吉日選び

吉日占い:紫微斗数で日取りは選べる?流日四化でできること・できないこと

紫微斗数の吉日占いでできることとできないこと。流日四化の出し方、流日で答えられる問い、当サイトが流日で日を除き順位を付ける方法、命盤二枚で残る日数の違い、時刻を流時で選ばない理由を整理します。

紫微斗数(しびとすう)で吉日を占うこと、つまり紫微斗数の吉日占いはできますが、使えるのは最後の段階だけです。紫微斗数の流日が答えるのは「この日はあなたにとって順調か」で、「この日は結婚に宜しいか」には答えられません。宜しいかどうかは暦書の受け持ちです。そのため当サイトの吉日選びでは、先に三つの関門を通します。暦がその用事に宜しいこと、大凶日を避けること、あなたの干支に冲(ちゅう)しないこと。残った日に対して初めて流日四化を使い、どの日を除き、どの日を上位にするかを決めます。

天機太陰子女甲寅巨門兄弟丙辰天相命丁巳天梁父母戊午廉貞七殺福徳己未田宅庚申官禄辛酉天同奴僕壬戌武曲破軍遷移癸亥太陽疾厄甲子天府財帛身乙丑紫微旺貪狼利禄夫妻宮乙卯土五局命主 武曲 身主 文昌陽男
サンプル命盤:夫妻宮を示しています。あなた自身の命盤ではありません

日本の吉日カレンダーにある大安・一粒万倍日・天赦日・不成就日などの暦注も、誰にとっても同じ日を示すもので、ここでいう「暦書」の段階にあたります。当サイトは日本の暦注ではなく中国の伝統的な暦書を使い、その最後の段階に紫微斗数の流日四化を加えています。

流日四化の出し方

流日四化はその日の天干で決まります。甲の日なら四化表の甲の行に従い、廉貞星(れんていせい)化禄・破軍星(はぐんせい)化権・武曲星(ぶごくせい)化科・太陽星(たいようせい)化忌です。乙の日なら天機星(てんきせい)化禄・天梁星(てんりょうせい)化権・紫微星(しびせい)化科・太陰星(たいいんせい)化忌に変わります(当サイトの四化表による)。天干は十で一巡するので、流日四化も十日で一巡し、同じ天干の日は四化がまったく同じです。

化忌は、心にずっと引っかかって手放せない事と考えてください。災難ではありません。流日化忌がどの宮に入るかは、その星があなたの本命の命盤のどの宮にあるかで決まります。甲の日は太陽星が化忌になり、あなたの太陽星が夫妻宮にあれば、その日の流日化忌は夫妻宮に入ります。天府星(てんぷせい)・天相星(てんそうせい)・七殺星(しちさつせい)は四化表に載っていないので、どの日にも化しません。当サイトでは台北のその日の正午の天干で流日四化を出しています。

流日は大限(10年運)、流年(年運)、流月(月運)の下にあるいちばん短い単位です。ふだんの読み方は流月・流日の見方をご覧ください。ここでは日を選ぶための使い方だけを扱います。

流日で答えられること、答えられないこと

問い答えるもの
この日は結婚・引っ越し・開業に宜しいか暦書の宜忌
この日は月破・歳破・楊公忌か暦書
この日は私の干支に冲するか日の十二支と生まれ年の十二支
この日は私がこの用事で見る宮に当たるか紫微斗数の流日四化
何年に結婚・引っ越しするのがよいか大限・流年。流日ではない
この日に何かが起きるか流日は答えない

流日四化は日の天干だけを見て、節気による月も、結婚か引っ越しかも区別しません。流日だけで選ぶと、冬至や月破の日も選ばれてしまいます。「紫微斗数の流日は正統の日取りと違う」と言われるのはこのためです。当サイトは両方を見ます。暦書で先に絞り、流日でそのあと並べます。

当サイトでの流日の使い方:一つ除き、二つ並べる

除く:流日化忌がその用事で見る宮か命宮に入る日は選びません。

上位にする:流日の化禄・化権・化科がその用事で見る宮に入る日は上位にし、化禄をいちばん上にします。

下位にする:その月の流月化忌が見る宮にある場合、日は使えますが順位を下げます。

用事によって見る宮が違います。

行う用事見る宮
結婚・婚約夫妻宮
引っ越し田宅宮
安床(ベッドを据える)田宅宮、夫妻宮
開業・仕事始め官禄宮、財帛宮
契約財帛宮、官禄宮
リフォーム田宅宮
遠出遷移宮
納車財帛宮
散髪命宮

同じ吉日でも、命盤二枚で除かれる日数は大きく違う

2027年の結婚で数えてみます。当サイトの吉日選びで使う暦データでは、この年に結婚に適した日は130日です。大凶日を除いたあと、二枚の命盤それぞれで二人の干支に冲する日を除きます。

  • 一枚目:夫妻宮に七殺星、命宮に紫微星がある。七殺星は四化を持たず、紫微星は化忌にならないので、流日化忌は一年中この二つの宮に入らず、84日から一日も除かれません。
  • 二枚目:夫妻宮に太陽星・巨門星(こもんせい)・文昌星(もんしょうせい)、命宮に天機星がある。甲の日は太陽星、丁の日は巨門星、辛の日は文昌星、戊の日は天機星が化忌になり、十の天干のうち四つで除くことになるので、95日が55日まで減ります。

二枚の命盤は同じ暦を使っているのに、結果は大きく違います。暦書による吉日選びでわかるのは「この日は誰にとっても使える」までで、「この日はあなたにとって使える」を分けられるのは流日の段階です。

時刻を紫微斗数の流時で選ばない理由

当サイトが示す時刻は、暦書の黄道の時刻を使い、紫微斗数の流時は使いません。『協紀弁方書』巻七は『神枢経』の黄道・黒道十二神を引いて「通書又専用之以選時」(暦書はもっぱらこれで時刻を選ぶ)としていて、時刻を選ぶのはもともと暦書のこの体系です。当サイトは日中の黄道の時刻から、あなたやお相手の干支に冲する時刻を除いて、最大三つを示します。

流日でしてはいけないこと

  • 流日でどの日に何かが起きるかを推しはからない。流日はその日の流れを見るだけで、本命・大限・流年の方向は動かせません。
  • 流日でするかしないかを決めない。結婚すべきか、店を開くべきかは、本命と大限に戻って見ます。
  • 流日で暦書の代わりにしない。暦が宜しくない日は、流日がどれほど良くても選びません。

この段階を試すなら、まず生まれた時刻を確かめてください。時刻が一つずれると、十二宮の位置がすべてずれ、見るべき宮も変わります。ページの最後であなたの命盤に合わせて選ぶと、結果には各日の流日四化が、あなたが見るべき宮に当たるかどうかも書かれます。同じ暦でも、一人ひとりの命盤に重ねると、残る日はそれぞれ違います。