公務員占い:向いているかを官禄宮と命宮で見る
公務員占いでは、受かるかより先に「受かった後に続けられるか」を見ます。官禄宮でルールや手順どおりに働けるか、命宮で年功の昇進や上からの管理に耐えられるかを、紫微斗数の命盤で確かめます。
公務員試験を考える人の多くは、まず「受かるかどうか」を気にします。紫微斗数(しびとすう)の命盤から見ると、先に考えたいのは受かった後の毎日です。書類は何段階もの決裁を通り、仕事には決まった手順があり、昇進は年次と人事評価で決まり、上の人が替われば自分もそれに合わせることになります。この働き方に落ち着ける人もいれば、3年目で辞めたくなる人もいます。公務員占いで見るのは主に二つの宮です。官禄宮はあなたの働き方、命宮はあなた自身がこうした管理のされ方に耐えられるかを表します。
国家公務員か地方公務員か、行政職か技術職か、警察官・消防官のような公安職かでも、毎日の仕事はかなり違います。以下では、星ごとに向きやすい職種の方向を挙げます。
官禄宮:ルールどおりに仕事を進められるか
公務員の仕事の大半は、決められたルールの中で物事をきちんと仕上げることです。天梁星(てんりょうせい)が官禄宮にある人は、審査やチェック、漏れがないかを確かめる役回りにもともと慣れています。監査、福祉行政、教育行政のような職種が合いやすいでしょう。天相星(てんそうせい)が官禄宮にある人は、規定の中で関係者を調整し、書類を整えるのが得意です。一般事務の担当業務、人事、総務を無理なくこなせます。天府星(てんぷせい)が官禄宮にある人は、守ることと、お金や資源の管理に強く、会計・財務・物品管理のような仕事が順調に進みやすくなります。
太陽星(たいようせい)が官禄宮にある人は、人と向き合う、表に立つ役割が必要です。市区町村の窓口(住民票や戸籍の手続き)、税務署の窓口、学校、公共サービスのような仕事なら手応えがあり、裏方にずっと閉じこもると意味を感じにくくなります。太陽星と天梁星が一緒に官禄宮にある場合は、人に尽くす面とチェックする面の両方があり、昔から官公庁や教職に縁があると言われてきました。ただしこれは働き方の傾向を言っているだけで、試験に受かるかどうかは別の話です。
七殺星(しちさつせい)、破軍星(はぐんせい)、貪狼星(どんろうせい)が官禄宮にある人は、変化があること、勝ち負けがあること、自分でやり方を変えられることを求めます。こうした命盤でも公務員にはなれます。大事なのは職種の選び方です。警察官・消防官・海上保安官、外回りの検査、工事現場の監督のような仕事のほうが、毎日同じ種類の書類を処理する部署より長く続きやすくなります。
命宮:ゆっくりとした昇進と上からの管理に耐えられるか
官禄宮が表すのは働き方、命宮が表すのはあなた自身の忍耐の形です。命宮に紫微星(しびせい)がある人は、尊重されたい、決める権限がほしいという気持ちが強い人です。公務員という立場は肩書きを与えてくれますが、与えるのがゆっくりなので、最初の数年、現場の担当者でいる時期は報われない気持ちになりやすいでしょう。命宮に天機星(てんきせい)がある人は頭の回転が速く、手順が遠回りだと変えたくなります。企画や分析が必要な職種を選ばないと、制度とずっと綱引きをすることになります。
命宮に天同星(てんどうせい)や太陰星(たいいんせい)がある人は、決まった生活リズムと見通しの立つ収入に安心するので、組織のペースにはたいてい馴染めます。気をつけたいのは動機です。本当にこの仕事が好きなのか、それとも家族を安心させたい、外の変化から逃れたいだけなのか。後者だと、受かった後にむなしさを感じやすくなります。
命宮に化権がある人は、自分の発言に重みがほしい人です。責任だけあって権限のない部署に長くいると、息苦しく感じます。命宮に化忌がある人は、「絶対に受かる」が自分を証明するための課題になりやすく、この生活を本当に望んでいるかを考える前に、数年分の時間をつぎ込んでしまいがちです。
父母宮:上司との付き合い方
官公庁は上下関係がはっきりしています。職場で見るとき、父母宮はあなたと上司、評価、書類の手続きとの関係を表します。父母宮が穏やかなら、上とのやりとりにあまり消耗せず、何段階もの決裁にもそれほど疲れません。父母宮に擎羊星(けいようせい)、陀羅星(だらせい)、火星(かせい)、鈴星(れいせい)があるか化忌があると、ある時期の上司とどうしても合わない、手続きそのものに本能的な反発を覚える、ということが起こりやすくなります。こうした命盤でも勤め続けることはできます。合わない上司に当たったとき、その数年をどう乗り切るかを先に考えておくことです。
先にこの生活を望むか決めてから、試験の話をする
二つの宮がどちらも合っていれば、公務員は真剣に考えてよい道です。一方は安定を、もう一方は挑戦を求めているなら、先に職種をしっかり選び、それから1〜2年かけて準備するかを決めましょう。向き不向きが整理できたら、どの年に全力を出す価値があるかは別の問題です。続けて合格占い:試験に受かる時期の見方を読んでみてください。
まず無料で命盤を作成して、自分の官禄宮と命宮の主星を確かめ、受けたい職種で実際にどんな仕事をするのかと照らし合わせてください。採用予定数、勤務地、給与のような現実の条件は、人事院や各自治体の試験案内で確認する必要があります。