般的ですが、紫微斗数の年は旧正月で切り替わります。そのため新暦の1月や2月に生まれた人は、旧暦ではまだ前の年で、干支の年が思っていたのと一つ違うことがあります。変換結果がまだ旧暦の十二月なら、自分で次の干支の年に直さず、変換された旧暦の誕生日に従ってください。

閏月には、どの月に数えるかの決まりが別にあります。閏月生まれの命盤の作り方をご覧になり、ここで自分で一か月足したり引いたりしないでください。

日本の旧暦と中国の暦の違い

日本でも六曜や旧暦の行事で旧暦に触れる機会はありますが、旧暦の誕生日を祝う習慣はほとんどありません。また、いまの日本には国が定める公式の旧暦がなく、カレンダーや暦の本に載っている旧暦は、それぞれが計算したものです。新月の日を決める基準の時刻が日本と中国で違うため、まれに一日ずれる月があります。紫微家の変換は中国の暦(農暦)に基づいています。手元のカレンダーの旧暦と命盤の表示が一日違っていたら、命盤に表示された旧暦の日付を基準にしてください。

旧暦と新暦の対照表はどこで見られるか

旧暦が載ったカレンダーや暦の本、スマートフォンのカレンダーの旧暦表示、旧暦を変換できるサイトで、一年分の対照を確かめられます。特定の一日を変換したいなら、命盤作成の日付欄に西暦で入れるのがいちばん早く、そのまま旧暦の日付がわかります。表を見るときは閏月に注意してください。対照表では同じ月が二回出てくることがあり、見る方を間違えると誕生日がまるごとずれます。表を覚える必要はありません。自分が生まれた日の旧暦の四つの項目(年・月・日・時刻)を書き写して取っておけば十分です。

旧暦と新暦の誕生日が同じ日になることはあるか

ほとんどありません。旧暦の一年は新暦より十一日ほど短く、それを閏月で補っているので、同じ旧暦の誕生日に当たる新暦の日付は毎年動きます。旧暦と新暦はおよそ十九年ごとに同じ組み合わせの日付に戻るため、十九歳、三十八歳のころには、二つの誕生日が同じ日か一日違いになることがよくあります。自分の場合を確かめたいなら、生まれた日の二つの暦の日付を書き写して比べてみるとはっきりします。

旧正月は毎年いつか

旧暦の日付が新暦の何日に当たるかは毎年違います。中華圏で春節として祝う旧暦の元日が新暦の何日になるかは、旧暦つきのカレンダーや命盤作成で調べられるので、覚えなくてかまいません。あなたが本当に取っておくべきなのは、自分が生まれたときの旧暦の年・月・日・時刻だけで、ほかの年の対照は使い終われば忘れてかまいません。命盤を作るなら、西暦(和暦でも可)で入れて変換を任せるのがいちばん手軽です。

旧暦の誕生日を祝う人はいるのか

中華圏の家庭では、旧暦の誕生日を覚えている人が少なくありません。年配の人や行事、市場の暦が旧暦で動いていたり、新暦と旧暦の両方で祝ったりする人もいます。日本ではあまり見られない習慣です。命盤にとっては、旧暦の誕生日を祝っているかどうかは関係なく、大切なのは手元にある旧暦の年月日と時刻が正しいかどうかです。ケーキを何日に食べるかは命盤と関係ありません。家族が旧暦の日付しか残していないなら、それで命盤を作るほうが戸籍の新暦より直接的です。

子の刻と日付の変わり目でよくある迷い

時刻はおよそ二時間で一区切りです。同じ時刻の区切りの中で生まれた人は、生まれつきの命盤が同じ座標になり、区切りが一つ変われば別の命盤になります。同じ命盤の人が実は少なくないのは、命盤の単位が分ではなく時刻の区切りだからです。

夜十一時から午前一時までの区切りを子の刻といいます。紫微家は「子初換日」をとり、二十三時から命盤の上では翌日として扱います。時計の上ではまだその日のままです。午前零時を境にする「子正換日」の作り方もあり、こちらでは二十三時から午前零時まではその日のままで、日付は時計と一致します。夜の子の刻(二十三時から午前零時)の扱いと、朝の子の刻に迷いがない理由は、夜の子の刻生まれはどちらの日かで説明しています。自分で一日足したり引いたりしないでください。

確かめるときは新暦の何時何分だけを見ず、変換された旧暦の年・月・日・時刻が一つずれていないかを見てください。変換は任せて、あなたは旧暦の四つの項目を確かめるだけです。時刻が命盤全体にどう響くかは、命盤作成に正確な出生時刻は必要かをご覧ください。

生年月日を入れるときに用意するもの

用意するのは三つで足ります。生年月日(西暦・和暦か旧暦のどちらか)、おおよその生まれた時間帯、生まれた市区町村です。日付は出生届や母子手帳の記録どおりに入れ、ふだん誕生日を祝っている日から推測しないでください。時間帯がはっきりしなければ空欄にしておきます。適当に入れるほうが、空欄よりも自分に似ていない命盤になりやすいからです。時刻を空欄にする方法は生まれた時刻がわからないときにあります。

入力したら、まず旧暦の誕生日の四つの項目を確かめます。大の月・小の月、閏月、年明けのどれでも、新暦の同じ日が違う旧暦の誕生日に当たることがあります。家族が覚えている旧暦の誕生日と出生届の日付を照らし合わせるのが、いちばん手軽な確認です。命盤はこちらで作成できます。

一日違うと命盤は変わるのか

変わります。旧暦の誕生日が一日違うと、宮や星がまとめて動くことがあり、命宮が変わることもあります。年が違えば大限や流年もずれ、別の人の命盤になってしまいます。

ですから変換の計算式を調べる必要はなく、まず旧暦の誕生日を確かめてください。できあがった命盤が性格と合わないなら、最初に日付と時刻を見直し、それから人生の大きな出来事で命盤を確かめます。方法は命盤が自分のものか確かめる方法にあります。誕生日が正しく入ってはじめて、命盤は照らし合わせに使えます。