2027年の入籍日・結婚式の日取り:吉日の選び方と夫妻宮の見方
2027年の入籍日や結婚式の日取りを、中国の暦と紫微斗数で選ぶ方法。入籍・顔合わせ・挙式・披露宴でそれぞれ何を見るか、四つの関門、二人の干支の冲、人気の日が自分たちに合うとは限らない理由、習俗の扱いを整理します。
2027年の入籍日や結婚式の日取りを中国の暦で選ぶなら、見るのは挙式(中国でいう迎娶、花嫁を迎える日)の日です。暦に「宜嫁娶(嫁娶に宜し)」と書かれていること、新郎新婦どちらの干支(えと)にも冲(ちゅう)しないこと、月破・歳破・楊公忌のような大凶日でないことが条件です。ここまでは同じ干支の人なら誰でも同じ結果になります。最後に二人の命盤を見て、その日の流日化忌が夫妻宮に入らないかを確かめます。化忌は凶兆ではなく、その日にその事で引っかかりやすく、気になりやすいという意味です。何年に結婚するかは別の問題で、結婚の時期の見方をご覧ください。ここでは、どの日にするかだけを扱います。
日本では大安・友引や天赦日・一粒万倍日を選び、仏滅や不成就日、寅の日を避けるのが一般的です。当サイトの吉日選びは六曜や日本の選日ではなく、中国の伝統的な暦書の宜忌に従います。大安も気になる場合は、当サイトで残った日のなかから大安の日を選ぶという重ね方ができます。
入籍・顔合わせ・挙式・披露宴、どれの日を選ぶか
| 場面 | 暦書で見る項目 | 日を選ぶか |
|---|---|---|
| 婚約(台湾の文定、香港の過大礼。日本の結納・顔合わせにあたる) | 納采、訂盟 | 伝統では選ぶ |
| 安床(新婚のベッドを据える) | 安床 | 伝統では選ぶ。挙式の前に |
| 挙式(迎娶) | 嫁娶 | いちばん重んじる日。日と時刻を選ぶ |
| 入籍(婚姻届の提出。香港では註冊) | 暦書にこの項目はない | 法律上の手続き。選びたければ嫁娶の日に合わせる |
| 披露宴 | 暦書にこの項目はない | 挙式と同じ日なら嫁娶で見る。別の日なら会場とゲストの都合で |
台湾の伝統的な暦書である農民暦は納采に「文定・過訂・完聘」、訂盟に「俗に小聘という」と注を付けているので、婚約はこの二項目で見ます。『協紀弁方書』巻十一は嫁娶と納采問名を別々の条にしていて、それぞれに宜忌があります。同じ日が婚約には宜しくても嫁娶には宜しくないことがあるので、結婚の日をそのまま婚約の日に使うことはできません。安床は挙式の前にします。選び方はベッドの買い替えに吉日はある?「安床」の考え方をご覧ください。
結婚の日取りの四つの関門
- 暦に宜嫁娶とある:宜に嫁娶があり、忌にないこと。
- 大凶日を避ける:月破・歳破・楊公忌・四離四絶は、誰にとっても同じです。それぞれの数え方は月破・歳破とはにまとめています。結婚ではさらに二種類を避けます。一つは八専日で、『協紀弁方書』巻十一の「嫁娶」の条が忌に挙げています。もう一つは二分二至(春分・夏至・秋分・冬至)の当日で、巻十が冬至・夏至・春分・秋分は「雖吉日亦不註」(吉日でも記さない)として嫁娶を挙げています。2027年の夏至(6月21日)は農民暦では宜嫁娶と書かれていますが、当サイトでは選びません。
- 二人の干支に冲しない:その日の十二支が誰の生まれ年の十二支と冲するかで、誰に冲するかが決まります。
- 命盤を見る:その日の流日化忌があなたの夫妻宮か命宮に入るなら選びません。流日の化禄・化権・化科が夫妻宮に入る日は上位にします。
四つを通ったら時刻を選びます。日中の黄道の時刻で、やはり二人に冲しないものです。
当サイトの吉日選びで使う暦データで数えると、2027年の一年で嫁娶に宜しい日は130日、大凶日・八専日・二分二至を除くと110日です。午年生まれと辰年生まれの二人なら、二人に冲する日を除いて84日残ります。暦書によって宜忌は少しずつ違うので、日数は割合の目安としてご覧ください。
式場の予約が埋まる人気の日が、自分たちの吉日とは限らない理由
最初の二つの関門は同じ暦を見ているので、誰にとっても同じです。平日を除くと、披露宴ができる良い週末は一年に限られ、自然とみんなが同じ日に集まります。日本で大安の土日から予約が埋まり、仏滅には割引プランが出るのと同じ構図です。
三つ目の関門から人によって分かれます。毎日冲するのは一つの干支だけで、その干支の人には避ける日でも、ほかの人には関係ありません。四つ目はさらに大きく分かれます。流日四化はその日の天干で決まり、十日で一巡します。化忌がどの宮に入るかは、その星があなたの命盤のどの宮にあるかで決まります。夫妻宮に七殺星(しちさつせい)、命宮に紫微星(しびせい)がある人は、七殺星は四化を持たず、紫微星は化忌にならないので、流日のこの関門で除かれる日は一日もありません。夫妻宮に太陽星(たいようせい)・巨門星(こもんせい)・文昌星(もんしょうせい)、命宮に天機星(てんきせい)がある人は、甲・丁・辛・戊の四つの天干の日に流日化忌が夫妻宮か命宮に入ります。同じ2027年に辰年生まれの相手と選ぶと、95日からさらに40日が除かれます。
ですから同じ日でも、隣のカップルには良い日であっても、あなたたちにはちょうど流日化忌が夫妻宮に当たる日かもしれません。
誰の干支で見るか:新郎新婦か、両家の親か
暦書は毎日「冲某(ある干支に冲する)」と書くだけで、誰を基準にするかは書いていません。『協紀弁方書』巻三十三は「太歳衝命最凶、月次之、日又次之、時為軽」としていて、日が干支に冲するのは最も重いものではありません。ただ結婚は二人のことなので、当サイトでは二人の干支をどちらも避けます。干支は旧正月ではなく立春で切り替えます。新暦1月・2月生まれの人は特に確かめてください。詳しくは相性の悪い干支「冲」とはをご覧ください。
民間には、新婦を主に見るやり方や、両家の親の干支まで避けるやり方もあり、地域によって違います。当サイトで避けるのは新郎新婦の二人だけです。家の年長者が気にするなら、選ばれた日のなかでその日が何の干支に冲するかを見て、親に冲する日を別の日に変えてください。
偶数月、旧暦六月、旧暦七月:民間の習俗で、地域によって違う
次の言い伝えは暦書の宜忌にはなく、当サイトでも別に除いてはいません。
- 偶数の月を選び、奇数の月を避ける。
- 旧暦六月を避ける。「半年妻(半年で終わる妻)」という言い伝えがあります。
- 旧暦七月(鬼月)を避ける。
- 閏月、清明節の前後、家族の喪が明けて百日たたないうちを避ける。
旧暦七月でいえば、2027年の七月は新暦8月2日から8月31日で、最初の二つの関門を通る嫁娶の日はまだ10日あります。家でこうしたことを気にするなら、日付の範囲を選ぶときにその月をそのまま飛ばせば十分です。
二人の夫妻宮を一緒に見るには
吉日選びでは一度に一枚の命盤で流日を見て、お相手は生年月日だけを入れて干支を避けます。二人の夫妻宮をどちらも見たいなら、二回選んでください。一回目はあなたの命盤でお相手の生年月日を入れて選び、二回目はお相手の命盤であなたの生年月日を入れて選び、両方に出てきた日を取ります。二人の相性と日取りは別のことです。相性は二人を並べたときの付き合い方を見るもので、日取りはどの日に行うかだけを見ます。二人が合うかどうかは相性へ。
まず二人の生年月日と生まれた時刻を用意してください。時刻によって夫妻宮がどの位置に来るかが変わります。結婚の日取りを選ぶから直接選ぶか、ページの最後であなたの命盤に合わせて選べます。暦が示すのはみんなで共有する部分で、同じ日があなたたち二人にとって順調かどうかは、二人自身の命盤で決まります。