紫微家
2027年の運勢

紫微斗数で見る2027年の運勢:命宮が破軍星の人

紫微斗数で命宮に破軍星がある人の2027年。丁未年の太陰化禄は必ず田宅宮、巨門化忌は必ず奴僕宮に入ります。家には資源があり、協力関係では言葉のもめごとが起きやすい年。壊す前に、必要か飽きただけかを見分ける方法を紹介します。

破軍星(はぐんせい)は紫微斗数(しびとすう)で「耗星(こうせい)」と呼ばれ、先に壊してから建て直す星です。命宮に破軍星がある人は、仕事を三年続けると替えたくなり、恋愛が落ち着くとかえって落ち着かなくなり、物が古くなると我慢できなくなります。すぐに壊せるこの性格は、会社が方向転換するときや、人生の進路を替えるときにはとても役に立ちます。難しいのは、壊さないほうがいいときを見分けることです。

廉貞夫妻身甲寅兄弟乙卯天同父母丁巳武曲天府福徳戊午太陽太陰田宅己未貪狼官禄庚申天機巨門奴僕辛酉紫微天相遷移壬戌天梁疾厄癸亥七殺財帛甲子子女乙丑破軍旺命宮丙辰土五局命主 廉貞 身主 文昌陽男
サンプル命盤:命宮の破軍。あなた自身の命盤ではありません

2027年の丁未(ひのとひつじ)年の四化は、太陰星(たいいんせい)・天同星(てんどうせい)・天機星(てんきせい)・巨門星(こもんせい)につき、破軍星は含まれません。命宮に破軍星があるとき、この四つの星の位置には決まった規則があります。太陰星は必ず田宅宮、巨門星は必ず奴僕宮にあり、天同星と天機星は兄弟宮・子女宮・疾厄宮・奴僕宮・田宅宮・父母宮の六つのどれかにしか出てきません。つまり2027年の化禄は必ず田宅宮、化忌は必ず奴僕宮に入ります。命宮・財帛宮・官禄宮・遷移宮・夫妻宮・福徳宮の六つには、丁年の四化はどれも入りません。四化の意味は四化とはをどうぞ。

必要な破壊か、ただ飽きただけか

命宮に破軍星がある人は古いものが苦手です。同じ道を二度通るだけで落ち着かず、どこかを壊してやり直せないかといつも考えています。退職、別れ、引っ越しをその場で決め、コストは後から計算します。壊すのは速い反面、建てるのには時間がかかります。古いものを壊したのに、新しいものは半分作ったところで飽きてしまう、ということもあります。

必要な破壊とは、仕事に本当に伸びしろがない、関係が本当に尽きている、というときのものです。そのときは手放してもかまいません。ただ飽きただけの破壊とは、退屈になった、周りが変わっているのを見て落ち着かない、というときのもので、壊した後に場所を替えても同じ問題にぶつかることがよくあります。壊したくなるたびに、まずどちらなのかを見分けてください。

命宮に破軍星があるとき、財帛宮には必ず七殺星(しちさつせい)、官禄宮には必ず貪狼星(どんろうせい)、遷移宮には必ず天相星(てんそうせい)、福徳宮には必ず天府星(てんぷせい)があります。お金、仕事、外出の宮は主星が決まっていて、丁年の四化は入りません。転職したい、大きなお金を使いたいというときに見るのは、未宮と大限(10年運)がこれらの宮に来ているかどうかです。

化禄は田宅宮:家がこの年の資源になる

太陰化禄は必ず田宅宮に入ります。住まいや不動産、家族の支えの面で、2027年は比較的ゆとりがあります。賃貸の条件が交渉しやすい、家族が手を貸してくれる、リフォームや住まいの片づけが順調に進む、といった形で出ます。破軍星が何かを動かしたくなったら、まず家から手をつけるのが一つの方法です。住まいの模様替えをするなら、この年が条件のいちばん良い年です。

田宅宮が天同星と太陰星の組み合わせなら化禄と化権がそろい、家のことはあなたが決める立場になります。天機星と太陰星の組み合わせなら化禄と化科がそろい、住まいの書類、権利関係、賃貸契約をはっきりさせやすくなります。田宅宮の対宮は子女宮、三合は兄弟宮と疾厄宮です。

化忌は奴僕宮:協力相手や友人とは最後まで話す

巨門化忌は必ず奴僕宮に入ります。奴僕宮は友人、部下、協力相手をつかさどる宮です。2027年はこの線でいちばん言葉のもめごとが起きやすくなります。協力の条件がそれぞれ違う理解になっている、友人と一言で仲たがいする、部下が指示を違う意味に受け取る、といった形です。破軍星は合わなければ手を引く習慣がありますが、この年に急に手を引くと、言い争いや損失が増えやすくなります。先に話を最後までし、条件を書き出してから、離れるかどうかを決めてください。

奴僕宮が天同星と巨門星の組み合わせなら化権と化忌がそろい、協力関係のことはあなたが最終判断をする立場になり、そのときにいちばん言い争いになりやすくなります。天機星と巨門星の組み合わせなら化科と化忌がそろい、共同の成果は認められても、手柄が誰のものかでもめやすくなります。奴僕宮の対宮は兄弟宮、三合は子女宮と父母宮です。友人の側で何か起きると、年下の人や上司との線も一緒に動きます。

化権と化科:自分の命盤で確かめる

天同化権と天機化科は、兄弟宮・子女宮・疾厄宮・奴僕宮・田宅宮・父母宮のどれかに入り、その位置は紫微星(しびせい)がどこにあるかで変わります。化権や化科が疾厄宮に入れば、体のことは自分で決めることになり、生活リズムを整えるのにも向いています。父母宮に入れば、上司や役所に関わることが進めやすくなります。子女宮に入れば、年下の人や作品に成果が出ます。

未宮:この年に動くのはどの宮か

当サイトでは流年(年運)の命宮を年支の宮に置きます。2027年は未宮で、太歳(その年をつかさどる神)も同じ宮にいて、誰でも同じです。未宮が本命のどの宮に当たるかで、この年の出来事が主にどこに起きるかが決まります。命宮そのものが未宮にある場合だけを「太歳入命」と呼びます。手順は流年の十二宮で説明しています。命盤の上の流年は旧正月の元日(2027年は2月6日)で切り替わり、干支も中国や台湾の民間ではこの日に替わります。太歳には立春(2月4日)で年を替える説もありますが、紫微斗数の流年とは別の数え方で、日本で一般的な1月1日の切り替えとも違います。

未宮を流年命宮とすると、卯宮がこの年の財帛宮、亥宮が官禄宮、丑宮が遷移宮になります。未宮が本命の官禄宮に当たれば、職務や役割が動いているので、そこで初めて転職や立て直しを考えます。遷移宮に当たれば、外出や環境の変化が多くなります。田宅宮に当たれば、動くのは住まいや家財で、ちょうど丁年の化禄と同じ宮に重なります。大限が破軍星のある命宮を通っているなら、この10年はもともと変化が多い時期です。重ね方は大限と流年の見方、ひと月や一日の運は流月・流日の見方をどうぞ。

戌年(いぬ年)生まれの人は、2027年が「破太歳」に当たるとされます。日本の厄年に近い考え方ですが、生まれ年の十二支から見る話で、詳しくは干支別の2027年の運勢にまとめています。これは命宮の破軍星とは別の話で、二つを足して「2027年は必ず壊れる」と読むことはできません。

仕事とお金

自分から動きたいときは、道をつけてから壊します。次の話が八割方まとまってから退職したり、新しい方向は三か月ほど兼業で試してみたりしましょう。破軍星によくあるのは、辞めてから次がまだ決まっていないと気づくことです。

お金の面では、大きな出費の前に、これを使った後に何が残るかを自分に聞いてください。退職、引っ越し、大きな投資は、決めてから二週間待ち、あえて反対意見を言ってくれる人に聞いてもらいましょう。投資の前には専門家に相談してから決めます。

恋愛と体

恋愛で破軍星は思い立つとすぐに去ってしまいがちで、一度の大げんかで別れを切り出すことがあります。「別れる」「離婚」という言葉はけんかの中から外し、三日落ち着いてから話してください。2027年は夫妻宮に丁年の四化が入らないので、恋愛の変化は大限と未宮で見ます。

破軍星の疲れ方は、全力で走る、倒れる、回復する、また走る、の繰り返しになりがちです。毎日少し体を動かすほうが、月に一度激しく運動するより役に立ちます。決まった時間に寝るほうが、週末の寝だめより効果があります。健康の見方は健康の見方にまとめています。この一年、壊したくなったら、それが必要なのか飽きただけなのかを紙に書き出してから決めてください。