紫微斗数Q&A

占いに生まれた時間は必要?数分の違いで命盤は変わるのか(紫微斗数)

紫微斗数の占いに生まれた時間は必要か。命盤は2時間ごとの刻で作るため、数分の差はふつう問題になりません。刻の境目をまたぐと何が変わるか、十二の刻と時刻の対照表、出生時間の確かめ方がわかります。

紫微斗数(しびとすう)の占いに、生まれた時間は必要です。ただし紫微斗数が使う単位は「刻(こく)」で、一分ごとに計算に入れるわけではありません。出生時間の差が同じ刻の中に収まっていれば、命盤はふつうほとんど変わりません。刻の境目をまたぐと命宮が移り、文昌星(もんしょうせい)・文曲星(もんごくせい)、地空星(ちくうせい)・地劫星(ちこうせい)、火星(かせい)・鈴星(れいせい)の位置も変わり、五行局が変われば主星も動きます。ですから3分の差はたいてい問題にならず、大事なのは刻を間違えていないかどうかです。

七殺遷移甲寅天同疾厄乙卯武曲財帛丙辰太陽子女丁巳破軍夫妻戊午天機兄弟己未太陰父母辛酉貪狼福徳身壬戌巨門田宅癸亥廉貞天相官禄甲子天梁奴僕乙丑紫微旺天府得命宮庚申木三局命主 廉貞 身主 文昌陽男
サンプル命盤:命宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

命盤が使うのは「刻」

紫微斗数は一日をおよそ2時間ずつの刻に分けます。同じ生年月日で同じ刻の中なら、数分の誤差で命盤全体が作り直しになることはふつうありません。違う日なら、同じ刻でも別の命盤です。用意するのは、どの日か、だいたいどの刻にあたるかで、秒まで追う必要はありません。

入力するときは、西暦(和暦でも可)か旧暦のどちらかで年月日と時刻を入れれば十分で、自分で換算しておく必要はありません。時刻は身宮がどの宮に入るかも同時に決めます。詳しくは身宮とはをご覧ください。

十二の刻と時刻の対照表

子の刻は23:00から1:00までで、その後は2時間ごとに一つずつ進み、亥の刻の21:00から23:00まで続きます。

刻時刻刻時刻
子23:00〜1:00午11:00〜13:00
丑1:00〜3:00未13:00〜15:00
寅3:00〜5:00申15:00〜17:00
卯5:00〜7:00酉17:00〜19:00
辰7:00〜9:00戌19:00〜21:00
巳9:00〜11:00亥21:00〜23:00

このうち午前0時をまたぐのは子の刻だけで、ほかの十一の刻には日付が変わる問題はありません。

子の刻は一日の始まりか

紫微斗数では子の刻が一日の始まりですが、その始まりは23:00からで、午前0時をまたいでいます。そのため23:00から24:00に生まれた人を翌日として数えるかは流派によって違い、命盤もそれに応じて変わります。当サイトでは、この時間帯をすべて翌日の早子(そうし)の刻として数えます。まず、使っている命盤作成のサイトがこの時間帯をどの日として扱うかを確かめ、聞こえのいい説を選ばないことです。

いちばん運がいい生まれた時間はあるか

ある刻に生まれたから運がいい、ということはありません。刻が変えるのは、命宮がどのマスに入るか、星が十二宮にどう並ぶかです。同じ刻に生まれても年月日が違えば命盤は別物で、命宮に入る星もそれぞれなので、刻ごとに良し悪しの順位はつけられません。それより役に立つのは、生まれた刻によって身宮がどの宮に入っているかを見ることです。身宮が官禄宮にあれば力の多くを仕事に注ぎ、福徳宮にあれば日々を穏やかに過ごすことを大切にしやすくなります。

数分の違いは、どこで差になるか

数分の差が問題になるかは、刻の境目をまたぐかどうかだけで決まります。たとえば実際には境目の前に生まれたのに、記録が境目の後になっていれば、そのときは別の命盤になります。母子健康手帳(母子手帳)の出産の記録欄や出生証明書の時刻を出発点にし、産院の記録と家族の記憶が食い違うときは、いちばん近い刻でまず命盤を作り、性格と照らして確かめます。出生時間が刻の境目から十分離れている人は、数分のために何度も入力し直す必要はありません。

出生時間を間違えて入力するとどうなるか

出生時間を一つの刻だけ間違えると、命盤全体の宮と星がずれます。命宮のマスが変わると十二宮も一緒に回り、五行局が変わることもあって、紫微星(しびせい)やほかの主星の位置も動きます。生年にどの星が化するかは年の天干で決まりますが、それらの星が別の宮に移るので、四化の位置も別のところになります。文昌星、文曲星、火星、鈴星、地空星、地劫星も時刻によって位置が変わります。できあがるのは、事実上ほかの人の命盤です。

ですから、とりあえず適当な時間を入れて試すことはしないでください。それはほかの人の命盤で自分の選択を説明することになります。出生時間がはっきりしないなら、聞こえのいい刻を無理に選ぶより、不確かであることをそのままにしておくほうがよいのです。

生まれた時間で一生の大きな流れは見られるか

刻そのものが運の流れを決めるわけではありません。刻は命宮がどのマスに入るかを決め、大限(10年運)はその命宮から数え始め、性別と生まれ年の陰陽によって順行か逆行し、10年ごとに一マス進みます。そのため刻が変わると命宮が移り、大限の並び全体もまとめてずれます。一生の大きな区切りを見るなら、まず刻を決めて命宮を出し、次に大限がどの宮を通るかを見る順番です。刻だけで運を断じることはできません。

入力が正しいか確かめる方法

命盤ができたら、まず二つを照らします。性格が自分に当てはまるか、人生の大きな出来事と合うか。命宮の性質が、何かが起きたときのあなたの最初の反応とかけ離れている、あるいは大限や流年(年運)が引っ越し、転職、恋愛の転機の年と合わないなら、出生時間を確かめ直します。母子手帳、出生証明書、家族の記憶を突き合わせ、生活と合う刻を使ってください。

手がかりがまったくなければ、まず出生時間の調べ方と、わからないときを読み、各刻の候補の命盤を並べて比べてください。無理に当てはめないことです。

正しく入れれば十分、秒まで追わなくていい

刻が正しければ、命盤は参考にする価値があります。刻が間違っていれば、どれほど細かく読んでも合いません。刻の境目をまたぐほかにも、閏月をどの月として数えるか、夜子の刻をどの日として数えるかで別の命盤になります。閏月生まれの命盤作成、夜子の刻に生まれたらどの日かをご覧ください。この二つに当てはまる人は、刻を正しく入れた後にもう一度確かめます。

刻が境目にかかっていて候補の命盤が二枚あるときの選び方は定盤のやり方にあります。当たるかどうかがまだ気になる人は、紫微斗数は当たるのかもあわせて読んでみてください。今日できることとして、母子手帳で出生時間を確かめ、無料で命盤を作成してみましょう。