紫微斗数の命盤の出し方:無料の命盤でわかること、わからないこと
紫微斗数の命盤の出し方を、生年月日と時刻の入れ方から説明します。無料で作った一枚の命盤で性格の傾向や課題は読めますが、何月何日に何が起きるかは読めません。その線引きと、作った命盤の最初の確かめ方がわかります。
紫微斗数(しびとすう)の命盤の出し方は簡単です。生年月日、生まれた時刻、性別、生まれた市区町村を入れれば、無料で命盤を作成できます。できあがった一枚からは、あなたの物事の進め方、恋愛で繰り返しやすいパターン、いまの時期に重くなっている課題が読み取れます。一方で、亡くなる時期やお金が入る日、他人の心の中までは読めません。どこまで読めるかを先に知っておくと、命盤が役に立ち、大げさな言葉にも振り回されにくくなります。このコラムでは入力のしかたと、命盤でわかること、断定してはいけないことをまとめます。読み方そのものは命盤の見方をご覧ください。
命盤の出し方:西暦でも旧暦でもよく、時刻は空欄でもよい
生年月日は西暦(和暦でも可)と旧暦のどちらで入れてもかまいません。どちらでも同じ命盤になるので、自分で旧暦に換算しておく必要はありません。紫微斗数は旧暦で星を配置しますが、換算は作成のときに自動で行います。
生まれた時刻はわかれば入力し、はっきりしなければ無理に推測しないでください。時刻を空欄にしても命盤は作れます。各時刻(子の刻・丑の刻…)の命盤が一覧で出るので、いちばん自分らしいものを選びます。時刻が一つずれると十二宮がまるごと一つずつ動くため、当てずっぽうで入れるより空欄のほうが後で困りません。時刻が合っているか迷うときは、性格の土台と人生の大きな出来事から逆算します。方法は命盤が自分のものか確かめる方法に、時刻がまったくわからない場合は生まれた時刻がわからないときに書きました。
性別も正しく入れてください。作成したら、まず命宮と、いちばん気になっている宮を見て、気づいたことを一行メモし、すでに起きた出来事と照らし合わせます。
作った命盤で見られるところ
命盤の図では、十二の宮、主星、副星、四化(化禄・化権・化科・化忌)がすべて表示されます。どの宮も押すと開き、十二宮の配置はすべて計算済みです。宮ごとのわかりやすい解説は鑑定書で読めます。運勢のページには今日のひとことや今月の運勢があります。
命盤でわかること、わからないこと
いちばん確かに読めるのは、性格の土台と人生の課題です。命宮の主星からは物事に向き合うとき最初にどう動くか、夫妻宮からは親しい関係でどんなリズムにつまずきやすいか、疾厄宮からはどんな消耗が抜けにくいかがわかります。大限(10年運)は命盤に表示された年齢の範囲で見ます。その10年のテーマがどの宮に寄っているかは、図のその宮に示されています。紫微家の命盤には小限を表示していないので、図の中で探す必要はありません。今年、今月、今日の流れは運勢のページで見られます。
読めないのは、具体的な出来事です。何月何日に何が起きるか、誰が離れていくか、いつお金が入るかはわかりません。相手が心の中で何を考えているかも、亡くなる時期や金運の断定も出てきません。一つの星や一つの宮を判決のように言い切るのは、たいてい読みすぎです。照らし合わせる表として使ってください。同じ星でも入る宮が変われば意味は大きく変わるので、一つの宮だけ切り取って結論を出すと読み違えます。
一枚の命盤が語るのはあなた自身のことだけです。あなたの夫妻宮に書かれているのは、親しい関係へのあなたの姿勢、どんな人に惹かれやすいか、付き合いのどこでつまずきやすいかで、相手の容姿は書かれていません。二人の関係を見たいなら命盤を二枚並べる必要があり、相性で見られます。相性もあくまで照らし合わせるためのもので、どちらがどちらを損なうか、別れるべきかを決めるものではありません。
はじめて読むとき、読み違えないために
一つの宮だけでは当たりません。命盤全体で見ます。夫妻宮がにぎやかでも、対宮の官禄宮、三合の福徳宮、いまの暮らしと一緒に見て、はじめて「人を惹きつけている」のか「境界線を守れていない」のかが見分けられます。どのくらい当たるのかが気になる方は紫微斗数は当たるのかもどうぞ。
命盤を作ったら、すでに起きたことで確かめてみてください。転職、引っ越し、ある関係の始まりと終わり。そのとき大限がどの宮にあったかを照らし合わせます。合っていれば、命盤の方向は正しいということです。合わなければ結論を急がず、まず生年月日と時刻を見直しましょう。命盤ができたら、次は読み方と、命盤が自分のものかの確かめ方に進んでください。